中国(無錫)の思い出と日本の日常

三年間の中国生活を終えて完全帰国
(2008年10月〰2011年9月)

帰国後の日常生活も。

東京に来てみると・・・・

2011年03月19日 | 日記
新幹線も東京に近づくにつれ、下り線で待ってる人が多くなってくる。
日常のことかも、と思うけれど・・・・
やっぱり関東から関西へ移動する人が多くなっているのかも・・・と、思う。
中央線の中、乗客は黙っ~て静かに乗っている。
東京の中を移動してる人たちは、ヒシヒシとこの状況を感じてるようだ。
地震、津波、原子力発電所事故・・・・
それに伴う、あまりにも酷い悲惨な状況。
その中で、今も必死に命かけて働いてる人たちがいること。
それが身近かに感じられるから、祈るような気持ちで無口になっているのだと思う

計画停電あり。
計画と言っても停電になってしまうと、実に暗くて不便だ。
避難してる人たちの過酷さを思うから、じっと我慢するが・・・・
今までだったら、苦情が殺到するような事態だ。

街に出ると幹線道路のガソリンスタンドには長蛇の列の車で渋滞。
他のスタンドは営業休止。

スーパーの中は、パン、水、卵、インスタント食品類は、売り切れ。
朝早く開店前から並んでいる、おじさん、おばさんたち。

テレビでは連日、原子力発電所のことで持ちきり。
放射線の怖さや、現在、大変な思いをしながら働いてくれてる人たちの様子を流している。
避難所生活の困窮さも、行方不明者の捜索のことも・・・
知れば知るほど辛くなってくる。

しかし、今は、みんなの頑張りどころだと思う。
停電も、渋滞も、多少の食品が無くなるのも、我慢できる。
東京はまだまだ大丈夫なのだから・・・今は我慢だ。


被災者の人たちが、少しでも、涙が薄れるように~・・・

東京に来て・・・・切に感じる