リスナーからの『BG』への細かな疑問やつっこみに
「皆さん以上に、BGマニアの僕が答えさせていただきます。」と楽しそうに答えてたワッツ。
最初に、瞬が朝食を食べてるテーブルにあったDVDは、映画「ボディガード」?という質問。
拓哉君も気になって確認したけど、パッケージとして存在しただけで、何も書いて無いものだったという、
でも、あれは、もしかしたら・・・と。
ということで、BGマニアの拓哉が答える『BG』終盤の場面への質問。
1つ目「ラーメンを食べるシーン」
台本上は、瞬が『これ、何味?』聞いて、章が『え、目玉焼き味』と答えるとあるけど
『目玉焼き味』と、僕だけが発言して言うよりも、置いてある蓋をそのまま瞬に見せて食べ続けるという風に持っていきたかった。
本番上、目玉焼きのパッケージが描かれている表紙を瞬に見せようと思って、そのまま置いた。
これはアドリブというよりかは・・・・何て言えば良いんすかね。
脚本上、言葉だけで無く絵で瞬にわかりやすく伝えようかなぁと思って、そのまま置いた次第です。
ね。いろいろ、いろいろ、考えるわけですよ。
だって、あれをひっくり返しておいといて、それをひっくり返しす、。lこの秒数って
そのままみせるのと、ひっくり返してみせるのとでは、秒数変わってくるんですよ、
その秒数が、記録さん達から言うと、「あ~”、3”早いな。」次のCMにするタイミングがずれるな・・・・。
ストップウォッチの世界で編集しているので、ちょっとでも早く見せたいので、。
普段は、もちろん濡れてる方は上にしておきます!
いろいろ考えるわけですよ・・・って、言った拓哉。
台本を読んで、そのシーンを頭の中で構築して、で、どうすればより観てる人に伝わるかを考える。
ほんと、綿密に、繊細に、そのシーンを作り上げてるんだよね。
アドリブ(思いつき)ではなく、ずっと、計算してる。
ワッツに、よく、「これは、アドリブですか?」って質問がくるけど、
「現場で作り上げたもの」であり、「よりよくするために考え抜いたもの」なんだよね。
今度は、現場で作り上げたシーン2つ。
一つ目。
村田課長と肉まんを食べるシーンの『いただきまーす!』
これは、村田課長が肉まんを持ってきてくれて、2人で口に持っていくっていうところまで撮影したんですけど。
本来なら、あの前でカットが係るはずだったけど、村田課長がお芝居を続けてくださって
『ああ、冷めないうちに、どうぞ!』って、
村田課長が亡くなったのが7話だよね?その流れもあって、
ちょっとでもなんか、食べるとか、少しでも村田課長との時間というものを過ごしておこうということで。
それで、村田課長が「さめないうちにづぞ、ここのの肉まん旨いんですよ」
章も食べて「ああ、これ、ヤバイ、」って、言って続けて、しばらく食べてましたね。
編集ではあそこまで使われていたという結果なんですけど。
でも、食べる前に『いただきます』は言いませんか?1人でも言うかもしれない、
これは言って良いですよね?
なので、僕は普段から言ってると思います。
2つめ
村田課長の息子さんをマスコミから護る所で、外の様子を見た章が仲間に身振りでした合図。
あの、合図。
脚本上には、言葉なく、高梨、まゆさん、沢口にボディランゲージで伝えるみたいに書いてあるんだけど。
仕草としては細かく書いてなかった。
現場で、マスコミさん達あ、ああいるんぁって、振り返って
どうすれば、みんなに伝わるか!!
あそこに至るまで3パターン、4パターンやってみたんですけど、一番短く済むのがこれだった。
長い時間をかけたくない。
分かり合ってる奴らだったら、すごい短い時間で相手が言ってること、思ってることを、そのジェスチャーひとつで把握できた方がチーム感がある。
なので、できるだけ時間のかからない、パッパッと代わって2人が警護、2人が行け!っていう合図にさせていただきました。
日ノ出警備保障の身辺警護課のみんなは、それぞれの任務に今日もついてると思いますので。
また、ひょっこり現れた際には、是非是非応援してあげてくださいって、拓哉。
期待してます!!!
「クライアントを護るために、頑張って来た日の出警備保障の皆さんお疲れ様でした。」
そうだね、熱かれ様でした。
そして、ありがとうございました。
その3.
第8話のあの力比べをして手を握り合うシーン、あれは号泣しました。
ちょうど、24歳の息子と主人と3人で観ていたのですが、
息子が「俺もよく父ちゃんにやられたんやってなー。あれめちゃ痛いんやってー!」とポツリ。
いや、あの力比べのシーンは、
あまりスキンシップが無かったなと思って、章と瞬。
おれ、m今回危ない仕事にいかね区手は生けなくなった。
いつもじゅなん。
端から見たら2人のあいだでは力の入れ合いみたいな関係なんですけど、
第三者から見たら、なんか、見た感じ2人が握手してるように見えたらいいな。
”一瞬でも”見えたらいいなと思って。
前の日に作戦を立てていって、当日ロケやった時に、テストの時にいきなりやってみたんですよ。
「お前どれぐらいの力になってるか、やって見ろ」
そしたら、”何やってるんですか?この人?”みたいな感じで見られたんだけど、
監督もすぐに汲み取ってくれて、
「ほら、お父さん言ってくれてるよ。瞬、そういう時どうする?」って言ったら、瞬が手を握ってくれて。
ギューって力入れるんだけど、”まだまだだな”と思って、『そんなもん?』って言ったら、頭きて”グー!”って握ってきて。
”こんな力出せるようになったんだ、大きくなったなこいつ”と感じとった後に、
”おまえ、まだまだだぞ”っていうのを、こっちが握り返して
「痛って!!!」って放すまでやるっていうのをやってみたくて、やったシーンですよ。
だから、あそこはストップウォッチを握りしめている記録さんからすると、
”なに、あなたたち勝手に伸ばしてんのよ”っていう風に思われたと思うんですが、
監督は「あれ、アリでいいと思います」と言ってくれて、結局アリになりました。
そして、一番多かったこの質問は、あの人について。
その4.
矢沢永吉さんの存在感、短い時間だったけど本当に凄かったですね。
現場での、矢沢さんとのエピソードが何かあったら教えてください。
実際に、矢沢さんが・・・・
というか、いろんな話し合いが持たれたんですよ。
いろんな人の候補が上がったんですけど、身辺警護のスタッフがいて、何の嫌味にもならない人って、なかなかいない。
存在が”バンッ!”と車から降りた瞬間に、何の説明もいらない方ってどなたなんだろう?と思って。
それで、 頭の中に閃いたのが矢沢さんだったんですよ、
ほんで、プロデューサーの皆さんに「矢沢さん、どうっすか?」って言ったら、
”いや、ないないないない、無理ムリムリ、誰も知らないし”ってなったんで。
「誰も知らないって言う条件は、おいといて、聞くだけ聞いてみませんか?」って。
本当のラストシーンで、
「島崎章たちが今も前に向かって歩んでますよっていう、
そのラストシーンで、クライアントとして登場していただけたら嬉しいです」
というのを、そのまま伝えてくださいと言ってお願いしたら、
「矢沢さんからOK出ました」っていうことになり。
それは、すごい、願ったり叶ったりだし、”よし!!嬉しい!”ってなったんだけど
「矢沢さんOKだとしても、場所は?」っていうことになり。
撮影撮影当日が日曜日だったんですよ。
その日、いろんなところに当たったんですけど、
東京ドームダメでした、さいたまスーパーアリーナダメでした。
横浜アリーナダメでした。、横浜スタジアムダメでした、味の素スタジアム・・・全部ダメで、
「じゃあ武道館は?」って言ったら、
スタッフが「武道館貸してくれないですから」ってなり、
「なんで、貸してくれないんですか?」って言ったら、
「たいてい、あそこは貸してくれないですよ」っていう風になったから、
「矢沢さんが歩かれる場所なので、武道館に一回聞いてみてもらってもいいですか?』
」って言ったら、OKが出まして。
エキストラのみなさんには、誰が来るって説明してなかったんですよ。
ご本人が到着されて、エキストラのみなさんが並んでくださってる中を歩いてきたんですよ。
そしたらみんな、”えっ!えっ!エッ!えっ!”っていう感じになって。
え!嘘でしょ!!っていう感じの、みんなのクエッションに対して
矢沢さんが、空を指差して応えたんですよ、”どお?”っていう感じで。
そしたら、”うわーー!!!!!!(すごい歓声)”ってなった。
僕は、「本当にありがとうございます」って頭を下げたら
「よろしく」って言って手を出してくれたので、両手で握手させていただいて。
矢沢さんが気付いてくれたから嬉しかったんですけど、
僕に「あのナンバーって、わざと?」って言うから、
「ああ、はい、わざとだと思います。美術スタッフの遊び心だと思います。」って言ったら、
「嬉しいね、914、僕の誕生日」って言って、すごいノリノリで、結果4回くらい同じことやってくれました。
「皆さん以上に、BGマニアの僕が答えさせていただきます。」と楽しそうに答えてたワッツ。
最初に、瞬が朝食を食べてるテーブルにあったDVDは、映画「ボディガード」?という質問。
拓哉君も気になって確認したけど、パッケージとして存在しただけで、何も書いて無いものだったという、
でも、あれは、もしかしたら・・・と。
ということで、BGマニアの拓哉が答える『BG』終盤の場面への質問。
1つ目「ラーメンを食べるシーン」
台本上は、瞬が『これ、何味?』聞いて、章が『え、目玉焼き味』と答えるとあるけど
『目玉焼き味』と、僕だけが発言して言うよりも、置いてある蓋をそのまま瞬に見せて食べ続けるという風に持っていきたかった。
本番上、目玉焼きのパッケージが描かれている表紙を瞬に見せようと思って、そのまま置いた。
これはアドリブというよりかは・・・・何て言えば良いんすかね。
脚本上、言葉だけで無く絵で瞬にわかりやすく伝えようかなぁと思って、そのまま置いた次第です。
ね。いろいろ、いろいろ、考えるわけですよ。
だって、あれをひっくり返しておいといて、それをひっくり返しす、。lこの秒数って
そのままみせるのと、ひっくり返してみせるのとでは、秒数変わってくるんですよ、
その秒数が、記録さん達から言うと、「あ~”、3”早いな。」次のCMにするタイミングがずれるな・・・・。
ストップウォッチの世界で編集しているので、ちょっとでも早く見せたいので、。
普段は、もちろん濡れてる方は上にしておきます!
いろいろ考えるわけですよ・・・って、言った拓哉。
台本を読んで、そのシーンを頭の中で構築して、で、どうすればより観てる人に伝わるかを考える。
ほんと、綿密に、繊細に、そのシーンを作り上げてるんだよね。
アドリブ(思いつき)ではなく、ずっと、計算してる。
ワッツに、よく、「これは、アドリブですか?」って質問がくるけど、
「現場で作り上げたもの」であり、「よりよくするために考え抜いたもの」なんだよね。
今度は、現場で作り上げたシーン2つ。
一つ目。
村田課長と肉まんを食べるシーンの『いただきまーす!』
これは、村田課長が肉まんを持ってきてくれて、2人で口に持っていくっていうところまで撮影したんですけど。
本来なら、あの前でカットが係るはずだったけど、村田課長がお芝居を続けてくださって
『ああ、冷めないうちに、どうぞ!』って、
村田課長が亡くなったのが7話だよね?その流れもあって、
ちょっとでもなんか、食べるとか、少しでも村田課長との時間というものを過ごしておこうということで。
それで、村田課長が「さめないうちにづぞ、ここのの肉まん旨いんですよ」
章も食べて「ああ、これ、ヤバイ、」って、言って続けて、しばらく食べてましたね。
編集ではあそこまで使われていたという結果なんですけど。
でも、食べる前に『いただきます』は言いませんか?1人でも言うかもしれない、
これは言って良いですよね?
なので、僕は普段から言ってると思います。
2つめ
村田課長の息子さんをマスコミから護る所で、外の様子を見た章が仲間に身振りでした合図。
あの、合図。
脚本上には、言葉なく、高梨、まゆさん、沢口にボディランゲージで伝えるみたいに書いてあるんだけど。
仕草としては細かく書いてなかった。
現場で、マスコミさん達あ、ああいるんぁって、振り返って
どうすれば、みんなに伝わるか!!
あそこに至るまで3パターン、4パターンやってみたんですけど、一番短く済むのがこれだった。
長い時間をかけたくない。
分かり合ってる奴らだったら、すごい短い時間で相手が言ってること、思ってることを、そのジェスチャーひとつで把握できた方がチーム感がある。
なので、できるだけ時間のかからない、パッパッと代わって2人が警護、2人が行け!っていう合図にさせていただきました。
日ノ出警備保障の身辺警護課のみんなは、それぞれの任務に今日もついてると思いますので。
また、ひょっこり現れた際には、是非是非応援してあげてくださいって、拓哉。
期待してます!!!
「クライアントを護るために、頑張って来た日の出警備保障の皆さんお疲れ様でした。」
そうだね、熱かれ様でした。
そして、ありがとうございました。
その3.
第8話のあの力比べをして手を握り合うシーン、あれは号泣しました。
ちょうど、24歳の息子と主人と3人で観ていたのですが、
息子が「俺もよく父ちゃんにやられたんやってなー。あれめちゃ痛いんやってー!」とポツリ。
いや、あの力比べのシーンは、
あまりスキンシップが無かったなと思って、章と瞬。
おれ、m今回危ない仕事にいかね区手は生けなくなった。
いつもじゅなん。
端から見たら2人のあいだでは力の入れ合いみたいな関係なんですけど、
第三者から見たら、なんか、見た感じ2人が握手してるように見えたらいいな。
”一瞬でも”見えたらいいなと思って。
前の日に作戦を立てていって、当日ロケやった時に、テストの時にいきなりやってみたんですよ。
「お前どれぐらいの力になってるか、やって見ろ」
そしたら、”何やってるんですか?この人?”みたいな感じで見られたんだけど、
監督もすぐに汲み取ってくれて、
「ほら、お父さん言ってくれてるよ。瞬、そういう時どうする?」って言ったら、瞬が手を握ってくれて。
ギューって力入れるんだけど、”まだまだだな”と思って、『そんなもん?』って言ったら、頭きて”グー!”って握ってきて。
”こんな力出せるようになったんだ、大きくなったなこいつ”と感じとった後に、
”おまえ、まだまだだぞ”っていうのを、こっちが握り返して
「痛って!!!」って放すまでやるっていうのをやってみたくて、やったシーンですよ。
だから、あそこはストップウォッチを握りしめている記録さんからすると、
”なに、あなたたち勝手に伸ばしてんのよ”っていう風に思われたと思うんですが、
監督は「あれ、アリでいいと思います」と言ってくれて、結局アリになりました。
そして、一番多かったこの質問は、あの人について。
その4.
矢沢永吉さんの存在感、短い時間だったけど本当に凄かったですね。
現場での、矢沢さんとのエピソードが何かあったら教えてください。
実際に、矢沢さんが・・・・
というか、いろんな話し合いが持たれたんですよ。
いろんな人の候補が上がったんですけど、身辺警護のスタッフがいて、何の嫌味にもならない人って、なかなかいない。
存在が”バンッ!”と車から降りた瞬間に、何の説明もいらない方ってどなたなんだろう?と思って。
それで、 頭の中に閃いたのが矢沢さんだったんですよ、
ほんで、プロデューサーの皆さんに「矢沢さん、どうっすか?」って言ったら、
”いや、ないないないない、無理ムリムリ、誰も知らないし”ってなったんで。
「誰も知らないって言う条件は、おいといて、聞くだけ聞いてみませんか?」って。
本当のラストシーンで、
「島崎章たちが今も前に向かって歩んでますよっていう、
そのラストシーンで、クライアントとして登場していただけたら嬉しいです」
というのを、そのまま伝えてくださいと言ってお願いしたら、
「矢沢さんからOK出ました」っていうことになり。
それは、すごい、願ったり叶ったりだし、”よし!!嬉しい!”ってなったんだけど
「矢沢さんOKだとしても、場所は?」っていうことになり。
撮影撮影当日が日曜日だったんですよ。
その日、いろんなところに当たったんですけど、
東京ドームダメでした、さいたまスーパーアリーナダメでした。
横浜アリーナダメでした。、横浜スタジアムダメでした、味の素スタジアム・・・全部ダメで、
「じゃあ武道館は?」って言ったら、
スタッフが「武道館貸してくれないですから」ってなり、
「なんで、貸してくれないんですか?」って言ったら、
「たいてい、あそこは貸してくれないですよ」っていう風になったから、
「矢沢さんが歩かれる場所なので、武道館に一回聞いてみてもらってもいいですか?』
」って言ったら、OKが出まして。
エキストラのみなさんには、誰が来るって説明してなかったんですよ。
ご本人が到着されて、エキストラのみなさんが並んでくださってる中を歩いてきたんですよ。
そしたらみんな、”えっ!えっ!エッ!えっ!”っていう感じになって。
え!嘘でしょ!!っていう感じの、みんなのクエッションに対して
矢沢さんが、空を指差して応えたんですよ、”どお?”っていう感じで。
そしたら、”うわーー!!!!!!(すごい歓声)”ってなった。
僕は、「本当にありがとうございます」って頭を下げたら
「よろしく」って言って手を出してくれたので、両手で握手させていただいて。
矢沢さんが気付いてくれたから嬉しかったんですけど、
僕に「あのナンバーって、わざと?」って言うから、
「ああ、はい、わざとだと思います。美術スタッフの遊び心だと思います。」って言ったら、
「嬉しいね、914、僕の誕生日」って言って、すごいノリノリで、結果4回くらい同じことやってくれました。