笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

役を生きる (194年 舞台)

2021-02-03 | 大好きな記録&記憶
1994年2月 『洒落男たち~モダンボーイズ』
これが、今のところ、木村拓哉の最終舞台。

このモダンボーイズの舞台は、NHKの”劇場への招待”という番組で放送されたのを
DVDとして、持っているので、何度も見た。

役名は、 「矢萩雄治」
共産主義の帝大生。                 

警察に追われて劇場に逃げ込み。
身を隠すため衣装を着て舞台に出たら、歌とダンスで一気にスターに。
”舞台の神様に好かれた男”
浅草レビューのスターとしての芸名は「浅草エディ」

舞台俳優としても素晴らしい力量の持ち主の平田満さんが、
エディを引きこんだ劇団の作家菊谷栄として舞台を引っ張って言ってくれている。
菊谷栄は実在の人物で、エノケン劇団を陰で支えた作家だと言われている人。

↓は、モダンボーイズの制作発表会のショット。


写真左から・・・木村拓哉=矢作雄治 有森也実=若月夢子 
河毛俊作=演出 平田満=菊谷栄 横内謙介=脚本

河毛監督は、フジテレビのプロデューサー。
この後拓哉君とは、1997年「ギフト」2001年「 忠臣蔵1/47」で監督されている。

↓は舞台稽古のレポ


パンフより~TOKYO演劇フェア1994年2月4日~13日


拓哉君が、力一杯「矢萩雄治・浅草エディ」を生き、歌い踊った。
「洒落男たち~モダンボーイズ」の舞台は、浅草にある劇場の舞台裏。
舞台野小道具が置かれ、化粧台が有り、ステージ中央には、舞台へ上がる階段がある。

(ストーリーを追って紹介するか、感想を中心にするか、書き方をいろいろ悩んでみたけれど¥・・・・
 当時の雑誌の記事と、NHKの劇場中継の映像のキリトリと使って書いていくことにしました。
 舞台上できらめいている様子が少しでも伝わったら嬉しいな。)
 
当時の様子が紹介された後に、本編のスタート。
座付き作家の菊谷栄を演じる平田さんがいる。
そこに同郷の工藤があらわれプロレタリア革命を志す同志として帝大生の矢萩を紹介。

帝大生・黒い詰め襟の学生服姿の矢萩。
凛々しくて、カッコイイ!!!

ある日、その矢萩が、警察に追われて逃げ込んでくる。
菊谷は、警察の目をごまかそうと矢萩の服を脱がせ顔に芸人のように白塗りをするよう指示するが・・・
追ってきた警察は、楽屋の隅で背を向けている矢萩を見つけ問いただす。

あわてて学生服を隠したため、シャツとズボン下のスタイル、白塗り途中の顔で引き出される矢萩。

菊谷は、「コーラスボーイ」だと、矢萩のことを紹介する。
不審が強まる警察官の前で、「コーラスボーイ浅草エディとして」好きな歌を披露するようにいう。

♪~When whippoorwills call 
   And evening is nigh
 と、当時流行った「♪~My Blue Heaven」を歌い始める矢萩。

当然無伴奏だけど、最初はおずおずと、そして徐々に、はっきりと歌を描いていく、
拓哉君の伸びやかで素直な歌声がステージいっぱいに響く。
とっさにコーラスボーイとは言ったものの、ここまで歌えると思ってもいなかった菊谷達が思わず拍手。
こうして、「浅草エディ」としてレビューのステージに立ちようになった矢萩雄治。
彼は、プロレタリア革命が出来ないもどかしさに時にいらつきながらも
ひとたびステージに立つと、拍手喝采で、
「舞台野神様に好かれてる!!」と、周りの人達にも言われるほどの素晴らしいオーラを放ち、
自らも、ステージからおりても、その陶酔から冷めないほど
バラの花をくわえたエディは、色っぽくて、華麗で!!!
まさに、舞台の花として輝いてる。

拓哉21歳。

「洒落男たち~モダンボーイズ」の舞台より・・・・。


”舞台の神様から好かれた男””といわれたエディ。
舞台の彼から放たれるオーラに観客が酔い、その観客の興奮が、舞台エディに・・・。
魂が抜けたようになって舞台裏に戻ってきたエディ。

浅草のレビューを描いているこの舞台、
矢萩としてアカペラの歌声をはじめ、舞台の中でタップを踏んだりダンスポーズを決めたり。
夢子とのダンスもあったし、ハーモニカも聞かせてくれた。

舞台中継のそのシーンをコマ送りのように、つなげてみました。
華麗に踊る拓哉君の雰囲気だけでも伝わると嬉しいな。


細かいタップが華麗に決まっています。
ダンスの中での上着の扱いも上手い!!
色っぽい!!


浅草に来る前に関わった男とのいざこざから逃れるため、一座を離れ上海に旅立とうとする夢子にプロポーズするエディ
でも、夢子はエディの前で、追ってきた男の銃弾に倒れる。

そして、菊谷にも召集令状が・・・・。
故郷から入隊するために浅草を去る菊谷との別れのシーン。

エディは、ハーモニカを吹き、歌い始める
曲は、「♪~My Blue Heaven」

エディが、♪~When whippoorwills call  And evening is nigh 
I hurry to my Blue Heavenと歌いその後、ステージの人全体で日本語歌詞で歌う♪~夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空  日暮れて辿るは わが家の細道
 


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