むかし、むかし、アヒルの家族の中に、一羽だけ、みんなと色の違うヒナがいました。
みんなと違うヒナは、みにくいアヒルの子と呼ばれ、兄弟や池の周りのみんなからいじめられていました。
みにくいアヒルの子は、悩みました。
自分はどうしてみんなと仲良くなれないのだろうか・・・
自分がいけないのだろうか・・・
しかし、悩み続けたみにくいアヒルの子は、本当は、他のアヒルや鳥達、誰もがうらやむ白鳥でした。 と言う話。
今の世の中、学校や会社など、集団・組織の中にいると「私は、間違っているのだろうか?」
「私一人が、皆と違うのだろうか?」 と思ってしまう時はありませんか。
いやいや、正しい信念を持って頑張っているあなた。
決して間違ってはいませんよ。
大丈夫です。そんな時こそ、決して悩まず、誇りに思って下さい。
いつか必ず、羽ばたきます。
あの美しい白鳥のように・・・
合掌 栄久山 妙善寺