未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

少年部審査会【後半】

2015-06-07 23:54:21 | 審査会
続いて後半は黄帯~茶帯(4級~1級)。
流石にこの帯になると気合い等はしっかりしているので技術面に目を光らせられます。

黄帯。
全員何かしら注意点があります。次は青帯ですが、現段階では差があり過ぎる印象。次回審査までに解消する意気を見せてね。

青帯。
全体的に良く出来ていたと思います。上記の通り黄帯との差は歴然でした。帯では一つしか変わりませんが壁の高さを感じさせたのではないでしょうか。
初級帯の頃はいつも何か注意を受け引っ掛かっていた子がここへ来て躍進。素晴らしい安定感。頑張りは裏切らないなと嬉しくなりました。

緑帯。
基本稽古等の技術面では皆大差ないものの、組手では同じ帯と思えぬ程差が広がってしまってます。次は黒帯を目指す訳ですから特に6年生は限られた時間で如何にそれを克服するかです。最後に泣かないように頭も体も使っていきましょう。

茶帯。
女子2名。彼女達は文句なし!周りとの体格差を物ともせず力も技術も、そして気合いも十分でしたね。並の男子では太刀打ち出来ない当に女傑と言えるでしょう(笑)
普段は大人しいと言うか控え目な子なので今後は黒帯としてどう引っ張っていくのかに期待しています。


さて、しかしながら此方も約半数が保留及び注意ありなのです(苦笑)より細部まで見られると謂うことですね。此処までは順調に上がって来てても洗礼を受ける結果になってる子も居ます。

惰性では上まで辿り着けません。
重みを感じながら明日からまた稽古に勉強に勤しんでくださいね。




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少年部審査会【前半】

2015-06-07 23:17:08 | 審査会
午後から始まった審査会。先ずは白帯~紫帯(七級~五級)の子達です。

白帯。
特に最前列の気合いが無かったのが残念。白帯だからこそ技能より其処を見られるのは稽古でも伝えてきた通りやはり先生方から指摘がありました。

柿帯。
良い子とそうでない子の差がハッキリでてました。良い方は飛び級も出ていますが一方では基本稽古で終始下を向いてたり欠伸をする集中力の面でチェックが入る子であったり連続蹴りの蹴り方やミットの持ち方、力強さでチェックが入っていたり様々でした。

紫帯。
ここでも成績はくっきり二分。柿帯の時に受けた指摘を改善してないまま来ている子は同じチェックが入ってます。ここから先に進める子と足止めを食らいそうな子と…。この帯の卒業がある意味で一里塚とも言えるでしょう。引き摺るものを残さないように。


全体を通して思ったのは、初心の段階とはいえ帯を上げるとはどういう事かを考えて普段の稽古に取り組んだ方が良いということです。

実は今回この初級帯に保留或いは注意のある子が半数もありました。
帯が上がると当然嬉しいのですがそんなのは初めだけで、時間が経つ毎にそれだけでは済まなくなって来ますからね。次に巻く帯が自分を締め付けるものにならないよう励んでいきましょう。

教えることはいくらでも出来ますが感じ取らせるのはまず不可能。今日手伝いに来てくれていた中学生の2人は白帯の時から黒帯を巻く姿が容易に想像出来たものです。

勢いある姿で姿勢。未来の黒帯の姿を思わせる姿勢を見せよう。






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廃線散歩 弐

2015-06-07 00:43:24 | 日記
廃線散歩 壱の続き。

少し進んで行くと
楽しそうな岩場が下に見えます。覗き混みすぎて落ちないように。若い夫婦はカメラに夢中で小さい子の手は離さないようにね。

そしてそこを越えると
枕木出現!大人でもなんかウキウキします(笑)

そして枕木もーええわと思い始める頃…
トンネル出現。息子は電車好きですがお目当はこのトンネル。

かなり暗いです。懐中電灯は必携。
但し中に蛾あり。一番目のトンネルでは一匹顔にダイブしてきました…。額に着けるタイプは勇気いるかも。

そんなに長くない一番目のトンネルを抜けると早い段階で二番目のトンネルが。
此処は長い。一番長いのです。そして暗すぎます。
枕木を立て掛けてますし灯無しでは危険。枕木の意外な大きさにビックリ。重量もあるので若いのが群れて調子こいた末に倒して遊ぼうなどと思わないように。

三つ目は数に入るのか、数歩で通過できるトンネルがあります。その少し先に四番目。
出口には鉄橋がみえます。これはカッコイイ!Stand By Meが頭の中をリフレイン。ここから川が左手に。

この先で休憩していた可愛いお姉さん二人にはしっかり挨拶した息子。

此処を越えたらまたトンネルが。ここは足場が悪いので注意。
何度も蹴躓き、何度も蛾が頭に当たりました。蛾の生息率がダントツ。

少し歩くと枕木ベンチが。暫し休憩。
しかしJRも立ち入り禁止だ、落石事故の責任は一切負わないだと景観を乱す程看板立てる割にはこんなサービスするんだなあと。

電車乗って来てくれる。しかし封鎖すると需要が激減。緩く禁止を匂わす事で事故の責任は回避したい。
うーん、体質バリバリ。

閑話休題。
少し進むと親水広場という場所が。ここも整備されてる(苦笑)
若者御一行が石投げて的に当てては喜んでます。価値観は色々。

水は綺麗ではありません。
でも触る。

そしてまたこんなものが。
結局歓迎なんだな。

ここまで来るとあと少し。
「まだあるんかい!」と突っこむ息子。父ちゃんもそう思う。

あと1km!!
そういえば御手洗は生瀬側から来るとここまでありません。そして350m頑張っても激臭で使いたくありません。駅の近くに割と綺麗なのがありました。

左前方に特急きのさきが走ったのが見えたので駅は左手。
生瀬駅から二時間程でしょうか。

出口にはこれ。
ダブルスタンダードとは当にこれ。

武田尾出入口を左に暫く歩くと武田尾駅がありました。
割と本気で切符の買い方が分かりませんでした(笑)

土曜日ですが人も少なく静かでとても楽しめました。
置き去りにされた文明と変わらず傍に在る自然、というのが男心を擽りますね。

よい疲れ方が出来る場所ですね。
また訪ねたいと思います。




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