未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

軸を取る、纏める

2015-11-04 23:47:21 | 稽古
一般部は軸を取る練習に取り組みました。私は人の軸は三軸と考えています。
(①右肩~右脚のライン ②正中線 ③左肩~右脚のライン)

右で蹴る時は②と③を、左で蹴る時は①と②を重ねて二軸を一軸に纏めます。
すると二対一になり蹴りがスムーズに出るわけです。軸を纏め切れていないと流麗な蹴りには成り辛いかな。頭から膝のラインが真っ直ぐ一本線になるようにしましょう。

軸が取れると回転系の蹴りも難なく出来ます。脚だけの問題と捉えて蹴る人は色々バタつきます。脚一本に対して胴体は余りに重すぎるのです。ですから蹴りも先ずは胴体から。

移動稽古で繰り返した前蹴上と回転しながらの移動は様々な技の養成に役立つ事でしょう。是非個人でも取り組んで頂きたく思います。
中学の頃からこの手の移動稽古を積み重ね、軸を良く理解している波也翔は私がオマケで見せた『裏回し蹴り』を見ただけで完コピしておりました。私が蹴らない代わりにいつか彼が誰かに炸裂させるかもしれませんから注意してください(。-_-。)





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