未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

極め

2018-03-12 20:26:39 | 稽古
川西教室では極め、所謂残心の練習をしてみました。引きの意識が日本武道だけでなく大和魂の中核だと私は考えているのでイズム継承したい訳ではありませんが、私が伝える中では最重要事項の一つであります。

引き手や引き足にも見られる引きの技術。これらは攻撃にも役立ちますが自制の為にも修めておかねばならぬもの。徹底的に壊しに掛かれるその状況で敢えて引く。相手にも引かせる。精神的技術的にゆとりがないと出来ません。

試合で残心を単なるポージングとして披露する未熟者は見ていて不快なものですが勝てば官軍の試合で残心は身に付かないのかもしれません。空手を習っているという事を全面に押し出してイキっているような小さい人間ではなく、そんな事はおくびにも出さずゆとりを持って過ごせたなら武道に触れた甲斐もあると言うものです。




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