未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

研究会

2018-07-14 23:03:55 | 稽古
猛暑の日の稽古。
体力のある前半は基本稽古を50本で行い、その後の移動稽古もしっかり腰を落として行い、後半は緩める事に。

ところで先日聖典の復刻版を購入しました。初版は昭和10年。

というのもこの中にある技を皆さんで紐解いていきたいなと思いましたので。写真は粗く解説を読んでも旧字体や今では使わない言葉もありいまいちピンと来ないものもあるのでこれは皆んなで考えると楽しいだろうなと。これを後半の稽古に。

実践してみたのは投げ技の一部で屏風倒し・独楽投・燕返・槍玉の四つ。ネーミングに唆られます。そしてやはり黒帯の皆さんは動きの一つ一つを確認しながら案を出し合って取り組んでおりました。

本土の空手黎明期の稽古風景もこんな感じだったのでしょうね。どうにか手に入れた書を片手にあーだこーだ言いながらやってる風景が目に浮かびます。だから爆発的に人口が増えたのかもしれません。考えると面白いですもの。

ここから競技志向が芽吹いて空手は形を変えていくのですがそれはまた別のお話。温故知新。時代は進めど古典を捨て置いてはなりませんね。




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