未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

親戚らしい

2019-03-25 20:28:08 | 日記
ガーデンズに行き、エスカレーターを上がったところにあったイベント広告に知った演歌歌手の名前が。レコ大の最優秀新人賞?を受賞した彼は親戚だそうです。

年末帰省した時に母が「ユウトがレコ大出るから見なあかん」と何度も言っていて、聞くと母の従兄弟の孫。面識も一応あるようで。私はありませんが三従兄弟か何かに当たるのでしょうかね。

祖父は若い頃音楽家で天皇陛下御前演奏もしたそうですから彼の大叔父としてあの世で鼻を高くしているかもしれません。今日はうちが45年来聴いている『ありがとう浜村淳です』にゲスト出演していました。

母がユウトユウト言うてる時に父が「この子、知らん親戚がこれから増えるやろな」と言ってましたがホンマそれです(笑)もう少し近い間柄なら全日本大会に国家斉唱に来て欲しかったなあ。




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【一期】川西ラスト【一会】

2019-03-25 18:27:43 | 稽古
川西教室が今日をもってクローズとなりました。
暖人一人だけが残って一ヶ月。その間卒業生の黒帯が手伝いに来てくれていたのでそこまで寂しい事にもならず。さすが黒帯。ホンマにええ子らです。

今日は約束通り瑠夏が来てくれました。最期は来ると言っていた晴心は来ませんでした(アレ?)…まあ部活が忙しいということにしておきましょう(笑)

組手や護身術をしてラストは百本蹴り。綺麗なフォームです。威力も高い。毛利蘭は超えたかな?ドアぐらいならぶち破りそう(笑)

暖人は最後までクセが直らなかったなあ(苦笑)この光景も最後か。

そして私の思う武道観を簡潔に述べて終了致しました。
教室はなくなろうと空手を学んだ事実はなくならないので武道を胸に逞しく生きていって欲しいと願います。成長を逐一見られなくなるのは残念ですが、また納涼祭等でお会いしましょう。

また空手をしたくなったら尼崎支部で待ってます。そうでなくても是非訪ねて来てくださいね。



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武を通して

2019-03-25 15:31:46 | 雑感
どんな人間にも良いところの一つや二つある、と言います。確かにそうでしょう、否定は出来ません。しかし人はわざわざ他人の良いところを探したりはしないのです。目に見える部分で判断します。報道で切り取られた発言に過剰反応する世間を見て分かる通りです。わざわざ発言全文に目を通した上で考えてくれる人なんてごく僅か。

泉があったとして、底を掘り返した所にどれだけ綺麗な真水が眠っていようと、表面が汚泥ならばその泉は汚泥なのです。だれも泳ぐこともなければ見る事もなく。目を向けたとて顔をしかめるでしょう。

対人であっても同じです。
良いところがあっても出し方を知らないままだと持って無いのと同じ。人はその他人の評価で生きていくことしか出来ません。

どんな人が良い人かというのは分かりません。人によっては単なる都合のいい人になるかもしれませんし偽善者扱いを受けるかもしれませんから。

そこで武道。
武の字は二つの戈を止めると書きます。二つの争いを止める事が出来る、或いは律する事が出来る。現代風に解釈するなら後者がしっくりくると思いますが。二つとは自分以外の二人でもあり、自分ともう一人での二人でもあり。自分を律する事が出来ぬものが他者を律するなど傲慢ですからね。自らを律し、そこから二人を律する事が出来れば武に触れた甲斐もあったのではないかと思うのです。

成れる成れないではなく、そう成ろう、そう在ろうとするのが武道だと私は考えます。強さは人に向けるものではないのだろうな、とも。武の道を考えたとき強さに触れられるような気がするのです。比べるのは自分。即ち比べるべき相手(=敵)など居ないのでしょう。




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