空手とピアノ

物心つく頃から触れていたのがピアノ。とはいえ半ば強制で挫折しましたけど。今はぼちぼちと基礎を繰り返しながら弾きたい曲を練習する毎日ですがやはり基礎とか年月は何物にも代え難く、センスが無いにしろマジメにやってりゃ良かったなと思うのです。今日から練習。新しく譜面見てから数小節弾くだけにどれだけ時間が流れるか。

空手も少年期からしてますがコチラに関しては一応何でも対応出来る自負はあります。初めて見る技もピアノで新譜を見る感覚とは真逆。基本に向き合ってきた時間が違います。基礎が覚束無いと自信などつく由もなく。♯や♭が沢山出てきたら不安で仕方ありません(苦笑)

新年度というのもあり連日少年部一般部ともに基礎が如何に大事かという話•稽古をしていていい加減うるせえと思われる頃かもしれませんが、やりたい事をやりたい時に出来る状態を作るために基礎の反復は必須なのであります。何度言っても聞きやしない昔の私のような子が各クラスに何名かずついますが、将来の何処かで真面目にやっとけばよかったと思ってしまう後悔の時間をこれ以上積み立てないよう稽古してくれたらなと思うばかりです。

技に繊細さは不可欠で個人的にはそれを養成するのがピアノ含め楽器だなと。譜面通り機械のようにミスなく弾くというような面白味に欠けるものではなくそのミスは元から譜面にあったかのようにしてしまうところが技の中に欲しいのでそれが思考的に繋がるよう励んでまいります。



.