未熟者武道記

空手徒然。
二つの戈を止める武を核とし、諸諸と調和して溶け込んで。(いけたらいいな)

じっくり柔軟

2016-09-13 23:22:23 | 稽古
本日の一般部は開始前に柔軟の話題になっていましたので準備運動に少し時間を割き、普段意識し辛いであろう骨盤周りや股関節の可動域に重点を置いて攻めてみました。

四十代以上でも開脚で凄く開いたり脚が上がったりと変化が見られて良かったですね。理論理屈は色々ありますが続ける事が一番。論より証拠、継続からやがて理論が生まれるのであります。

これから気温が下がり体が固まる時期です。柔軟体操が段々億劫になってゆきますが是非時間をかけて取り組んでください(๑˙❥˙๑)




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師匠

2016-09-08 23:30:09 | 日記
突然の師匠(館長)の訃報が兄弟弟子でもある友人から飛び込んできました。癌との闘病生活の末に。

寝耳に水とはまさにコレで電話を切ってから高校時代の空手生活がずっと頭を駆け巡っております。あの頃は勉強ではなく空手を基準に生活が回っておりました。
友人も私もいつでも会えるという積もりでいましたので後悔が募るばかり。

色々思い出す事、感謝する事はありますが言葉を尽くしても語りきれるものではありませんね。だから人はその感情に手を合わせるのだろうと思いました。

師匠、どうか安らかに。




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根本に触れる

2016-09-05 23:39:49 | 稽古
県大会前ではありますが川西教室からは出場者がいない為、関節技の基礎を護身も兼ねてやってみました。

関節技と言っても数多あります。そしてそれを護身や実戦で使おうとするのは余りお勧め出来るものではありません。
状況がコチラ側の想定する一方的展開で固定されることはないからです。

ならば何を心得るか?となると身体構造の基本。これはサウザーでもない限り人間の殆どに当てはまります。
技はその根本に沿って生まれます。確と心得ておけば「痛いものは痛い」という当たり前過ぎる真理の下自分に最適な術が導かれていくでしょう。

基本として何を知るか。
それは先ず指を取るということ。力無き者でも指一本には勝ちやすいのです。特に小指には。剥がすことが出来たらあとは手羽先の様に割いてやるだけ…
そして面白いことに指が極まると手首が弛み、手首が極まると肘が弛み、それが肩、首へと連鎖してゆきます。掴まれた指を殴りつけたり爪を狙うのも有りですね。

関節に限らず打撃においても相手の反応を確認するのは技を磨く大事な作業。日常生活でも何処かにブツけて痛かったなんていうことにヒントがあるかもしれません。




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経験

2016-09-04 22:38:57 | 大会
嫌なものを見せられたので我が支部代表の山崎二級の事を忘れていました(笑)

私は落ち着いてさえいれば本戦進出は安泰と踏んでいましたが、残念ながらその落ち着きが出ずに予選敗退となってしまいました。

顔面殴打を続けられても注意を取られない事に少しパニックになり動きがいつも以上に単調化してしまいました。
決して負けるような相手ではなかった事を考えると彼は今後メンタルトレーニングが必須。トレーニング時にきっちり追い込みをかけられるようになるだけでも随分変わってくる筈です。

しかし自分の立ち位置もよく分かり良い経験になったと思います。高校生が勝ち進むのは並大抵では務まりません。
武道とはいえ次の機会が与えられるスポーツ枠ですから負けることでどんどん改善して目を背けないで居ればチャンスは廻って来るでしょう。

負けは最善の稽古法を模索する種とも言えます。これから本格的に受験勉強へ突入する択実ですが闘志を絶やさず燃やしておいてもらい二年連続出場をサポートしていきたいと思います。

応援に来てくださった皆様ありがとうございましたm(_ _)m




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狼藉者

2016-09-04 16:33:31 | 大会
本日は全日本大会。
なんだか残念でした。勿論良い試合も沢山あったのですが。

他流派の実力者とうちの荒くれスタイル外国人の試合。あれはいけません。誰がどう見ても反則なのに審判も変にうちの選手の肩を持つから失笑まで起きてしまって…「これ空手ちゃうのー?」というヤジも致し方なし。

色々株を落としたでしょうねあれは。
他流派は一派につき一人という制限に加えてそこまでするならオープンにしなければ済む話。ルール説明も不要。

単にフィジカルが強いだけのルールを尊重出来ない乱暴者はあの舞台に立つべきではありません。形だけの謝罪は得意なようですが。
終いには力士でもレスラーでも雇って出場させたら他流派を潰せる!なんてやり出すのではないかと半ば本気で不安になりましたよ。

一人の狼藉者が他の真面目に頑張っている全ての選手を侮辱し貶めた、そんな大会だったように思います。悪いイメージは着きやすく拭い難い。選手は余計な荷を負わされてしまいましたね。





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