自由民主党 柏市議会議員・円谷のりひと 公式ブログ

千葉県柏市議会議員 円谷のりひとの議会・活動報告、政策提言など。記事には政治活動以外の内容(雑記)も含まれます。

“代役先発”がもたらした圧勝 明大・野村が好投=世界大学野球選手権vs.中国

2010年08月01日 00時04分37秒 | 野球(ライター時代の記事)
【中国 0-15 日本】
(規定により6回コールド)

“代役”が日本の圧勝劇を演出した。第5回世界大学野球選手権の予選ラウンドで日本が中国に圧勝した。日本は初回、伊藤隼太(慶応大3年)のタイムリーで先制すると、3回には2本の三塁打などで3点を追加。4回には2死から8連打を浴びせ7得点を挙げ、突き放した。さらに6回にも4点を加え、コールドゲームを成立させた。

 前日30日の韓国戦は、2本の2ランによる4点と打線につながりを欠いた。しかし、この日は文字通り打って変わって次から次へと連打が飛び出した。そんな打線のつながりを生んだのは、澤村拓一(中央大4年)の負傷離脱で急きょ先発に回った野村祐輔(明治大3年)のピッチングだった。
「本来は澤村さんが先発するはずの試合だったので、『澤村さんの分まで』という気持ちは持っていた」と言う野村は、最速148キロの直球を中心に、中国打線をテンポ良く打ち取り、3回をパーフェクト。そして、「初回から飛ばして行きました。思い切り投げて抑えられたので良かった」と満足げな表情を浮かべた。
 これには 「彼はスピードガンに出ないキレを持っている。チームの8人の中で菅野に次ぐ球威があって、低めの制球力もある。澤村の代わり(の先発)は野村と決めていた」という榎本保監督も笑顔。思惑通りの活躍に、「完ぺきに試合を作ってくれて、攻撃陣に勇気を与えてくれた。“野村効果”が出た」と賛辞を惜しまなかった。

 また、この日は2番手の加賀美希昇(法大4年)、3番手の中後悠平(近大3年)も無失点。3戦目以降に備え温存したい菅野智之(東海大3年)こそ未だ出番がないものの、韓国戦でマウンドに上がった乾真大(東洋大4年)、大石達也(早稲田大4年)を含めたリリーフ陣全員が登板を果たした。3戦目のキューバ戦からは負けられない戦いが続く。その前に世界大会のマウンドを経験したことが、後々役に立つことだろう。
 31日は、昨年のWBCメンバー6人を擁するキューバとの対戦。優勝候補を相手に、日本の投手陣がどこまで踏ん張れるか、注目だ。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 王子がサムライになった夜 ... | トップ | 強豪相手に鈴木大地が大活躍... »
最新の画像もっと見る

野球(ライター時代の記事)」カテゴリの最新記事