アナログ放送から地デジになったころ、海外にいました。帰国してみると、ブラウン管テレビが液晶ハイビジョンテレビで、録画は、VHS から テレビ内蔵の HDD になっていました。
HDD に録画したものは、内蔵の BD/DVD ドライブでディスクに書き込みますが、初めてトライしたら、フォーマットのメニュー、AVCHD も DVD-VR という言葉に初めて出会いました。説明をみても、その時は何が何だか分からないまま、VR 方式を選んだ覚えがあります。
ビデオカメラは、東芝の GIGASHOT V10 という MPEG2 のカメラを使っていました。
孫のビデオを撮るようになって、もっと奇麗にと思い、Canon のビデオカメラ iVIS HF R42 を買いました。ところが、DVD に焼いてみると、画質が以前と大差ありません。DVD は、DVD-Video という規格で、720 x 480 の解像度であり、奇麗にするには、高解像度で焼く必要があることを知りました。高解像度の規格が AVCHD であり、 この時点で、液晶ハイビジョンテレビで録画した映像を DVD に焼ことした時と繋がりました。
さらに、AVCHD は、Blu-ray の規格の1つ、BDMV を DVD ディスクに焼くためのもので、Blu-ray と DVD のディスク(入れ物)とフォーマットの関係も分かってきました。
Canon iVIS HF R42 で mp4 フォーマット、1920 x 1080 の解像度で撮影し、iMovie で編集、編集した mp4 ファイルを、Toast11 で、高解像度で DVD や Blu-ray ディスクに焼くのですが、エンコードにかなりの時間がかかります。MPEG2 のファイルを iMovie で編集し、Burn で焼いていた時のエンコードとは比べものになりません。
セットしておけば Mac がやってくれますので、夜間等暇な時間に行っていますが、アクティビティモニタで Mac の負荷を見てみます。
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CPU も 8G のメモリーもフルに働いているのがわかります。これだけ働いてもこんなに時間がかかるのか、という感想です。
Apple のコンセプトに BD/DVD がない以上、Mac ではもどかしいのは分かりますが、ちょっと考えてしまいます。ビデオカメラで AVCHD フォーマットで撮影し、Windows で編集し、BD/DVD に焼けばもう少し楽かもしれませんが、Mac から転向する気もないですし、エンコードもしょっちゅうするのではないので、このままで。