ミシュランってどおよ？

正直なところ、ミシュランには全く興味ありませんでした。ヨーロッパを訪れる時、特に地方都市の場合は割と頼りにしていますが、パリでは全く必要無し。アランデュカスに行く予算で、気持ちの良いビストロに何回行く事が出来るのか？って考えちゃうのです。(アランデュカスは、素晴らしかったけど・・・)



東京ではなおさら。たまに行くのは嬉しいけど、何ヶ月も前から食事の予約を出来るような生活じゃないですしね。




そんなわけで、本当に久しぶりの三ツ星。急な欠席者が出た会に混ぜてもらいました。「あら輝」が三ツ星を獲得した直後のメチャクチャ良いタイミング。上野毛から移転してからは初訪です。審査員や授賞式のことなんかも聞けて面白かった。ご主人が、謙虚ではありながらも喜びを隠せない姿がとても印象的で、「三ツ星獲得おめでとうございます！」と素直に言うことが出来ました。





「チョモランマ」も嬉しかったけど、この日はサバが抜群でした。






別の日に、「えさき」にて海外からのお客様とランチミーティング。会社の近所なので気にとめていませんでしたが、そういえばここも三ツ星。野菜の仕入れが特に素晴らしいと思います。ゆっくり話が出来て助かるんだけど、「シャンウェイ」で５回ランチできる値段だからなぁ・・・。





ボクは多分、フランスからやってきて勝手に格付けしてることに反発しているのです。行きつけの店が星を獲得して予約出来なくなったりして迷惑だし。態度が変わってしまった店もあるし。でも、星を誇りに精進している料理人には何の文句もありません。受け入れるのも拒否するのも店の自由。




結論。人の評価に惑わされることなく、パトロール精神を重んじたうえで、TPOに応じて食べ歩くのだ！