永い一日

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道真の祟り(北野天満宮3)

2014-03-03 00:00:01 | 日記
北野天満宮の創建は天暦元年(947年)だそうです。

菅原道真が、大宰府に左遷されたのが昌泰4年(901年)、
その2年後の延喜3年(903年)に大宰府で亡くなります。
没後40年以上の時間を経て、北野の地に道真を祀る社殿
が建立されるわけです。

大宰府で道真が死亡後、京都では異変が相次いで起こった
そうです。政敵の藤原時平が39歳の若さで病死。道真を
左遷した醍醐天皇の皇子、保明親王も病死。その息子も、
と次々と病死が続きます。さらに、朝議中の清涼殿という
建物にも落雷し、多くの死傷者が出ます。その3か月後に、
醍醐天皇も崩御。これらが、道真の祟りだと恐れられました。

道真の祟りを鎮めるために、朝廷では名誉回復と贈位を行い、
北野天満宮を建立した、というのが経緯のようです。

相当強力な祟りです。
楼門の格子の中の木像も何やら恐ろしげに見えてきます。

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