一日一生。そう考えたら、”永い一日”。いろいろ楽しいことがあると良いね!
2月も終わり。
暖かくなったり寒くなったりはしますが、
陽の光は、着実に明るくなってきました。
家に帰ると、ひな人形が飾ってありました。
五人囃子も、笛や太鼓もない、一対の人形。
伴侶とともに家にやってきて、それなりに
風格も出てきました。
しげしげと眺めたことはなかったのですが、
古風ながら、意外に色っぽいお顔立ちですね。
いつもテニスクラブの庭の梅の木に一輪の花。
一輪ほどの暖かさ。
幕末、ペリーが来港したのが、ここ浦賀。
また、勝海舟を艦長とする咸臨丸が、福沢
諭吉やジョン万次郎を乗せて、品川から浦賀
に来て、アメリカに向けて出港していった。
旧暦1月19日に浦賀を出て、サンフランシスコ
に入港したのが旧暦2月26日。ひと月以上の
初めて日本人が行った太平洋横断。
咸臨丸出港の碑が、愛宕山公園にあるという。
急な階段を登って、行ってみた。
ちょっと期待外れだったが、公園からは
浦賀港を見渡すことができた。
帰りは、京急浦賀駅から。
横須賀~馬堀海岸~観音崎~浦賀の一日旅は、
これでおしまい。
浦賀の渡し。
わずか3分ほどの船旅だが、少しワクワク。
この渡し船、市営交通だと言う。
渡し賃が大人150円というのも市営っぽい。
観光用ではなく、現役の渡し船なのだ。
いや、この屋形船っぽいルックスは、半ば
観光用も入ってるのだろう。
でも、これはいいね。
浦賀港は入り口は狭いけれど、奥が長くて、
水深もあって、港には適した地形なのだろう。
しかし、人が東から西へ行くには、ぐるりと
周って行かねばならず不便なのだ。
ということで、「浦賀の渡し」という渡し船
が運行しているのだ。
向こう岸へは3分ほどで、1隻のポンポン船
が行ったり来たりしている。それに乗せて
もらうのだ。
船着き場から船に乗り込んで、さあ出発。
13人乗りの船内、乗客は自分一人なのだ。