一日一生。そう考えたら、”永い一日”。いろいろ楽しいことがあると良いね!
明石海峡。
多くの船が、右へ、左へ。
橋の下を通ります。
何処から来て、
何処へ向かう船なのか。
薄い曇り空に、
西に傾いた太陽。
雲のスクリーンに、
環状の虹を微かに映して。
全てがぼんやりとする光の中。
一羽の鳶が空中に浮かんでる。
海からの風が冷たくなる前に
そろそろ家に帰ろう。
兵庫県の明石。
帰りに、大蔵海岸公園に寄りました。
淡路島と明石海峡大橋が目前に広がります。
太陽は西に傾き、影が長く。
砂浜では、ビーチバレーの大会か何か。
揃いのTシャツの集団。
高校生か、大学のサークルか。
そう言えば、今年の夏は、
海に行かなかったなあ。
兵庫県の明石。
柿本神社の鳥居の近くに、
「亀の水」がありました。
石の亀の口から、
勢いよく水が吐き出されてます。
石の手水鉢は享保4年(1719)の
記録があるようです。
帰宅後、「亀の水」を検索。
飼育している亀の水槽の水の替え方を
説明するページが出てきました。
「明石」を追加して、検索し直すと、
播磨三名水の一つであるらしい。
300年も前から、近辺の人々に
重宝された湧き水なのでしょう。
兵庫県の明石。
柿本人麿を祀る柿本神社。
言い伝えによると、
創建は仁和3年(887年)だそうです。
歌道の神であるのは当然ですが、
安産の神や、火災除けの神でもあるそうです。
「人麿(ひとまろ)」が
「人生まる(ひとうまる)」や、
「火止まる」に通じるからだとか。
神様って案外ダジャレ好き。
兵庫県の明石。
天文科学館の住所は明石市人丸町。
裏手の山は人丸山。
人丸とは、人麻呂。
飛鳥時代の歌人、柿本人麿のこと。
万葉集の第一の歌人と言われ、
百人一首にも「あしびきの・・・」の歌が
載っています。
「天離る 夷の長通ゆ 恋ひ来れば
明石の門より 大和島見ゆ」
万葉集にある、明石で詠んだ歌。
「ほのぼのと 明石の浦の 朝霧に
島隠れゆく 舟をしぞ思ふ」
古今和歌集の、詠み人知らずのこの歌も、
人麿のものだそうです。
山頂にある柿本神社は、
柿本人麿を神様として祀っています。