一日一生。そう考えたら、”永い一日”。いろいろ楽しいことがあると良いね!
西明寺の山門を入ったすぐの紅葉。
紅い色がいい感じ。

いかにもお寺の紅葉。
射してくる陽光が暖かい。

縁側、障子、庭木の影。
自然の美しさを身近に感じられる。

室内から庭を見ると襖絵のよう。
部屋の暗さが紅葉を一層鮮やかに。

自然を自然のままではなく、
手間をかけて取り込んでこその
この眺めなんやろな。
今日イチの一枚かもしれんなぁ。
神護寺から清滝川沿いを上って西明寺へ。

高雄三尾と言うらしい。
高雄(尾)山神護寺、槇尾山西明寺そして
栂尾山高山寺の三つ。

紅葉については西明寺が一番美しかった。

ほら、門から覗くだけでも綺麗でしょ。

折角ここまで来たんやから中に入らんと。
拝観料の500円も払ろたことやし。
ホンマ綺麗な紅葉なんやで。
神護寺の大師堂。
空海は唐から帰朝した後、大同4年(809年)
から14年間神護寺の住職だったらしい。
816年には高野山を賜ってさぞ忙しかったろう。

五大堂。元和9年(1623年)の建築。
縁の柱は石に載せてあるだけ、というのが
よく分かる。

紅葉の季節のほかは、訪れる人も少なく、
寂しいところなのかもしれない。

帰途の参道。空海もここを通ったろうか。
大木が茂って重層な紅葉だ。

高雄三山の一つ目はおしまい。
あとは西明寺と高山寺や。
神護寺の金堂。
本尊は薬師如来。
すぐ近くまで行って拝めるのが嬉しい。

境内は広々。
町中ではなく、山中のお寺の趣き。

金堂前の石段の上から。
この景色が境内で最も華やかそう。

紅葉はやや盛りを過ぎたか。
色は赤と言うよりもオレンジ。

薬師如来さんを間近に拝めてありがたや。
国宝らしいけど、こんな近くでええの?
錦秋の京都、高雄へ。
高雄のバス停から清滝川の谷へ降りる。

対岸に渡って、まずは神護寺。
最澄、空海の両大師がともに入山した、
平安時代、密教伝来時のホットスポット。

洛中の紅葉よりも時期が早い。
見頃は11月初旬から半ば頃までか。

神護寺の参道。
石段は急こう配。

元気なうちに神護寺に来て正解や。