ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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サロンコンサートの公演状況について

2019-10-10 16:33:00 | コンサートのご案内&ご報告
台風の進路が、気になる状況ですね。

やはりお客様の安全を最優先にしたいので、公演中止の場合、チケットをご購入下さった方には、
12日当日の、午前10時までに、ご連絡させて頂く事にしております。
けれど、状況によってはもっと早く判断して、ご連絡させて頂くかと思います。

また、こちらのブログでもお知らせしますね。

ゲストの古澤利人さんも、ブログで色々書いて下さいました。
古澤さんのブログ
彼には、コンサート後半の音楽劇にご出演頂くのですが。その音楽劇への思い入れは、もはや作者の私より強そうで(笑)いやもう、作者としては嬉しい限りであります

もし中止となっても、このままやらないのは寂しいので……色々考えております

台風それないかな~せめて被害が大きくないことを祈りたいですが……


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音楽劇ゲネプロ。

2019-10-08 01:11:59 | インポート
稽古とか、色々ちょこちょこやってますが、また今週末のサロンコンサートの音楽劇の話で失礼します。日にちが迫ってるので。
今日はゲネプロ。

本番の会場でやってきました。
劇中劇。オペラの一場面。
わかる人にはすぐわかる?


ピアノの大下さんも隠し撮り

それにしても、今まで結構台本書いてきましたが、初めて自作の役の解釈を、演じ手に尋きましたわ……

「どうして、この“りひと”(古澤さんの役名)は、台本でこういう行動してるのーっ?」
と、帰りがけの利人さんをつかまえて質問……

私、創造主のはずなんですがねぇ笑
登場人物の台本上の行動の理由を、演者にきくなんて、作者としてあるまじき質問……笑

古澤利人さん演じる、“りひと”

こんな質問を作者が演じ手にするなんて、一見屈辱的な事のようにも聞こえますが(笑)
こんな屈辱なら何度でも味わいたい……!

役の解釈をきいた理由は二つあって。
古澤さん演じる、りひと役の演技が台本のイメージを遥かに超えてきて。
そりゃー嬉しいっすよ!楽しいっすよ!!
作者大喜びですよ
嬉しいんだけど、どうしてこういう演技になるんだろー、という、純粋な好奇心が一つ。

もう一つは、私は今回は相手役をさせて頂いてるわけでして。
古澤さんの演技のあまりのクオリティの高さに、せめて私も、もう少し何とかしないといけないので……
(だって利人さん、オペラ歌手の他に、ほぼ普通に役者もしてるし……私歌手しかした事ないもん……←言い訳)

せめて自分の役の解釈の掘り下げというか、きっかけというか、取っ掛かりにならないかなー、と思って尋きました

その結果、私が思ってもいなかったような答を、色々教えてもらえました!
そうかぁ、この“りひと”は、そういう風に考えてたのかぁ……
と新鮮。
私には絶対ない発想で、すごい面白かったです

私が古澤さんの演技で、すごい好きな場面(笑)
絶対笑うww


台本書いててもねー、頭の中でキャラクターが勝手に動いてるのを書き写してるだけなので、作者でも、キャラクターの行動の理由は分からない時があるんですよ。

古澤さん演じる、“りひと”の行動は、実は作者の私には、時折謎な所があるのです。
そもそも以前、古澤さんに当てて書いた「モーツァルトの旅」のシカネーダーも、私から見ると謎の行動をとっている時がありました。
人物としては、一貫性もたせて書いてるんですけどね。

今回古澤さんとご一緒して、少しだけ古澤さんの素の性格を知る事ができ、そこで初めて、シカネーダーの謎の行動の理由が、少しだけわかった気がします。

台本書きがやめられない理由は、こういう所にもあるんだなぁ~
こういう、人間の何かが垣間見えた時が、たまらなく楽しすぎるのです。

古澤さんに役のヒントをもらったので、あともうひと息、頑張りまっす!
10月12日、ぜひいらして下さい!面白くなりましたよぉ~

そんなサロンコンサートの詳細は、こちらをクリック



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何故恥ずかしい

2019-10-03 21:52:24 | 歌のこと
今月12日(土)のサロンコンサートの準備も、最後の追い込みです。

1部の曲もかなり仕上がってきました!
2部を音楽劇にしてる分、1部はガッツリ目の曲を結構入れたのです。

でも珍しく、日本歌曲もプログラムしたのですよ!これはピアノの大下さんとの、音のやり取りが楽しくて
初めて歌う曲なので、ふふふ楽しみ~

2部の音楽劇は、こちらはこちらで全然別の面白さが(笑)
サロンコンサートは、音楽で私の表現したいものをやる!てことで、今回は初めて音楽劇を披露させて頂きます。
(ここでいう音楽劇とは、私が書いたオリジナルの台本に、クラシックの曲目を挿入するという形式のものです)

で、今回はバリトンの古澤利人さんにゲストでご出演頂き、一時間程度の音楽劇「パパゲーノの憂鬱」を作りました。彼に当て書きして、書いた台本です。

古澤さんは歌は勿論ですが、演技も素晴らしくて。
稽古中、台詞が迷走してる我々……
劇中劇で、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」から「お手をどうぞ」(原題La ci darem la mano)をやるんですが。
この曲は私、もう何度もやってるんですが、それでも、この動き(演技)はやった事ないぞー!!
ていうのを彼は放り込んでくる。

しかも、動きが音楽に完璧に合っている。
モーツァルトのこの音楽は、まだまだこんな解釈ができたのか……!と、また新たに気付かされます。
いやいや、もう本当にすごいっす。

しかしですね。

この方は、ドン・ジョヴァンニでこれだけ色々すごい演技をかましてくるのに

音楽劇の劇中劇以外の所…
つまり、台詞部分の演技の所を、死ぬほど恥ずかしがっておられる……

こちらの古澤さんのブログをご覧下さい。
古澤さんのブログ

普段オペラでよっぽど濃厚なラブシーンやってんのに、別にラブシーンなんて大してない音楽劇で、何でこんな恥ずかしがるのか……笑

ていうか、それならドン・ジョヴァンニやる方がよっぽど恥ずかしいだろうよ……と思うんですが。

私には分からない……笑

しかし古澤さん、さすがの歌役者、稽古ではそんな恥ずかしさを微塵も感じさせず、振り切った自然体の演技をかましまくってます。
すごいんだか何なんだか……笑

そんなわけで、自作をこういう風に言うのなんですが、音楽劇も面白く仕上がってきたと思います。

あくまで古澤さんの演技力あっての事ですが、初めて等身大の人間が書けたかな、と、台本としても好きな作品になってます

もちろん音楽劇なので、挿入されている音楽もじっくり聴いて下さいね
気に入った作品になったので、たくさんの人に見て頂きたいのです。

そんなサロンコンサートの詳細は、こちらをクリック



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50周年記念パーティー

2019-10-01 00:38:39 | インポート
室内歌劇場の50周年記念パーティーに、参加させて頂きました。

集合写真~。
錚々たる先生方、先輩方、伝統ある団体なんだなぁと実感せずにはいられません。

私のデビューは人材育成公演というオペラ公演だったのですが、制作はこちらの室内歌劇場でした。
懐かしいなー、「魔笛」のパミーナでした。
それから留学したり、時間が経ってからこちらの室内歌劇場の「利口な女狐の物語」で、女狐ビストロウシュカをやらせて頂きました。
今から5年前?位だったかな。

それから、こんなにお世話になるとは夢にも思わず……
いやもう、本当に誇張でなくお世話になりまくりです。
ただただ、ひたすらに感謝です……!

今後とも、どうぞよろしくお願い致します!!

ところで余談ですが。
魔笛のパミーナ、利口な女狐ビストロウシュカは、私がついてる大島洋子先生のレパートリーで。
同じ役柄を演じる事ができたのは、私のひそかな自慢でもありますうふふ~。

利口な女狐って、ほら、なかなかやらないから(笑)



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