ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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モーツァルトの旅まであとちょっと。

2024-12-01 23:53:00 | 日記
「モーツァルトの旅」稽古が続き、制作業務もまだ続いてますオゥフ…

でも、「モーツァルトの旅」良い方向に仕上がってきてると思います。

今日見てて、よしイケる、と思いました。
今日お休みの方もいたんですが、なんて言うのかな、前回の稽古までの感じ見てても大丈夫だな、と思えるんですよね。

あぁあと一回の稽古が名残惜しい。もう少しこの世界に浸っていたかった。
だって自分の作品だから好きなのさー。我が子だもん。

本当に皆さんが真摯に取り組んで下さって、作者としては涙が出そう…
今日も通したあと、
「あそこタイミング合わないよ!」「もう一度やっとこ」 とか真剣に返したりしてくれてるのを見てると、もうね、涙が…

役作りについても、解釈を変えて真剣に議論してくれたり、いやもう、ほんと、すみません、ちょっと嬉し涙で号泣してきて良いですか。

また、以前出演してくれた時と役作りが自然と変わった人もいて。それと合わせるとまた、私の役作りも変わってきて。
こんな風にもできるのか…!と、作者が発見させられたりしてます。

あと
「ここ、もうひと化けする気がする」
と思って、何回も集中的に攻撃…違う、話し合ったり稽古してた場面が、回を追うごとに良くなっていき、ついに今日、めちゃくちゃ良くなったぁん 涙
化けると思ったのよおおぉ

今日はその場面に入る前から、
「あったぶん今日これ、上手くいくな」
って雰囲気が何故かすごくあった。こういうのって不思議ですね。

舞台って本当にナマモノで、本当にその時しか作り上げられないものがあるんですよね。
私は音楽そのものだけを演奏するのも大好きですが、ただ、やはりオペラが好きなのは、
その時にしかできない役作りや、それによって作り上げられる物語の世界があるからなんです。
舞台を制作する醍醐味もそこでしょうか。私は演劇的なものが好きなんだなぁと思います。

前述の化けた場面も、化ける前も決して悪くはなかったんです。
ただ、何かこう…まだある気がする。
稽古回数を計算して、その曲の演技プランを根本から練り直してみるか、とトライ。
ギリ間に合うはずと踏みましたが、信じて良かったー!!

私の事を信じて頑張り続けてくれた出演者に感謝ですし、
また、それに合わせて段取りのない動きにひたすら合わせてくれていた相手役にも感謝です。

はぁ〜幸せな作品です。
泣いても笑っても、本番は一回。お客様に少しでも幸せなひとときをお届けできればと思ってます。
まだチケットありますので、ぜひご連絡お待ちしております!!

音楽劇「モーツァルトの旅」
12月5日(木)18時45分開演
渋谷区文化総合センター大和田
伝承ホール
自由席4000円
主催:東京室内歌劇場
後援:日本モーツァルト協会

チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com

こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。


モーツァルトの旅宣伝動画

2024-11-23 23:18:00 | 日記
「モーツァルトの旅」稽古も佳境です。あとは怒涛の通し稽古が続きます。
とにかくこの作品、独特の構成になってるので書いた本人ですら、アレ?てなる事が度々あり…
通し稽古を多めにやって、ひたすら確認。
そして感情も通してしまうと楽にできるところもあるし、見えてくる問題点もある。
本番までは通し稽古やりつつ、問題点の稽古をちょっと抜き出し、て感じかな。

ところで宣伝動画ができました。
まだチケットございますので、ぜひぜひ!いらしてくださいね!!

音声ONでどうぞ。



 音楽劇「モーツァルトの旅」
12月5日(木)18時45分開演
渋谷区文化総合センター大和田
伝承ホール
自由席4000円
主催:東京室内歌劇場
後援:日本モーツァルト協会
チケットお問い合わせ、お申し込みは
info@nakagawa-miwa.com
こちらのメールアドレスにご連絡頂くか、
こちらをクリックすると

私のホームページのチケット申込ページにとびますので、そちらからお申し込みくださいませ。

アーカイブ

2024-11-16 16:41:00 | 日記
先日のラジオ収録のアーカイブです。
ラジオなんて初めてなので、緊張したの何の。
何かコスプレしてますが、別にこれで電車乗ってきたわけじゃぁないですよ 笑


飛蚊症をヒカショウと生放送で無知を晒した私。
あれヒブンショウっていうんですか。知らんかった。
また一つ賢くなってしまった…世界に無知が晒された挙句、アーカイブで残っちゃうっていうね 笑

この収録後、別のオペラの稽古の立ち稽古初日だったのですが、さすがに疲れた……
立ち稽古初日は万全の状態で行きたいですね〜。
でもまぁ、そう都合良くスケジュールってならないからね…

ラジオ内で話してる、「モーツァルトの旅」詳細やお申込についてはこちらをクリック




新作オペラの台本

2023-08-31 23:17:00 | 日記
いま、新作オペラの台本を書いてます。
皆様ご存知この作品。



とりあえずほぼ書き終えて、いまは最後の修正に入ってます。
まぁこの最後の修正ってのが結構厄介なんですが……

原作のある作品なので、ストーリーの持っていき方、キャラクターの動かし方などは特に考える必要がないので、その点はオリジナル作品よりはるかに楽です。

ただ、
舞台としての見栄え、オペラとして聴き映えするようにするための工夫、
小説から舞台にした時の構成のし直しなどなど……
そういった事がオリジナル作品にはない難しさなります。
まぁ難しい所ほど、やり甲斐あって面白いのですけれども。

原作をあまり損なわず、舞台として気楽に実現可能で、魅力のある台本を描けたら……と思ってます。

それにしても、作曲家に渡したらどう思われるか……
そこがめっちゃドキドキではあります……

今回オペラほ台本書いてて思ったんですが、メノッティのような作曲家兼 台本作家の人とかは、もうヤバいレベルの天才だと思いますよ。
あんな曲書くだけで尋常じゃないのに、あんな面白すぎる台本書けるっておかしいでしょ……
メノッティの音楽の凄さはよく取り上げられますが、台本が同じ位絶賛される事ないじゃないですか。
あの人は、台本作家としても傑出し過ぎてる人です。
「電話」とかもう、おかしいとしか思えないくらい凄まじいですよ、ほんとに……

・登場人物2人
・1時間以内
・舞台転換ナシでできて、大道具がほぼいらない
・コメディ

もうね、この条件をクリアする台本書くのってめちゃくちゃ難しいんですよ……
書いてみるとわかります。
ストーリー進めるのがすごい大変なんですよ……

メノッティは凄すぎる。
書けるだけで凄いのに、まして台本の内容があんな面白いなんて……
あんなの専業台本作家でも書けないって……


出演するオペラのチケットのお申し込み、お問い合わせはこちらから↓
(私のHPのチケット申込ページにとびます)
もしくは
info@nakagawa-miwa.com
まで!




あけましておめでとうございます!

2023-01-01 00:49:00 | 日記
大好きな「ねほりんぱほりん」の大晦日スペシャル観ながらこれを書いてます。
日付的には、あけましておめでとうございます!ですね。

私はあまり1年を振り返るという事をしないタイプなのですが、あの本番がまだ去年(2022年)なのか……!という気持ちもあれば、
あの本番からもう〇ヶ月も経ってるのか……という気持ちもあったりします。

去年はメノッティ、ドヴォルザーク、コダーイetc……といった、我ながらどこに行くんだー!という振り幅の1年でしたが、そういう節操のなさ 笑  は大事にしたいと思ってます。
特に去年は色んなタイプの作曲家の楽譜を読むのに無我夢中で……今年の予定も、なかなかにどこに行くんだー!て感じではあります 笑

そういったわけで、今年もちょっとマニアックなオペラのコンサートも予定しているので、楽譜を準備するのがなかなか大変で、今はそれにかかりきり……

あと、今年は久しぶりにやらせて頂く役の予定もあって、こちらも楽しみです。
1度しかやった事ない役でして、初役の時はやはり色々と試行錯誤なのですが、2度目になると多少余裕も出て、色々試せるので楽しみなのです。

そうそう、こちらは先日行われたクローズドのクリスマスコンサートでの写真。
こういうコンサートのお話も頂けて、本当にありがたい限りです。

少しずつでも、コンサートも開かれるようになるといいな。

そんな訳でして、去年も今年もいつでも、関わる作品には全力で取り組もうと思っています。

今年もどうぞよろしくお願い致します!