引っ越しの準備が続きます。
もともと片付けが苦手なうえ、引っ越した事がない私は、デクのボー。
ちなみに引っ越し初体験は3歳だったので、記憶にありません。なので初めてのお引越し。
そんな中、母から、引っ越しにあたって物を減らせ、という指令が出ました。
CD、楽譜にドレスは仕事道具だから減らせない。なので、普通に荷造りしてしまえばいいんですけれど。
普段の服やアクセサリー、これもそれなりには多いですが、まあ普通の女性はこんなもんでしょう・・・お洒落さんはもっと持っていると思うし。なのでこれも減らせないわ。
まあこの二つはいいんですよ。
問題は
本と漫画です。
私の部屋の8割は
本と漫画で構成されている・・・
あとはほんとに何もないといっていいくらいです。
映画のDVD、ゲームやちょっとした雑貨などが少々ありますが、大した量じゃないですね。インテリアにこだわる方でもないので、そういったものもないから。
要するに、母は本を処分しろ、と言ってるだけなんですけどね。まあ言われるだろうな、とは思っていたので、泣く泣く手放すことにしました。
しかし、片付け終えた後、半分の量に減ってしまった本と漫画を見ていたら。
何ていうのかしら、イーリアのアリアの出だしの歌詞みたいな気持ち・・・
あぁ
お父さま、お兄さまたち、さようなら・・・
あなたたちは確かにいたのに、
もういない・・・(まだリサイタルをひきずっている)
いやいや。
中学高校、大学までの私の読書遍歴の本と別れるのは、
お父さま、お兄さまたち、さようなら!
くらいな気持ちがありますよ。本棚はその人の人生の縮図と言いますし。
あー悲しい。
ま
それでもまだ半分は残ってるんですけどね。その半分だって、決して少なくはない・・・
結局、手放せなかったのは、昔話や童話、児童書の類が多くて。
好きなんですよ、昔話。
そんなにしょっちゅう読むものではないのですが、やっぱり思い入れが深いので、どうしても手放すことができませんでした。
それから、次は、私が愛してやまない星新一。これは最初からお大事箱にイン。
大好きな中村うさぎのエッセイも、迷わずイン。
小野不由美の「十二国記」でしょー。
アシモフの「黒後家蜘蛛の会」も迷う事なし。
三銃士の続編、「ダルタニャン物語」は、入手困難だから、これもまた迷う事はなし。
・・・長谷川伸の「荒木又右衛門」に、牧逸馬の「怪奇実話シリーズ」とかなんて、古すぎて存在を知られてないよね・・・
あ、牧逸馬の解説なんてね、横溝正史が書いているんですが。もーこれが、本編と同じくらい面白いんですよ
と
いうわけで
ここいらの本は、手放してなるものかぁ~!
となる。
問題は、ここから先。
けっこー好きな作品で。一年に1回くらい読み返したりして。
そして、新しく入手するのは別に困難でないもの。というのが、一番困るの・・・
島田荘司は、私が読み始めた頃に比べて(もう十年以上前だ・・・)知名度も上がったのでいつでも手に入るし。
田中芳樹もいつでも手に入る。
「氷点」も絶版にはならないだろう。
また、司馬遼太郎や陳舜臣、吉川英治といった歴史系の巨匠の皆さまは、間違いなく、今後絶版になることはないとふみまして。
ここいらはまとめて、涙のお別れとなりました・・・
つまり…
「結構お気に入りで、世間でも人気のある作品」
というのが
手放す対象になりました・・・何か矛盾しているようだけど、理屈に合ってるんですよ。だって、又読みたくなったら、いつでもすぐに手に入れられるし。
あとは、タイトルが好きで並べている本とも、残念ながらお別れ。
「これは王国のかぎ」とか、タイトルだけで気絶しそうになるくらい好きだったんだけど・・・ばいばい・・・
(荻原規子と、乙一のタイトルセンスって、たまらない・・・)
これで、ミステリーとかSFとかが、そんなに好きじゃなくて、良かったです。
ハヤカワポケットミステリーなんて集めてたら、どんな事になった事やら・・・あとペリーローダンとかね。
ローダンに囲まれて一生を終わるのか?それもまた良し・・・(笑)
でも、こんな私でも、引っ越す以上は何とか始末をつけまして。
いま、部屋にあるのは空っぽの大きな本棚がふたつ。
人生で初めて見たかもしれない・・・
空っぽの本棚。
なんて悲しい。
ああ。
ああ。
お父さまー
お兄さまたち―
さようならー
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もともと片付けが苦手なうえ、引っ越した事がない私は、デクのボー。
ちなみに引っ越し初体験は3歳だったので、記憶にありません。なので初めてのお引越し。
そんな中、母から、引っ越しにあたって物を減らせ、という指令が出ました。
CD、楽譜にドレスは仕事道具だから減らせない。なので、普通に荷造りしてしまえばいいんですけれど。
普段の服やアクセサリー、これもそれなりには多いですが、まあ普通の女性はこんなもんでしょう・・・お洒落さんはもっと持っていると思うし。なのでこれも減らせないわ。
まあこの二つはいいんですよ。
問題は
本と漫画です。
私の部屋の8割は
本と漫画で構成されている・・・
あとはほんとに何もないといっていいくらいです。
映画のDVD、ゲームやちょっとした雑貨などが少々ありますが、大した量じゃないですね。インテリアにこだわる方でもないので、そういったものもないから。
要するに、母は本を処分しろ、と言ってるだけなんですけどね。まあ言われるだろうな、とは思っていたので、泣く泣く手放すことにしました。
しかし、片付け終えた後、半分の量に減ってしまった本と漫画を見ていたら。
何ていうのかしら、イーリアのアリアの出だしの歌詞みたいな気持ち・・・
あぁ
お父さま、お兄さまたち、さようなら・・・
あなたたちは確かにいたのに、
もういない・・・(まだリサイタルをひきずっている)
いやいや。
中学高校、大学までの私の読書遍歴の本と別れるのは、
お父さま、お兄さまたち、さようなら!
くらいな気持ちがありますよ。本棚はその人の人生の縮図と言いますし。
あー悲しい。
ま
それでもまだ半分は残ってるんですけどね。その半分だって、決して少なくはない・・・
結局、手放せなかったのは、昔話や童話、児童書の類が多くて。
好きなんですよ、昔話。
そんなにしょっちゅう読むものではないのですが、やっぱり思い入れが深いので、どうしても手放すことができませんでした。
それから、次は、私が愛してやまない星新一。これは最初からお大事箱にイン。
大好きな中村うさぎのエッセイも、迷わずイン。
小野不由美の「十二国記」でしょー。
アシモフの「黒後家蜘蛛の会」も迷う事なし。
三銃士の続編、「ダルタニャン物語」は、入手困難だから、これもまた迷う事はなし。
・・・長谷川伸の「荒木又右衛門」に、牧逸馬の「怪奇実話シリーズ」とかなんて、古すぎて存在を知られてないよね・・・
あ、牧逸馬の解説なんてね、横溝正史が書いているんですが。もーこれが、本編と同じくらい面白いんですよ
と
いうわけで
ここいらの本は、手放してなるものかぁ~!
となる。
問題は、ここから先。
けっこー好きな作品で。一年に1回くらい読み返したりして。
そして、新しく入手するのは別に困難でないもの。というのが、一番困るの・・・
島田荘司は、私が読み始めた頃に比べて(もう十年以上前だ・・・)知名度も上がったのでいつでも手に入るし。
田中芳樹もいつでも手に入る。
「氷点」も絶版にはならないだろう。
また、司馬遼太郎や陳舜臣、吉川英治といった歴史系の巨匠の皆さまは、間違いなく、今後絶版になることはないとふみまして。
ここいらはまとめて、涙のお別れとなりました・・・
つまり…
「結構お気に入りで、世間でも人気のある作品」
というのが
手放す対象になりました・・・何か矛盾しているようだけど、理屈に合ってるんですよ。だって、又読みたくなったら、いつでもすぐに手に入れられるし。
あとは、タイトルが好きで並べている本とも、残念ながらお別れ。
「これは王国のかぎ」とか、タイトルだけで気絶しそうになるくらい好きだったんだけど・・・ばいばい・・・
(荻原規子と、乙一のタイトルセンスって、たまらない・・・)
これで、ミステリーとかSFとかが、そんなに好きじゃなくて、良かったです。
ハヤカワポケットミステリーなんて集めてたら、どんな事になった事やら・・・あとペリーローダンとかね。
ローダンに囲まれて一生を終わるのか?それもまた良し・・・(笑)
でも、こんな私でも、引っ越す以上は何とか始末をつけまして。
いま、部屋にあるのは空っぽの大きな本棚がふたつ。
人生で初めて見たかもしれない・・・
空っぽの本棚。
なんて悲しい。
ああ。
ああ。
お父さまー
お兄さまたち―
さようならー
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