ソプラノ歌手 中川美和のブログ

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クラシックエイト、終わりました~。

2012-11-26 23:01:48 | コンサートのご案内&ご報告
遅くなりましたが、クラシック8 「未来の星~心揺さぶる歌声~宮里直樹テノールコンサート」無事に終わりました~。

今回は、テノールの宮里直樹さんのコンサートに、私は、ゲストという事で出演させていただきました。
それにしても、宮里さん。
若いのに、ああ、さすが日伊コンコルソ1位…もう、美声だわ、ウマいわ…いやいやもーあり得ない。

今回、両親が聴きに来ていたのですが、うちの母が、宮里さんのあまりの上手さに熱くなりすぎてしまったらしく。
宮里さんについて、ブログに熱く書いておりました(´∀`;) → 母のブログ。 
でもその気持ちはわかる!宮里さんはそのくらいすごかった!

そして、ピアニストの別府由佳さんにもお世話になりました!!コンスタンツェをパッと見ただけで、さらっと弾いてしまうのはすごい…

そして、今回のコンサートを主催して下さった「東京アンサンブル・ギルド」主宰の渡辺玄一さんが、当日の解説もして下さいました。
本当にお世話になり、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。


てな訳で、私が今回歌わせていただいたのは以下になりまーす。

≪ジャンニ・スキッキ≫から『私のお父さん』
シューベルトの『野ばら』
≪後宮からの誘拐≫から、『あらゆる拷問が』
≪フィガロの結婚≫から、『恋とはどんなものかしら』
≪愛の妙薬≫から二重唱、『一言だけ、アディーナ』、
≪椿姫≫から重唱、『乾杯の歌』

を、歌わせて頂きましたよ~。

My反省としては、『後宮からの誘拐』のコンスタンツェ、気合が入りすぎたかな…途中から取り戻せたけれど。
でも『フィガロの結婚』のケルビーノは、我ながらかなり良かったかも
あと、今まではどうもうまくハマらなかった、『愛の妙薬』のアディーナ。今回は、宮里さんと二重唱の場面を歌いました。
アディーナは、私の声には合ってるのだけれど、キャラクターが自分にしっくりこなくてでも久しぶりに演ってみたらば、やっと少し演じられるようになってきた気がする。
もうちょっとやってみたいなー、アディーナ。


そして、当日の写真!
…会場で撮れなかったの…(´ω`;) 帰り道です。
確か、恵比寿駅かな~。(笑)

宮里直樹さん、別府由佳さん、私。もうほとんど12時じゃん…(笑)
クラシック8、無事終わる事が出来ました。いらして下さったお客様、ありがとうございました


そしてそして。
昨日は、私が幼いころから高校生まで、ずーーーーーっと通っていたN児(※NHK東京放送児童合唱団の意)の、卒団生のコーラス、『レジェンドール』 のコンサートを聴きに行ってきました!
さすが、N児で小学生の頃から厳しい訓練を受けただけある、とてもレベルの高い素晴らしい演奏でした。

ああ、このN児っ子テイストなコンサート。たまらん…
完全に私の好みかも知れませんが、北欧のアカペラが一番楽しかった。
もー、すんごい良いプログラム順でしてね!アカペラ最後の、わやわや~としたところ(聴いた人にはわかる、この表現…)この数秒をまた聴きたい!!

そしてコンサート最後の曲、『サークル・オブ・ライフ』は何と言うか、迫力がビリビリ伝わってきて、感動してしまった…。
やっぱり歌のエネルギーってありますよねぇ…良い演奏を聴かせてもらって、私もエネルギー補充っす

さ、今週も頑張る~。




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充電中~

2012-11-21 00:05:32 | 歌のこと
日が経つのが早い…(゜д゜;)

特に、11月に入ってからは加速しているような気がしてなりませぬ。
だって一週間経つのが早くてね…気付いたらもう明日は水曜日じゃないですか。『怒り新党』と『アメトーク』で一週間を感じる私。
そんなわけで、明後日が次の本番だなんて嘘のよう。
この数日は鋭気をやしなってました。というか、充電してたというか。
ルチアとコンスタンツェを続けてやるには、切り替えとエネルギーが…単にぼーっとしてたとも言いますが…orz

まあエネルギーを発散させず、家でできる仕事という事で、12月15日のクリスマスコンサートの準備してました。
頭を使う仕事なら、歌う時の、発散するエネルギーを使わないで済むので。
コンサート内で使うミニドラマの台本を書きあげ、そして決まってなかったメドレーの曲目がほぼ確定しました…
やるじゃん私!やればできる子!!(誰も褒めてくれないので自分で褒めてみる)
あー、あとは共演者たちに連絡せねば。
いやあ、間に合わないかと思ったけれど(何て不吉な…)何とかなるものだなあ~。


そして、ぽりぽり。


片手間にブレッツェル。ぽりぽり。
これはドイツで食べるようになったものですが、日本でもスーパーで売ってて嬉しい限り。
KALDIとかに売ってます。
こーゆーのは、今日みたいな寒い夜にですね、あったかい飲み物と一緒に、だらだらと食べるとおいしいんですわ~(´∀`)

食べてるなう。というわけですよ。

さて、明日は22日の本番の前日練習です。
がんばろー。
コンスタンツェ、なかなかお仕事で歌わせて頂く機会はないので、よろしければ是非いらしてくださいねー。まだ間に合いますよん。下記が詳細!

    
Classic 8(クラシック・エイト)

【日 時】11月22日(木) ご入場:18時~ 開演:20時
【会場】 アートカフェフレンズ (恵比寿) 【入場料】 ¥4,000(+1 Drink¥500)

お問い合わせ、お申し込みは
主催:東京アンサンブルギルド まで
お電話か、メールでお願いします。
TEL:0422-38-8096 / info@tokyo-eg.com


※ チラシ&コンサート内容の詳細は、 こちらをクリック



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ルチアの狂乱、歌ってきました!

2012-11-17 18:21:31 | コンサートのご案内&ご報告
イタリア文化会館アニェッリホールにて、東京シティオペラ協会主催の『アリア・重唱の集い』、終わりました~!

今回私が歌わせて頂いたのは、オペラ「ランメルモールのルチア」から「狂乱の場」。一曲といえど、狂乱はやはり精神的に大変でした
でも歌い始めてしまえば、狂うのが楽しくて楽しくて(笑)もう、やっぱり楽しいわー狂乱。

歌を歌うにあたり、やはり一番大事なのはやはり役柄の気持ちを伝えられるかどうかだと思っています。
…ですが、この曲はとにかく技巧も難しくってねぇ、ええ…orz
気持ちがいくらあっても、技巧をないがしろにしていい訳ではないし。

ま、そんな訳で、狂乱物の本番前というのは、いつにも増してピリピリしている訳ですが
更に今回は、アリアの途中部分から歌い始めたので、(全部歌うとすごく長くなってしまうので)その短かい時間できちんと狂えるか、歌う前から、集中力との戦いだったように思います。
(『きちんと狂う』て、よく考えると変な日本語…。)

ええ、今回は自分で言うのもナンですが、会場のお客様からあまりに大きな拍手を頂けたので、嬉しいよりも先に驚きがきました。大きな拍手やブラボーのかけ声を下さった皆さま、本当にありがとうございます。
歌い終えた後に、お客様からあんなに大きな拍手をいただけて、歌い始めるまでの緊張や大変さもすべて吹っ飛ぶ気持ちでした。

こうしてアリア一曲を歌って、それがお客さまに喜んで頂けると、やはり若いころにルチアを一本演らせて頂いた経験が、自分の身になっているのかな、と嬉しくなります。

終演後、ロビーでお客様たちにご挨拶していると、「今日歌ってくれて、ありがとう!」と言って下さる方もいらして。本当は歌手の私の方が、聴いて下さってありがとうございます、なのに…思わずウルっときてしまいました。
普段はあまり自分に自信のない私ですが、今回の演奏だけは、ちょっぴりだけ自信になった気がします。

また、私の「ルチアを一本観てみたい」と言って下さった方もいらして、すっごく嬉しかったです。
あー、またルチアをやる機会が本当にあったら嬉しいのだけれど!
…すぐその気になる自分~(´∀`;)

さて舞台裏写真。


目がアッチにいってます……歌い終わった解放感が半端ない。




そして、先日の『こうもり』でアデーレをやった時に一緒だった、神田沙央理姫と。




そして、以前『フィガロの結婚』でスザンナをやった時の伯爵夫人、
木村はる奈ちゃんも一緒だったの


…あ、身長差は気にしないでください。私が超チビなだけですので(・ω・)ノ

さて、次のコンサートは、来週22日の宮里直樹さんのコンサートで、ゲストとして数曲歌わせて頂きます。
私のメインは、『後宮からの誘拐』の、「あらゆる拷問が」です。私はこの曲は、いわばモーツァルトの狂乱だと思っていますので、私は一週間以内に、2回狂う訳ですね(笑)
ルチアを聴いて気になった方、よろしければ是非いらして下さいませ。

以下が、22日のコンサートの詳細です。

    

 Classic 8(クラシック ・ エイト) vol.9
宮里直樹テノールコンサート 未来の星~心揺さぶる歌声

テノール宮里直樹さんのコンサートに、ゲスト出演させて頂く事になりました。
宮里さんは、今年の日伊声楽コンコルソに優勝された若手テノールのホープ。
日本人離れした美声を、是非聴きにいらして下さい。
都心で遅めスタートのライブ感覚コンサート!!演奏の前後には会場でお食事もできます。

【日 時】 2012年11月22日(木) ご入場:18時~ 開演:20時
【会場】 アートカフェフレンズ (恵比寿)
【入場料】 ¥4,000(+1 Drink¥500)
【出演者】 テノール 宮里直樹/ピアノ 別府由佳
ゲスト:ソプラノ 中川美和 解説:渡部玄一


★演奏予定曲目★ 「リゴレット」より『女心の歌』、「トゥーランドット」より『誰も寝てはならぬ』
カンツォーネ『オ・ソレ・ミオ』 『カタリ・カタリ』他
※私は、「後宮からの誘拐」より『あらゆる拷問が』、「フィガロの結婚」より『恋とはどんなものかしら』、シューベルト「野ばら」 「愛の妙薬」より二重唱 等、数曲を歌わせて頂きます。

【お問い合わせ・御予約】 東京アンサンブルギルドまで (リンクしています。)
メール(info@tokyo-eg.com) または
電話、FAX (0422-38-8096(平日)) で承ります。
先着60名様まで。


ぜひぜひ、いらして下さい~!


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ディナーコンサート、残席僅かです。

2012-11-15 22:20:03 | 歌のこと
ああ

眠い………(´д`;)

…前回のブログから、痛いだの眠いだの、何か不健康気味なブログで失礼いたします
いえ、夕方に、明日(16日)のコンサートの練習をしてたんですが。練習終えてしばらくしたら、もー眠い眠い眠い……
あ、ちなみに明日のコンサートについての詳細は→ こちらをクリック。

私は「ルチアの狂乱のアリア」を歌わせて頂くのですが、あの曲は本気で歌うと、どっと身体が疲れるのか、

もー
眠くて眠くて眠くて…

普段運動していないから疲れるんじゃないのー、というご意見も聞こえてきそうですが。
運動苦手芸人の私ですが、留学前の一年は、ハードなジムに通っておりました。そんな時も、ただ歌ったからと言って眠くなるという事はそんなになかったのです。

でも、ふと思い出す。(何故か文語調)
数年前、ルチアのお稽古をしていた時は、帰宅した途端、よく爆睡していたなー。
何でだかわかりませんが、「ルチアの狂乱」は身体にくるのよね……あとコンスタンツェもね。
ただ高音出すから疲れる…という訳ではないんですよねー。他の曲は高音があってもこんなに疲れないもの。なぜだろ…
やはり、はんぱなく難しい曲だということなんでしょうか…

とにかく、声楽家は身体が楽器 半ばはアスリートです~。精神と肉体の勝負


そうそう、それでですね。
明日の本番の話でなくて申し訳ありませんが、今日の記事のタイトル通り、12月のディナーコンサートについてお知らせしなくてはいけない事が。

12月5日の『木畑亭ディナーコンサート』
(ディナーコンサート詳細は→ここをクリック。

おかげ様でこちらの残席が、もう、僅少!!となりました。
もし、「行くつもりなのよ!まだ申し込んでいないだけで…」というそこのアナタ。
さあ急いで!お電話下さいませ~。

お申し込み先はこちらです。
お名前、人数、連絡先、お電話番号を明記の上、メール、もしくはお電話にて
「アンダンテ企画」(平日10時~17時)まで、お申し込み下さい。

Tel:080-2553-5670
メール:ticket@nakagawa-miwa.com

※先着順となりますので、お断りする事になりましたらご容赦くださいませ。

このディナーコンサートの準備も着々と進んでおります。プログラムもほぼ決まりました。
普段、私のコンサートはオペラアリアを中心に組んでいますが、今回は日本歌曲などもいくらか入れてあります。
多少わかりやすく、けれど、『ソプラノのコンサート』な感じを出せたらな、と。
あ、オペラアリアももちろん入れてありますよ!楽しみにしてて下さいませ~


では、ブログ書き終えたので、もう寝まーす
じゃあ明日はひとつ、狂ってきます。聴きにいらして下さる方、アニェッリホールでお会いしましょ~(´∀`)ノシ

さぁ寝るぞー!ぐーてなはと




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背中が痛い。

2012-11-12 10:27:53 | 歌のこと
うーん痛い。

今朝起きたら、背中が死ぬほど痛い。理由はわかってるんです。
昨日久しぶりにがっつり練習したら、背筋が筋肉痛…
高音の曲を練習すると、背筋にきます。ええ、それはもうちょっと腕を動かすだけで悶絶するほど…
今週の16日に迫った、ガラコンサートで歌う「ルチアの狂乱のアリア」を練習しているのですが、それで背中の筋肉痛なのです~

このアリアを歌うのは何年ぶりかなあ。前回のブログでも書きましたが、最後に歌ったのが、『ランメルモールのルチア』のルチア役を、一本まるっと演らせて頂いた時だから、五年前?四年前?
もうそんなに経つのかぁ…
でも当時から、きちんと練習した日は、背中が痛かった気がするorz
あ~痛いよ!

で、そんな中。それとは別に、今月22日のコンサートの合わせを、テノールの宮里直樹さんとしていまして。
宮里さんと歌う『愛の妙薬』の重唱。これも久しぶり! 宮里さんのネモリーノにきちんと合わせられるといいなあ。
何だか、ここんとこ、ルチアといい愛の妙薬といい。(あ、両方ドニゼッティだー。)
久しぶりに歌う曲が多くて、それが何だか嬉しいやら、しみじみしてしまうやら。えへ。

ところで!
話はガラリと変わりますが。先日、津田ホールで開催されたメゾソプラノの加納悦子さんのリサイタルを聴きに行ってきました。

何て言っていいのかわからないので、あんまり言いませんが(何を言いたいんだ…)
もう、凄まじかったです。
本当に素晴らしかった。

日本が世界に誇れるリート歌手ですよね。こんな素晴らしい歌い手さんを生で聴ける喜びをかみしめてしまう。
以前聴いた時と同じプログラムで、モーツァルトの歌曲だけ、というリサイタルだったのですが。
前も素晴らしかったのに、もっと素晴らしくなっている。
進化する歌曲。
すごいなあ。

その日の夜は興奮してなかなか眠れなかった…絶対また聴きたい!
日本に住んでいながら、加納悦子さんの歌曲をまだ聴いた事のない方、人生、損してますよっ
是非是非、次の機会には聴いてみてくださいね。

さーて、今日もこれから伴奏合わせです。これは12月5日のディナーコンサートの合わせ。
こちらも高音の曲があるから、背中が更に痛くなりそう

ではいってきまーす。




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