音楽劇「モーツァルトの旅」、無事終演しました……!
長い旅だった…というか、いやー大変だった…
今回は特に台詞部分の演技稽古に比重を置いてまして。台詞稽古ってやっぱキツいんですよ。我々歌手なんで。
でもさ、音楽はある程度自分でも深めてこれるし、すでに2回もやってるからそれなりにレパートリーになってんですよね。
そうしたらもう、台詞部分頑張るしかないじゃん!!
その結果、実に色々な所で涙したと言われました。
サリエリの長台詞、パパパ、フィナーレは鉄板の泣きポイントとして。
(しかしパパパは泣きポイントとして構成した訳ではなかったので、あそこで泣いたと初めて言われた時には、そりゃもうびっくりした)
死ぬ間際のモーツァルトが、ナンネルと再会して抱き合う所で涙したと言われました。
そこ!?
また別のお客様から、ダポンテがコジの説明をする場面の
「裏切りも全て飲み込み、許し…そして、笑うんだ。人生はそれしかない」
という台詞は、涙があふれました。
と言われ、
えっそこ!?と思いました。
でもよく考えるとこれは、実在のダポンテ、モーツァルトが出した結論ですからね。
私がゼロから作り上げた台詞ではない。
そのお客様が言ってましたが、35年という短い生涯でモーツァルトが出した人生訓と思えば、確かに胸を打つものです。
結論。
お客様はどこで泣くか、感動するのか、わからん!!
から、
台本は色んな所に泣きポイント散りばめとけ。
そこ以外で泣くから。
ていう…
何にせよ、泣くほど心動かされたものを作れたのは、本当に嬉しいです!
ちなみに、コジのフィナーレの本番のクオリティには度肝を抜かれました。ピアノの前奏部分からして凄かった。
確かに緊張感持ってよろしく、とは言いましたが
み ん な カッコ良すぎでしょおおぉぉお
とか思いながら楽譜書いてました。
あのテンションと緊張感やばかった…
まだまだ書きたい事ありますが、本当にキリがないのでここまでで。
出演者の皆様に心から、お疲れ様でしたと言いたいです。
いらして下さったお客様も、本当にありがとうございました!!
もし、この作品を気に入って下さった方いらっしゃいましたら、再演希望のご意見はぜひ、室内歌劇場の事務局までお願い致します。(そっちの方が再演の可能性が高くなるかも…?)
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↓
とりあえず、予算いくらくらい?みたいな質問だけでも全然OKです。
モーツァルトを探せ。
(いるんですよ、この写真の中に…)
そしてシカネーダーが書いた魔笛の台本。
誰がここまで適当にしろと…笑
では、次はもう稽古の始まってる「サンドリヨン」妖精の女王です。
がんばりまーす。