なぁなママの聞いてきいて

70代でアルツハイマー認知症を発症した姑は86歳で老衰で他界。今度は実母が膝痛をきっかけに介護生活そんな日々のつぶやき

自分の母親のことなのに・・・

2010-09-05 04:02:26 | 介護者
慌しい二重生活の中、あれこれと必死に用事を済ませてやっと夕食の時間を迎えたとき

仕事から帰ってきてお風呂に入り優雅に手料理を食べ始めた夫が・・・

『2週間後に迫ってきた専門医への受診』に大切な仕事が急に入ったから付き添えないと言い出した 

3ヶ月も前に予約を入れてすべてを計画してきている受診なのに・・・

ちょうどその日は私のボランティア活動とも重なってしまうので次回は私の都合でお休みということに決定して連絡するためにも無理をして実家から駆けつけて活動をこなしてきた日でした 

そして二重生活の合間をぬってかかりつけ医へ姑も伴って受診をしていつもの薬も処方されてホッとしたつかの間 

しかし、留守宅では姑が自分の大切な受診の日をすっかり忘れてお友達と箱根へ旅行へ行くのだと楽しげに話しているのを聞きつけて・・・『その日は受診の日』ですよと知らせてお友達に舅がわざわざ連絡をしてきたところだったのに 

夫の勝手な発言で今までの努力がすべて無駄になる 

二重生活を送るだけでも精一杯でパンク寸前の私の頭も心も・・・もうそんな衝撃を受け入れ対処する余裕など無くなっていました 

夫は自分が病院に連絡して受信日を変更してもらうから・・・なんて言うけど次の週は祭日だし、処方されているアリセプトにはそんなに余裕が無い 

もうすべてがどうでも良くなってきて・・・喧嘩 

結局助けてくれたのは子どもたち 

図書館で勉強していた大学生の娘が帰ってきたので相談すると・・・「誰も協力が出来ないときには自分が母と一緒にラッシュ時の電車に乗っておばあちゃんを病院へ連れて行っても良い」と申し出てくれた 

車での送迎をするようになってから予約の時間を早くにしているのでとてもスムーズにあまり待たされずに受診ができるようになっていたのだが、電車で通院するにはラッシュ時に池袋で乗り換えるというのは認知症の姑を連れて行くのにはかなり酷である 

シフト制で仕事をしている次男にも相談してみると・・・

ちょうどまだその日はシフトが決まっていないので自分が車で送迎してあげると言ってくれた 

それで問題は解決したのだが・・・。

私の心の中のモヤモヤは消し去り切れないでいる 

お互いの親を抱え込んでこれから何とかして生活していかなくては・・・と考えている矢先に、自分の仕事だけを優先する夫。

これからは姑の介護の中心者となってやっていって欲しいと願っているのに意図も簡単に投げ出して他人を頼ってしまう態度 

真剣にアルツハイマーと向き合っていこうという意思があるのだろうか 

夫婦の間に少しづつ溝が出来てしまった出来事でした 


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