葉っぱのミカタ4

100均だって!素人だって!
葉っぱと仲良くお喋りすれば
観葉植物は育ちます♪

我が家の優柔不断同士

2008-06-17 16:47:46 | ジャックと豆の木

3年目に突入!

夏に冷房で弱ったり、冬に葉っぱが枯れてきたり

もう生きた心地がしませんでしたが、なんとか春を迎えることができました。

 

名前は「マメ」(ジャックと豆の木のタネ)

性格は実直です。

いつの間にか増えた七咲ファミリーの中で一番、愛おしいです。

とても他の子たちには聞かせられませんが、一番愛情を注いでいる子です。

マメがいなくなったら、どうやって生きていこうかな・・・。

とか真剣に考えるほどです。

 

そんな七咲の人生をも左右するマメ。

何らかの非常事態には、貴重品でも非常持ち出し袋でもなく

 

マメの鉢を抱えて逃げ出さないといけないので

 

もうこれ以上大きくしないように、自戒しているところです。

 

■ ■ ■

 

去年の夏、うっかり冷房に当ててしまって、

 

全枝が垂れさがる

 

という真夏の怪談を経験しました。サダコ並みに怖かったです。

サダコ、と変換しない辺りでお解りいただけるかとは思いますが

ハイ、見たことないですけど。題名も解らないですけど。

 

その夏は何とか持ちこたえてくれたものの、調子を崩し

葉っぱの先っぽが、どんどん茶色くなっていく。

緑と茶色のまだらみたいになる葉っぱも出てくる。しかし。

色は悪いものの、枝や葉っぱ自体は元気なので静観して冬を過ごしました。

(単に、何をどうしてやればいいか解らなかっただけなのですが)

(あとブレ子に疲労困憊だったもので)

 

そんなマメをも救ってくれる春の奇跡、バンザイ!!

 

この春、マメにも新芽が出ました。

それも、予想外のところから。

 

  

 

←ココ

って言われたって解らない写真ですが。その隣はズームです。

新芽が出るのは上から。という常識(私の)を覆し、下から出ました。

それも、2年前に切り落とした枝の痕から。

他にも3~4つほど新芽が出ましたが、全部、枝の痕から出ています。

なんだ、なんだ。これが本当の蘇りか?

と傍観していましたが、一向に上から新芽が出る気配がないまま

蘇りの新芽が、どんどん成長して、枝らしくなってしまいました!

 

 

この一本に全神経を注いでいるのか、他の新芽は沈黙状態。

物凄い勢いで、成長しています。

上の写真から1週間たっていません。

この目を見張る成長ぶりは、種から育てたことを思い出します。

朝と夜とで長さが違う!と慄いたほど、急成長でした。それに次ぐ勢い。

ここにきて、七咲、物凄く焦る!!

 

新芽を出した時から言い聞かせていたのですが。

本当に、そこから出てきていいのか、マメ?よく考えろ?

 

ものすごくかっこ悪い姿になるぞ?!

 

と毎朝毎朝、ぐんぐん伸びる調子に待ったをかける七咲。

しかし私の美的感覚とマメの美的感覚は食い違っていたようで、

「別にいい。かっこ悪くない」 とばかりに成長してしまいました。

そりゃもう、かっこ悪いどころか、

上の古い枝をかき分け、追い越し、どれが新枝?ってくらいに

上の塊に埋もれてしまう有様。

確かに、かっこ悪くはないな・・・。思っていたのとは違う形になった・・・。

と呆然自失。

 

新芽が伸び始めた時点で、わかった。伸びたいだけ伸びればいい!

本気で大人の階段を昇るなら、私も覚悟をきめよう!!

と、てっぺんを切る為の腹を(ようやく)くくった訳ですが。

 

上の本流が生きないなら上はあきらめて、下を本流にしよう!

そのために、(怖いけど)オペ決行!!(物凄く怖いけど!!)

 

という決断を出すのが遅すぎたのか、

 

上の本流が復活!!

 

ちょっと!!下から這い上がるのか、上からさらに高みを目指すのか

どっちかにしてちょうだい!!この優柔不断め!

と頭を抱えたものの、よく考えたら、自分も究極の優柔不断なので

この結果を招いてしまったというか。

飼い犬は飼い主に似る、というからマメも飼い主に似たというか・・・。

嬉しいのか、悲しいのか。

 

いや、嬉しいです!全然、嬉しいです!

本流をぶった切る恐怖は回避できたわけですし!ビバ!優柔不断!!

 

というわけで、無駄にくくった腹をまた解く前に。

ぷちオペ結構!じゃない、決行!

 

 

古い枝を全部、切り落としました。合計20本。

切り落とし記念に、「覚えておこう、その本数」って感じです。

 

完全に枯れたわけじゃない枝や幹を切るのは勇気がいると思いますが

(いらない人は全然いいんですが)

切ってあげた方が、葉っぱちゃんたちの為になります。

葉っぱの先が枯れたり、枝が傷ついたり、と見目が悪いと、

葉っぱちゃんたちは、いつまでもいつまでも、そこにこだわります。

前髪3ミリ切りすぎちゃった女子高生並みに、いつまでも気にします。

損なった部分を修復しようとエネルギーを注ぐので、その分、

新芽にエネルギーを注がせてあげた方が、元気になる場合が多いです。

 

と、店でさんざん学んだことなのに、やっぱり、自分の家の子の事になると

冷静に対処できませんでした。

店の子を丸裸にするのはお手の物ですが、自分ちの子を丸裸にするのに

2か月も迷っていました。

優柔不断もすぎるというものです。

 

そんな私の優柔不断に付き合わされたマメも、ようやくさっぱりして

新しい姿になってくれることを期待します。

(枝の痕が気になって仕方がない今日この頃)



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
とてもすごい決断ですね! (おかやんです)
2008-06-17 20:06:22
元気そうな、葉っぱは枯れるまで、ほったらかしにしています。テレビの”趣味の園芸ビギナーズ”みたいに、あっさりカットは、辛くてできない、おかやんです。
ブライダルベールの画像をアップしますと、申し上げたのですが、部屋の中から、外に出すと、何やら調子が悪くなりました。
お詫びのしるしに、オリズルランの花をアップしました。増えすぎてきたのですが、七咲さん、育てませんか?
(画像のアドレスです。)
http://blogs.yahoo.co.jp/nozato0620/40205105.html
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Unknown (ドラえもん☆)
2008-06-17 22:33:02
こんばんは~。
これは立派ですね~!
オーストラリアビーンズでしょうか?
これ、種から育てられたんですか?

>完全に枯れたわけじゃない枝や幹を切るのは勇気がいると思いますが

これ、すごくわかります!僕も最近、クワズイモ(高さ120cm)の葉を中途半端なところで切ってしまって、そしたら新しく出かけてた葉の部分から、黄色くなって枯れてしまい、思い切ってハサミを入れたらこれが思った以上に肉厚で、切った瞬間、水がジュゥ~とでてきてしまい、とても痛々しい気持ちになりました
ちなみに、僕のクワズイモ、買った時(1ヶ月前)は、葉が3枚だったのですが、1枚切り、今では7枚になってます(笑)どんだけ成長早いんでしょうね^^。

あ、ちなみに、サダコは、貞子です。笑
あれは絶対見ないほうがいいと思われます。笑







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Re:とてもすごい決断ですね! (七咲)
2008-06-18 17:13:11

オリヅルラン見てきました♪
いやあー圧巻です。もう植物園並みですね!!
実家にもいてます。あの子たちも育てるとこうなるのかなあ?
と思いつつ、しかし七咲、もうこれ以上葉っぱちゃんを増やせません!
今でもかなり精神的にギリギリです
(20本切った痛手が…。他にも瀕死寸前の子に心臓が止まりそうです)

そうですねー、退職して年金生活が始まったら
新しい子を求めてみようかな?と思うかもしれませんですねー。
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Re:Unknown (七咲)
2008-06-18 17:25:39

こんばんは~。
ああ!そうそう!オーストラリアビーンズですね!よくご存じでいらっしゃる
ウチの売り場で昔、100円で種売ってたんですヨ。
余所の店では600~800円くらいしてたんですが。

クワズイモのオペが痛々しい、それにも同情できます。
私も初めてサンスベリアを切ったときは、思わずハサミを投げ出し
その場でサンスベリアに土下座したくらい怖かったです。
枝より葉っぱはさらに勇気が要りますよね…。
それ以来、葉っぱはハサミよりカッターを使ってます。
ハサミは、「圧迫、切断」の二重苦ですが
カッターだと切断だけに耐えればいいので、精神的にまだ楽です。

あと、サダコ情報有難うございます!漢字にすると怖いですね?
ご忠告頂いて、貞子には一生近寄らず生きていこうと思いました
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