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お恥ずかしながら、うちの子です3。
二度目の冬を見事に乗り切り、春になったら一回り大きな鉢に植え替えてやらねば
そろそろ伸び放題の根っこが窮屈そうです。
がじゅまるの樹という歌を聴いて以来、一度それを見てみたいものだ!
と思っていたところ、念願かなって、わが店に入荷!!
まさかこんな小さな木では満足するまい(見るなら屋久島で本物を!!)
と思っていたものの、速攻で買い求めてしまった程のかわいらしさ。
ミニチュアっぽくて、なんだか微笑ましかったので。
その昔、パキラを枯らしまくって落ち込んでいたので
(あ、ベンジャミンも枯らしまくったか)
もう木物は買うまい。
と心に決めて周りにも宣言していたのですが、その舌の根も乾かぬうちに
あっさり購入してしまうのが、妖怪「草木枯らし」の恐ろしいところ。
しかし、反省も含め、今度はしっかり基礎知識を仕入れてから育成するぞ!!
とネットで調べまくったので、妖精うんぬん、という知識まで仕入れてきて
これはもう、いよいよ屋久島まで本物を見に行かねばなりますまい!
(船と飛行機が苦手なので沖縄まではいけませぬ)
或いは、ベランダで身の丈三寸!でっかく育てるか!?(それはアホです)
などと途方もない夢を見てしまうほどには、強い子です。
購入時は小さな鉢だったのでテーブルで育てていましたが
何の変化も見られないまま、半年が過ぎ、恐怖の冬に突入!
この年の冬は、脅威の大寒波とかが来て、大阪にも雪が積もり
ベランダで雪だるまを作ったほどに寒かった年でした。
胸の高さまで育った豆の木が枯れ、サンセベリアが1~2本枯れ
サボテンが2鉢枯れ、他にも名も知らぬ子たちが次々と枯れ
(身の程わきまえず、大所帯か!)
枯れまくりオンパレード総力戦!!
といった中、頑丈に冬を乗り切りました。
成長もしないけど枯れもしないんだな・・・と、そろそろ興味がうせてきたころ(オイ)
春の兆しが見え始め、春になり、初夏になりかかる頃ようやく
なんか新芽が出まくってるんですけど?根っこ伸び放題なんですけど?
と変化に慌てふためき、大急ぎで一回り大きな鉢に植え替えました。
そこから成長が早かった!
一年目の葉っぱと、二年目の葉っぱの大きさは、10倍ほど違う!!
なんで?!
というか、「そこから別の木を接木しときましたよ」 と言われたとしても(誰にだ)
「ああ、そりゃどうも」 と納得しちゃうほどの違いが!!(納得しちゃうのか)
お店で売られているミニ観葉植物は、成長抑制剤が使われている
と聞いたことがあります。(ジャックと豆の木、でした確か)
テーブルで楽しめるように、小さいまま育てる為らしいのですが
それが切れると、突然、成長が始まるとか?この子もそれか?
という謎のままに、2度目の冬に突入。
この冬は暖冬で、いつ水断ちを始めればいいのだろう?と結構、悩んだものの
湿潤保持のために一応、葉水で何とか乗り切りました。
実は葉っぱがあちこち変色しはじめてきたので
早く春になって!!!
とハラハラしてるんです。
今日もまた白くなった葉っぱを発見。心臓に悪いから見ないようにしようかと・・・。
(だめだろ、それは)
葉っぱの成長を見るのが、楽しみで楽しみで仕方なかった夏。
(根っこも楽しいのですが、それは前回で語りつくしたので(笑))
新芽は淡い黄緑です。これがいつ、他の子と同じ深緑になるのか?
それを見極めたいのに、いつの間にか他の子と同系色になってるんです・・・。
新芽はぺろぺろの薄さで、柔らかい手触りです。
これがいつ、他の子と同じような厚みある堅い手触りになるのか?
これも見極めたいのに、いつの間にか以下同文。
新芽は「く」の字型に成長します。本当に「く」の形です。
これがいつ、他の子と同じような楕円形になるのか?(これが最大の神秘)
これも見極めたいのに、やっぱりいつのまにか以下同文。
ですが!
「く」の字のまま、冬に突入して成長が止まってしまった葉っぱが一枚あります。
今の最大の関心はこの子です。
果たして、「く」の字のまま一生を終えるのか?!
それとも春、成長が再開するといつのまにか楕円形になっているのか?!
こんなに春が待ち遠しいのは、
冬眠を終えて空腹でへろへろになっている熊か私か?!って程に
春が待ち遠しいです。
真偽やいかに?!