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バースデー登山4 秋色の浅間山は噴火警戒レベル2

2017年10月16日 | 山登り 東海 甲信越
2017年10月8日(日)☀/☁ 浅間山:噴火警戒レベル2のため 車坂峠より外輪山周遊


外輪山の鋸岳からの続きです


赤肌の鋸岳に別れを告げて
来た稜線を戻っていきます



赤ざれの鋸岳



ごつごつした岩肌の外輪の稜線が続きます
この稜線を歩いたのだと改めて見つめます

所で…なぜ この辺りを虎ノ尾と呼ぶのかは不明?
もしかしたら いくつか見られる小さなピークのどれかが
虎ノ尾と呼ばれるものかもしれませんが
この辺りを虎ノ尾と呼ばしてもらいました

だけど…虎の尾というより 
竜の背中のように感じる私です…



 鋸岳から西方向。 稜線の先は虎ノ尾の岩稜地帯

 鋸岳と仙人岳の鞍部がJバンド下降点
 Jバンド



 ふと…通り過ぎた時の事を思い出します…



すると またまた 高所恐怖症の自分が出てきて 
あぁぁぁ 現実が目の前に…


チチはさっさと 下っていきます


そうだった! 
ここ…下らなければならないんだった…



躊躇しても始まらない…覚悟を決めて 
断崖絶壁へ投身するつもりで…!


オイオイ…あほな…と 
呆れているようなチチの背中が小さくなっていきます…



… … …


下り始めて気づきます!





Jバンド下降点からの下り



あっ~ん 
がしっかり~るじゃない



しっかりした道があると思えば 気持ちは急上昇

Jバンド下降点から南に向かって
第1火口壁の断崖絶壁を賽の河原へと下っていきます


ただし 道があるといっても 大岩のなガレ場の下りです 
浮石 落石の他に よそ見歩行に注意です




 Jバンドからの下りで見る東側の火口壁の断崖絶壁
 Jバンドからの下りで見る 剣ヶ峰
 賽の河原へ着きます

賽の河原



荒涼とした賽の河原も今は秋色に染まって 
絵画でも見るような風景を描いています…




黒斑山 トーミノ頭



賽の河原から湯ノ平高原は 
カラマツの黄葉に染まる黄金の窪地

そしてその高原からのぞく外輪の荒涼とした岩肌すら
まるでジプリの世界のを思わせるよう…







湯ノ平口分岐に向かうため
カラマツやダケカンバの樹林帯の中へ入ります

暫し黄葉の世界を楽しみます



 
火山に耐えてきたカラマツ

 
トーミノ頭と黒斑山とカラマツ


前掛山(浅間山)を秋色に染めるカラマツ


も一度 黄金色のカラマツ



開けたカラマツ林から 樹林帯深くなると
黄葉の世界から現実に引き戻されたように
樹林帯の山道を下り気味に歩きます

10分ほど歩くと
分岐の標識が見えてきます





前掛山登山口(賽の河原分岐)




Jバンドと前掛山(浅間山)への分岐に出ます


火口は立ち入り禁止! 前掛山までです…となっておりますが

今は 前掛山までもが 立ち入り禁止令が出されて
しっかりとロープが張られていました…

残念です… 仕方ありません…




ナナカマド


ここで 赤色が…
ナナカマドの赤く燃えるような紅葉が
新鮮に感じるほど 印象深く残ります



 笹床の緑の残る樹林帯の細道から…
 
黄金色に輝く 高径草原の樹林帯へと変わります




カラ松林の林床に
高径草原(クルマユリ、シモツケソウ、イブキジャコウソウなど)が広がる湯ノ平高原は 
所々緑を絡ませながらも 黄金色に染まる世界を
見事演出し 秋の風情を醸しだしてくれています

この周辺がかつて火口跡だったとは
思われないほど 静かで魅惑的な世界の秋を堪能しながら
湯ノ平口分岐へと歩いていきます

ふと思う…
この高原が火口跡だとすると
ここがもっと深かい火口だったら 
ここは…高原ではなく…
火口湖になっていたかもしれませんね…






湯ノ平口分岐



ここは 草すべりを通ってトーミの頭へと向かう分岐です

分岐を確認すると そのまま 
草すべりコースに行こうとするチチ…



ちょっと待って!
急な激登りと聞きましたが…



そうだよ
最後の激登りだよ



私の膀胱 満タンになりそう…
急な登りに耐えられるかどうか…と

とてもありがたい標識が目に飛び込みます

それに気づいたチチ

(火山館)寄ってく?

はい は~い




  トイレ4分に火山館に向かう決心をします

 下ってきたままに広い整備された道をまっすぐ進みます

 急な下りになると 眼下に屋根らしきものが見えてきます

 回り込むように下っていくと…


 建物のテラスで人々が休んでいる風景が見えます

火山館



ここで 少し休ませていただくことに…




火山館の全貌



その前に… こちらに訪れたのは…
自然現象… 我慢できそうもありませんので
早速お借りします… おトイレを


 綺麗なW・C  浅間山荘方面登山道  



テラスにあるベンチとテーブル
そのテーブルをお借りして 軽く食事を摂りながら休んでいると 
背後から雲が湧いてきて 周りの景色を飲み込んでいきます

しかし 雲の動きは早く 完全に飲み込まれることはなさそう…

先ほどまで見えていた 黒斑山の方面が見えなくなり始めたころ
腰を上げて 出発をする準備を始めます




 火山館に別れを告げ もと来た道を戻っていきます

 火山館から少し離れたところに古い祠のような社があります
 浅間神社
 



古い祠のような浅間神社が設けられていました

この辺りは信仰のお山の様です という事は…
浅間山荘からの登山道は 参道でもあるのでしょう
鳥居が設けてあることに納得する私です

小さく手を合わせて もと来た道を戻っていく事に…




 整備された高原の道を北へと戻っていきます

 湯ノ平口の分岐


さて…分岐まで戻ってきました
すっきりし 体内に充電も終わっておりますので
迷わず草スベリコースへと進みます




 カラ松林の林床に高径草原の道  クマザサ床のカラ松林

ガスを被りながらも 外輪山が姿を見せてくれます




さて…いよいよ最後の踏ん張りどころのようです
目の前に広がる樹林帯の向こうに
どんな様相で迎えてくれるのでしょう

急な登り!頑張りましょう!








つづく


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