2016年1月24日(日)2
御殿山からのつづきです
開けたピークの向こうに
武奈ヶ岳が迎えるように鎮座しております
御殿山で 武奈ヶ岳を見ながら飲む ミルクティーは格別です
目の前の武奈ヶ岳に誘われるように出発します
ここからは 峠まで一気に下っていきます
ワサビ峠
峠の標識が雪に埋もれて
頭の大切な部分だけが出ています
雪の雪洞を付けた木々が
前方で待ち伏せております
少し腰をかがめてとおりゃんせ…
ここも油断すると 顔面パンチを頂く事に…
この冷たいパンチに目が覚める思いです
しかし…この頃になると
風さんが再び猛威を振るい
雪煙を立てて挑んできます
うわっぷ!
遮るもののない稜線上
風さんの思いのままに翻弄されそう
負けてなるものか!
なんのその!
負けるものかと踏み出す一歩!
急な斜面に雪塊が転がり落ちていきます…
コロコロ コロコロ転がって
弾けるように粉砕されて
空に舞い散る雪の粉
小さな結晶がキラキラ輝いて
これをダイヤモンドダストと呼ぶのでしょう…
大空に スパンコール ばら撒いたよ♪
西南稜の稜線
風さんも休憩するのでしょうか
時に静寂がよみがえり
この時は、穏やかな稜線を歩くことができます
稜線を振り返ると
御殿山の向こうに蓬莱山(琵琶湖バレイスキー場)が見えます
白銀のトレースがどこまで続く…
稜線のたおやかな曲線を描いて続く…
風さんが隠したトレース…探し探し
青い空へと登っていきます
もう少し…もう少し…
武奈ヶ岳の頭が覗いています
小さなピークの尾根を越えて…
武奈ヶ岳はすぐそこに…
武奈ヶ岳 1214m
山頂は 風さんが掃き掃除をしてくれたように
積雪の深さは有りません
風さんとの押し競まんじゅうは
頂上に着いてもなお 拍車がかかります
よう来たな♪
そう言って 風さんに撫でられる顔が 痛いです
暫し 風を避ける様に 頂を外れて一休憩です
三角点について 小さなエビのしっぽ
360°開けた展望は
青い空と白い世界のコントラストを背景に
冬の趣を呈して目を楽しませてくれます
十分に堪能したところで
来た道を引きかえして帰りましょう…
のんびりと…
穏やかに…
時に…風の猛威に踏ん張って…
サラサラ雪道に戻ります
大暴れの自由奔放の風さんは
所々 トレースを掻き消して
吹き溜まりに雪を集めて ほくそ笑んで様子を伺います
今日は 訪れた人が少ない事もあり
所々 こうした風の悪戯にトレースが途切れてしまいます
そして、場所によっては 膝のラッセルを強いられます
ほっさほっさと雪をかき分け
トレースのあるところまで もがきます
下ったところは 登り返し
登ったところは 下ります
下りは転げた方が早そうです
しっかりとアイゼンをきかせて歩きますが
サラサラ雪質の感触が
スキーででも下れと 申しているよう…
いえいえ…ステップを消すわけにはいきません
細い登山道では 尻セードも禁止です
さてさて
一気に急な登りとなると
そこはあの御殿山ピーク…
ガンバ!ガンバ!と 汗を噴きだします
御殿山
再び訪れた御殿山
帰りも やはり休憩ポイントで 大休憩をとります
ここはピークではありますが
風さんの姿が見えません…
そこだけ、避けて通るのでしょうか…
腰を据えて休みのに事欠かない場所です
しかし、ここからは 急な斜面の下りが続きます
膝にも疲労が溜まる所…
樹林の中へと入り込むと
積もった雪の高さ分 枝が近く
登る時以上に顔面パンチを頂く事に…
樹林帯の中と言えど、急な斜面には変わりなく…
滑落だけは 気を付けたい…
植林帯のこの斜面
一番怠~い 長い下り道…
思う以上の急斜面に
雪面が凍ってガチガチ感が半端ないです
登ってきたときとは また違う感じがします…
ジグザグに下りながら
下れば下るほど 土と岩にの露出が目立って
デコボコのアイスバーンとなり 歩きにくくなります
もう少し…?
まだ見えないのでしょうか…登山口…
ちらリズムで登山口が樹林の間から見えた時
この上ない安堵感に包まれます
おっちょ~
気の緩みは事故のもと
アイゼンが岩に引っかかり
ピッケルが 木の根と岩の間に挟まり
思わず でんぐり返りをしてしまう勢い!
腕に、手に 足に 全身に
渾身の力を入れて 踏ん張ります!
地面すれすれまで頭が下がって ストップ!
転倒は免れましたが
脱力感で 足がミシンを踏み出します…
思った以上にショックでした…
ただ…この出来事 誰も見ていなかったようで
何事もなかったかのように時は流れます
坊村 登山口
そんな出来事の目の前が登山口
数人の登山者もおられましたが
皆さん アイゼンを外すのに必死になっていました…
私の失態は 目撃されずに済んだようです
静かで穏やかの時間が訪れます
ただ、路面は完全に凍っていますので
アイゼンを外した靴では よく滑ります
用心しながら 駐車場へと急ぎます
葛川市民センター駐車場
残っている雪も少なくなって
本当に雪のお山を登って来たのかしら?
…そんな錯覚に陥ります
さてここからはモードが切り替わり
楽しみにしていました温泉とお食事♪
労を労う時間になります(^m^)
帰りの途中にいつも立ち寄る 「キッチン四季」のミンチカツ♪
チチの手のひらほどある大きさ これがまた美味しくって~
至福の時でございます
満ち足りた1日を過ごし
お腹も心も満足♪ 満足♪の私でございます♪
御殿山からのつづきです
開けたピークの向こうに
武奈ヶ岳が迎えるように鎮座しております
御殿山で 武奈ヶ岳を見ながら飲む ミルクティーは格別です
目の前の武奈ヶ岳に誘われるように出発します
ここからは 峠まで一気に下っていきます
ワサビ峠
峠の標識が雪に埋もれて
頭の大切な部分だけが出ています
雪の雪洞を付けた木々が
前方で待ち伏せております
少し腰をかがめてとおりゃんせ…
ここも油断すると 顔面パンチを頂く事に…
この冷たいパンチに目が覚める思いです
しかし…この頃になると
風さんが再び猛威を振るい
雪煙を立てて挑んできます
うわっぷ!
遮るもののない稜線上
風さんの思いのままに翻弄されそう
負けてなるものか!
なんのその!
負けるものかと踏み出す一歩!
急な斜面に雪塊が転がり落ちていきます…
コロコロ コロコロ転がって
弾けるように粉砕されて
空に舞い散る雪の粉
小さな結晶がキラキラ輝いて
これをダイヤモンドダストと呼ぶのでしょう…
大空に スパンコール ばら撒いたよ♪
西南稜の稜線
風さんも休憩するのでしょうか
時に静寂がよみがえり
この時は、穏やかな稜線を歩くことができます
稜線を振り返ると
御殿山の向こうに蓬莱山(琵琶湖バレイスキー場)が見えます
白銀のトレースがどこまで続く…
稜線のたおやかな曲線を描いて続く…
風さんが隠したトレース…探し探し
青い空へと登っていきます
もう少し…もう少し…
武奈ヶ岳の頭が覗いています
小さなピークの尾根を越えて…
武奈ヶ岳はすぐそこに…
武奈ヶ岳 1214m
山頂は 風さんが掃き掃除をしてくれたように
積雪の深さは有りません
風さんとの押し競まんじゅうは
頂上に着いてもなお 拍車がかかります
よう来たな♪
そう言って 風さんに撫でられる顔が 痛いです
暫し 風を避ける様に 頂を外れて一休憩です
三角点について 小さなエビのしっぽ
360°開けた展望は
青い空と白い世界のコントラストを背景に
冬の趣を呈して目を楽しませてくれます
十分に堪能したところで
来た道を引きかえして帰りましょう…
のんびりと…
穏やかに…
時に…風の猛威に踏ん張って…
サラサラ雪道に戻ります
大暴れの自由奔放の風さんは
所々 トレースを掻き消して
吹き溜まりに雪を集めて ほくそ笑んで様子を伺います
今日は 訪れた人が少ない事もあり
所々 こうした風の悪戯にトレースが途切れてしまいます
そして、場所によっては 膝のラッセルを強いられます
ほっさほっさと雪をかき分け
トレースのあるところまで もがきます
下ったところは 登り返し
登ったところは 下ります
下りは転げた方が早そうです
しっかりとアイゼンをきかせて歩きますが
サラサラ雪質の感触が
スキーででも下れと 申しているよう…
いえいえ…ステップを消すわけにはいきません
細い登山道では 尻セードも禁止です
さてさて
一気に急な登りとなると
そこはあの御殿山ピーク…
ガンバ!ガンバ!と 汗を噴きだします
御殿山
再び訪れた御殿山
帰りも やはり休憩ポイントで 大休憩をとります
ここはピークではありますが
風さんの姿が見えません…
そこだけ、避けて通るのでしょうか…
腰を据えて休みのに事欠かない場所です
しかし、ここからは 急な斜面の下りが続きます
膝にも疲労が溜まる所…
樹林の中へと入り込むと
積もった雪の高さ分 枝が近く
登る時以上に顔面パンチを頂く事に…
樹林帯の中と言えど、急な斜面には変わりなく…
滑落だけは 気を付けたい…
植林帯のこの斜面
一番怠~い 長い下り道…
思う以上の急斜面に
雪面が凍ってガチガチ感が半端ないです
登ってきたときとは また違う感じがします…
ジグザグに下りながら
下れば下るほど 土と岩にの露出が目立って
デコボコのアイスバーンとなり 歩きにくくなります
もう少し…?
まだ見えないのでしょうか…登山口…
ちらリズムで登山口が樹林の間から見えた時
この上ない安堵感に包まれます
おっちょ~
気の緩みは事故のもと
アイゼンが岩に引っかかり
ピッケルが 木の根と岩の間に挟まり
思わず でんぐり返りをしてしまう勢い!
腕に、手に 足に 全身に
渾身の力を入れて 踏ん張ります!
地面すれすれまで頭が下がって ストップ!
転倒は免れましたが
脱力感で 足がミシンを踏み出します…
思った以上にショックでした…
ただ…この出来事 誰も見ていなかったようで
何事もなかったかのように時は流れます
坊村 登山口
そんな出来事の目の前が登山口
数人の登山者もおられましたが
皆さん アイゼンを外すのに必死になっていました…
私の失態は 目撃されずに済んだようです
静かで穏やかの時間が訪れます
ただ、路面は完全に凍っていますので
アイゼンを外した靴では よく滑ります
用心しながら 駐車場へと急ぎます
葛川市民センター駐車場
残っている雪も少なくなって
本当に雪のお山を登って来たのかしら?
…そんな錯覚に陥ります
さてここからはモードが切り替わり
楽しみにしていました温泉とお食事♪
労を労う時間になります(^m^)
帰りの途中にいつも立ち寄る 「キッチン四季」のミンチカツ♪
チチの手のひらほどある大きさ これがまた美味しくって~
至福の時でございます
満ち足りた1日を過ごし
お腹も心も満足♪ 満足♪の私でございます♪
終
長編のブログにお付き合いくださって
ありがとうございます
心から感謝しております♪
長編のブログにお付き合いくださって
ありがとうございます
心から感謝しております♪
先ほど僕のブログにコメント頂き、こちらに来ました。
武奈ヶ岳の雪は相当なものですね、やはり近畿で一番雪の多いい方面と思われます。この山には南側から一回と坊村から一回ともに無雪期に登りました。あの長い距離と急騰では雪の時にはよう登らない年齢となりました。
これからもちょくちょく訪問させて頂きます。
それにしても良くこんな写真が撮れますね。
風に舞う雪など見ていると氷点下のように思えますが・・・
風神様が暴れ出しましたね。
私の様にどちらかと言いますと小柄な人間は
ふんわり浮いてしまうかも。
エッ?
危なかったですね。
お怪我が無くて良かったです。
私も昨年の今頃、赤城を登っての帰り
気持ち良くシリセードで降りて来たのですが
カーブが曲がりきれず、うつ伏せになってしまいました。
それを「そのままそのまま」と言ってカメラに収める相方の非情さ
助けるのが先なのにね。
とても嬉しいです
カモシカ様のブログにお邪魔させて頂き
とても感銘しております
私の方も たびたびお邪魔させて頂きたいと思っております
登れるうちに登っておこうと
頑張っておりますが何処まで行けるでしょう(笑)
比良山系は本当に雪の豊かなお山ですね
今年初の冬のお山でした♪
これからもよろしくお願い致します
コメントをありがとうございます♪
雪のある所は、少し暖かく感じます
風は かなり冷たく感じて
顔が刺さるように痛かったです(笑)
写真は必死に撮っていて
後から確認するだけで 今の時代
カメラの性能に助けられております(笑)
山が眠り
もうすぐ山が笑う
季節の移り変わりの一こま…
残せたらと思いますね
いつもコメントをありがとうございます
だけど たか様…私と一緒だったら大丈夫!
この身体!重しになるほどずっしりしておりますから!
私に掴まっていれば 空中に浮かせませんよ~(笑)
・・・て 遠い所から何を言う…ですね…
えっ!
シリセードでうつ伏せですか!
ううん…
ごめんなさい たか様
私、相方様のその時のお気持ち 同意してしまいました(笑)
きっと素敵に転ばれた…いえ
大丈夫だと思ったからだと思いますが
私 勝手に想像してしまい 思わず笑ってしまいました…
不謹慎ですね 先に謝っておきますね
ごめんなさい(^^;)
いつもコメントをありがとうございます♪
武奈ヶ岳、どこの雪山だろうと思いながら、レポを拝見
していたら、何と昨年、田中陽気さんが日本200名山で上られた山、NHKBSの放送を思い出しました。
滋賀県は雪が多いことはニュースで知っていましたが、
1,200m級でも凄く雪があるんですね。
青空の下、とうりゃんせや顔パンチがあったようですが、素晴らしい雪山を楽しむことができ、また、琵琶湖
など眺望にも恵まれ、良かったですね。
ありがとうございます
2000mにも満たないお山ですが
冬のお山でした
田中陽気さんが登った姿
私も拝見していました♪
今回は、風が強くても
こんな恵まれた山日和はない様な気がしました
白い雪と青い空
本当に恵まれた1日でした
コメントをありがとうございます♪
稜線の雪上歩きとか最高に気持ちイイでしょうね~
雪の白さと青空の最強コンビ!! 最高ですね。
空気もすごく澄んでますし、眺望も最高。
最後の〆のミンチカツも最高だったことでしょう!!(^^)
本当にうれしい裏切りでした
こんな誤報は嬉しい限りです
何よりも〆のメンチカツは絶品でした
動いた後のお食事は本当に美味しゅうございました(笑)
この週末も大荒れの所もあるようで
何とも落ち着かないお天気が続きますね
お山も如何なものでしょう…
コメントをありがとうございます♪