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霧の鈴鹿1 雨乞岳は ゆっくりできず退散! 退散!

2016年11月23日 | 山登り 近畿 鈴鹿 御在所
2016年11月20日(日)☁/霧 小雨 雨乞岳 イブネ クラシ 




 国道477号線  武平峠のトンネル方面



武平峠の駐車場はすでに満杯
国道477号線沿いに車は縦列駐車されております


早朝に出ても着くのは8時過ぎ
仕方のない事と 停められるスペースを見つけて駐車します


お空はすっきりとせず
妙に暖かで 不気味な様相…
雨だけは落として下さいますな…

そう願いながら 出発したのは 
時計の針が 8時30分を指していた時の事でした









コースタイム


8:13 武平峠トンネル 国道477号線 8:30 → 9:15 クラ谷分岐 → 9:32 郡界尾根 → 10:00 三人山 1014m → 
10:37 東雨乞岳 1225m → 10:50 雨乞岳 1238m → 11:15 杉峠 11:25 → 11:45 佐目峠 → 
12:08 イブネ 1160 12:17 → 12:26 イブネ北端 → 12:36 クラシ 1145m → 12:45 イブネ北端 → 
13:35 小峠 → 14:05 コクイ谷出合 → 15:10 沢谷峠 15:15 → 16:02 登山口




所要時間:7時間32分
山行時間:7時間03分
1山行距離:1.66Km









国道477号線の武平峠トンネル西側の滋賀県側にある 
峠谷の橋に西登山口があります

そこにはポストも設置されており
登山届を出してから出発です



 西登山口  





桧の植林帯の中の杣道を登って行きますが
最初から登りは です

斜面は面は伐採とのカヤトの地ですが
次第に自然林も増えて落葉の道へと変わります

しかし…昨日の雨と湿気た空気
乾ききれない道は
歩きにくいものになっています




 谷渡り…  山腹歩き…  よく滑る!




沢谷峠までは 山腹道が続き 
いくつかの小さな谷を通過する為
アップダウンが多く その上、滑りやすく
歩きやすいとは言い難い道です


この滑る!という問題は 終始 付き纏い… 
落葉がそれに拍車をかける手伝いをしてくれた日でした





沢谷峠?


沢谷峠は 知らないうちに越えてしまいます



 標布やテープが付いているのは確認できます



名記された標識を確認する事は できませんでしたが
後で地図と時間を追って見直すと
この当たりが 沢谷峠ではないかと思います




 自然林の谷を下って行きます 
 谷道沿いに…

 数名の登山者が休憩しています

クラ谷分岐



クラ谷分岐に着きます
生憎のお天気ですが 訪れる人は多い様です

コクイ谷との分岐にもなりますが
往路はクラ谷へと進みます

以前もこのクラ谷道は歩いており
炭焼きの窯跡の多い
雑木林の美しい谷だった記憶が残っております



 右手にクラ谷分岐から見るコクイ谷 帰路はここに出ます
 左の雨乞岳へ



生憎のお天気ですが
雨が落ちてこないだけ救いかもです♪


 左へ谷を少し登ります 
 斜面の滑りは そのまま谷へ落としそう…




山腹を巻くように降ってクラ谷へと進みます
先に歩く登山者も 足元に注意しながら谷へ入っていきます
後に続いて歩いていると…

チチは 突然 方向を変えて
山腹を登り始めます!

他の方と離れて登り始めたのです…




群界尾根に取り付きだした地点


 チチ 何処へ… 
 尾根ってどの尾根?…
 チチ 追いつけません~! 
 急斜面 落葉と根っことにらめっこ! 必死です




チチ~
道がありませ~ん



ここは地図に載ってませ~ん


何処登っても で~す!



大丈夫♪ 
尾根に向かっているから~




 確かに…尾根に出ました…

郡界尾根



よかった…道がありました





ここから幻想的な世界が始まります…


 濡れた落ち葉の絨毯




ガスが降りてきて 濃く絡み始め
言葉にならない 幻想的な霧の世界が
一層強くなります…



 見落としそうな標識  1014m 

三人山(山人山)1014m





小さなピーク…
ここがどうも三人山 
別名 山人山と呼ばれている所の様です

ただ… 記名された標識を見つける事は出来ません
どこかで見落としたのでしょう…



 行き止まりの置木 

  


広い尾根は迷いやすいようです
置き木がしており その先は 行き止まり…?



地図で確認すると 東方面に鼻水が垂れた様な地形
指差した様な…といいかえるべきでしょうか? そんな
突きでた様な尾根へ間違って進みそうになります

その為 その先に行かない様に 
置き木は されている様です♪ 

素直に従って そこを見送り 尾根道を進んで行きます




  


視界は閉ざされ 
行く先の見通しも無いような山道ですが
不思議と不安はありません

ただただ…静かに時間を刻んでいくよう…






木肌に張り付いた苔の水滴
小さな世界がそこにあります



 笹原の尾根

メギ(目木)





樹林から抜けて笹原の尾根に変わります
灰色の世界に ひときわ目立つ赤い実を付けた低木…

よく見るとメギの果実の様…
冷たい雨に濡れた鋭い棘と赤い果実が目立ちます




  東雨乞岳


傾斜は強くなり、
ササの高さも低くなり
本来なら開けた展望の頂が近づきます

しかし…今まで静かだった空気は変わり 
東雨乞岳の頂は 異様な賑やかさに…

団体さんに占領され 
ガスも戸惑うほど ざわめいておりました…

風がそれを煽り立てるように吹きつけて 
寒々しさが体を包んで行きます


標識は団体さんに独り占めされた状態で
写真すら撮れません…
居なくなるのを待って写真を撮る事に…





東雨乞岳 1225m



展望を失った頂には 強い風がわがもの顔で吹いています
その風から逃げるように 雨乞岳へと進み
そこで休憩を取る事にします


このガスが無ければ 本峰へつづく笹の稜線
どれほど素晴らしい景色を見せてくれた事でしょう…




 笹原の尾根 

雨乞岳 振り返って…




10分ほど歩くとそこは雨乞岳…しかし…
先程の団体さんに 雨乞岳も占領され 
休める場所もなし…

ここでもまた…
通路も塞がれ 先に進みたくても進めず
通せんぼされたまま 立ちつくします…


どうか通して下さい と お願いしなければ
道を開けてはくれません…

リーダーの方が自由に休んでいいと 
声を掛けていますが
せめて 道は塞がず 通して欲しい
思うのは私だけでしょうか…


何とか 標識の写真だけは 
お願いして撮らさせてもらいますが…

休めそうなスペースはすべて塞がれ
休む事も出来ず…
団体さんから逃げるように
雨乞岳を去る他ありませんでした…


雨乞岳まで 休憩を取らず 一気に登ってきただけに
堪えてしまいます…
でも…仕方ありません…




杉峠まで 頑張ろう…


チチの声に 頷くだけでした…





雨乞岳 1237.7m



標識は 静かに黙って立っています…
周りの事など気にもせず
標識の無言の姿に頭が下がります


さてさて…
杉峠でゆっくりと 
身体を休める事にしましょう…



つづく




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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
リップ様 (nanekobi5963)
2018-05-29 19:37:20
こんにちは♪

愚ブログを楽しんで頂けて嬉しく思います
有難うございます

この全行程の距離は約11.7キロほどになります
返信する
この全行程 (リップ)
2018-05-29 17:29:42
たいへん楽しく読ませていただいてます。

この、全行程の距離は何キロですか。教えてください。
返信する
錫杖様 (nanekobi5963)
2016-11-24 19:32:22
こんばんわ
やはり 三人山コースご存知でしたか♪

本当に静かで クラ谷の分岐からの雰囲気ががらりと変わりました♪
アップダウンは多いですが
素敵な尾根歩きを楽しめます

今回は お天気が残念なので展望は望めませんが
霧のお山の神秘な装いも良いものです

楽しんで頂けると嬉しいです

コメントをありがとうござます
返信する
Unknown (錫杖)
2016-11-24 09:14:39
上りに三人山コースを選択されたのですね
このコース 結構なアップダウンがありますが、静かな登山道で好きです。
 ずぼらなわたしは、先月七人山のみでした。

イブネ クラシ もう15年は行っていないです。
楽しませていただきますね
返信する
hide-sann様 (nanekobi5963)
2016-11-24 07:20:31
おはようございます♪

拙いブログを読んで頂いている事に
とても感謝いたします ありがとうございます

今回は霧に中農山行となりましたが
それはそれなりに楽しいお山でした
お気遣いありがとうございます
つづきも頑張って綴ってまいりますので
宜しくお願い致します

コメントをありがとうございます♪
返信する
いつも (hide-san)
2016-11-23 19:58:07
いつも楽しませていただいております。

今回の様な、スモッグの中は大変でしょうね。
お気を付けください。
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