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2019年8月11日 岳沢~奥穂高岳
岳沢小屋からの続きです
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岳沢の上部を横断
岳沢を横断しながら 見上げた沢の先に
吊尾根が構えて見えます
まだ・・・遠いなぁ・・
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トリコニー 吊尾根
岳沢を横断してキャンプ場を通り過ぎ
目的の前穂高岳を目指します
目指しますが 心とは裏腹に
体は高度を上げるたびに
鉛を一つ また一つと
重ねて着せられる感じ…
しまいには 足がつり出し
最初は左…次は右足…
筋肉の痙攣が治まりません・・・
BCAAと塩分を入れた水分補給も
細目にしていましたが
追いつかないのでしょうか
持参した薬に頼り ドーピングしながら
騙し騙し登る事になります
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これで 登れるのかしら・・・
不安は常に付きまといます
ペースをさらに落としながら
体調と相談しつつ登っていきます
ただただ 集中を切らないように
一歩一歩を慎重に・・・
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露沢岳 乗鞍岳 焼岳
何度振り返って同じ景色
だけど高度を上げるたびに
少しずつ目線の位置が変わる感じ・・・
頑張って高度を上げている・・・?
少しだけ 自分に期待をかけます
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急登は飽きることなく続きます
お花も沢山ありますが
急斜面では ゆっくり観賞とはいきません
だけど 本当に
台風が来ているのかと思うほど
穏やかな天気です
本当は・・・
の~んびりしたくなります
でも チチは私のペースに合わせて
後続者に道を譲りながら待ってくれています
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最初のロング梯子
一発目のロングロング梯子です
ここから核心部のような登りが続きます
覚悟して登っていきます!
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この梯子の長さはどれほどあるのでしょう
よくここに梯子を付けたものです・・・
山で最初にルートを開拓した人の苦労が
どれほどのものか・・・
想像以上に厳しいものであることを
実感する 重太郎新道です
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急登は続きます
足がつりそうになると休憩をして
足をマッサージしては ふう~
踏み込み方を考えながら
試し試し足を出してみては あたた・・・
歩き方を変えたり
体重移動を考えたり
筋肉に入れる力を調整したり
時にストレッチしながら登ります
そんな ポンコツ体でも まだ
登る態勢を維持することが出来ています
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岩が目立ってきます・・・
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カモシカの立場 2520m
ここで暫く西穂高岳の稜線を見ながら
休憩とる事にします
心臓の動きはやや不安定ですが
それでも耐える力は残っているのでしょう
しっかりと動いてくれているのが分かります
緊張の連続ですが 登っている実感が
しんどい思い以上に感動となっています
頑張ろう・・・
ただ そう思って
カモシカの立場を後にします
ここからも急登は緩むこと無く
岩場の梯子や鎖場が続きます
この時チチが 珍しく
ここは滑落事故が起こり易い所だ
注意しよう!
そう声をかけてきます
そしてこの先で待つ二つ目の
二段になった梯子で・・・
それは起きました
つづき
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