山に癒されて…♪

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篠山の黒豆パンよりも 夏は多紀アルプス周遊♪ 2

2015年07月31日 | 山登り 近畿


大タワ広場(多紀連山建立自然公園)からの続きです



一旦下ってからの 再挑戦…って感じですが
垰からの登りですので、完全に下ったわけではありません


1000m以下のお山…
里山?地元のお山?チョッと散策?
よく思う事ですが
どんなお山でも登山技術は必要であり
熟練するための努力は、必要なのだと…登るたびに感じます




低いお山だから、安全安心という事はないという事…

小さなお山でも 大きな山に引けを取らないほど 
技術を要求する事があるという事

小さなお山 大きなお山
どんなお山でも決して軽んじてはいけないという事

自然を相手にしている以上
気を引き締めて行かなければならない事

そして 愉しむために 愉しませていただくために
常に謙虚な気持ちで登らなければならないという事…


何よりも 無事ってくる事


そして「ありがとう」という気持ちと
また 「来させて下さい」という気持ち
そんな気持ちを失わないでいる事




山に行くたびに自分に言い聞かせている事です




このお山も同じです
高さこそ1000mに届かないお山ですが
なんのその 小粒でもピリリと効いた刺激のあるお山です


今から登り返していく小金ヶ嶽もまた…山頂に近づくほどに
その魅力を味わう事に…♪





まずは、大タワから 入山していきます



しばらくは 植林の整列した木々の間の道を登っていきます



木漏れ日が所々に落ちて
静かな佇まいの精錬とした様子が 気持ちを慰めてくれます



小金ヶ嶽への道を進みます

穏やかな樹林帯の道です 
これが山頂付近で様相を変えて迎えてくれるなど この時は気にもせず
木漏れ日を感じてゆっくりと登っていきます

汗がにわかに吹き出してきます



勾配がきつくなり始めると 丸太の階段が出てきます
助けられているのですが…少しれます…

下ってからのこの登りは…気持ち的に えそうです




折角…登ったのに 下るのですか…!

なんだか勿体無い気がする私です…




足元には 鎖が意味ありげに垂れています


…って


今度は登りです!


それも、極端に 急ですね!



 



この鎖は、現代版の蜘蛛の糸ですか?

この鎖につかまれば 天に昇れますか?




まるで天に延びているような 錯覚に陥ります





天の国の入口に立ったぞ~!


岩の向こうに見えるは…   小金ヶ嶽?

岩を超えると開けた展望が歓迎してくれます





おぉ~!

小金ヶ嶽への核心部の尾根です

今からその尾根へと進みます


ガンバ!の一言です でも、なぜか弾みます♪





下っては…





登ります…



コオニユリ




岩陰から コオニユリの花が微笑みます


頑張れ!

頑張れ!






あの鎖の先には 天の国があるのでしょうか?

空への入り口のようにぽっかりと穴が開いているよう…



登ります





岩と灌木に覆われた尾根道を
稜線に添って歩いていきます

お日様の光がまぶしいほどです
時折 冷ややかな風さんが ふ~っと吹き付けてきます



きもちいい~♪






なんだか 目の前の鎖が…憎らしい

アップダウンの岩尾根…
どこまで続くのでしょうか?





あはは

灌木の間から見える岩肌…
デコボコと…

あれを登っていくのですよね…


あはは

低いけれど
ピリリと効いた 辛口のお山ですね♪





岩の傍で オトギリソウが笑います




いくつ鎖が垂れるのでようか…
これが最後であってほしい…

…と





おっ!

何やら…向こうに見えるは…!


いい雰囲気♪






小金ヶ嶽 725m


やった~♪




山頂の様子


先に男性2名のパーティが休まれておられ
後から2名ペアのバーティが登ってこられただけの静かな頂です

低いお山特有の木々の背高のっぽが
景色を邪魔しているところはありますが、
少し高台に上がれば展望はいい方だと思います

ここで暫し休憩を取ります

チチも暑さに 少々バテ気味です
暑さにだけは負けない私♪
いたって元気ですが、足の方がガクガクですσ(^^;)






標識に従って下っていきます







下りもまた、 です


このまま 一気に下っていきます





篠山方面の絶景です



木の陰から見えるのは…?


愉しませてもらったね♪
だけど 少し 疲れたよ…

でも 楽しかったよ♪



お別れを告げながら
一気に下っていきます

本当に一気下りです







歩くより 転げた方が早いかも…





鎖はしばらく…見たくありません…





下って…





小金口・福泉寺跡方面へと下って…



分岐


分岐に出て…





漸く 道が緩やかに…?





福泉寺跡…どこ?



福泉寺跡





そこだけ 明るく開けていて どこか神秘さが漂い 
これまでとは少し違う 面持ちの雰囲気があるものの
跡…は、どこにもなく
ここもまた、自然の中にかえってしまっています

歴史というものの積み重ねも
自然の大地に沁み込んで 静かに眠っているのですね





あれ…?

標識に沿って下って…って
道がわかりにくくなっています





倒木をくぐって進みます





振り返ると 標識が…

 

わたし…ここにいますよ!

意味をなさないように覆われた倒木の枝の隙間で
標識は、しっかりと道標の役割を果たそうと頑張っています





次第に道は緩やかになりますが
谷筋へと下り雰囲気が変わります

クリンソウの名所のようですが
その姿はなく、マツカゼソウに置換わっております



マツカゼソウの間を歩きながら ふと 本当にふと…口ずさむ歌…止まりません


ま~つかぜさ~わ~ぐ~  お~かのう~え~♪
こ~じょおよ ひ~とおり~ な~に~しのぶ~♪



マツカゼソウに関係のある歌ではありません
わたしの生まれる以前からの 古い 古い歌です

でも…止まらないのは…なぜ?


松風騒ぐ 丘の上
古城よ独り 何偲ぶ
栄華の夢を 胸に追い
ああ 仰げば侘し 天守閣


「古城」という歌です…
亡き母がよく歌っていた歌でしたが…


頭の中でぐるぐる回り
壊れたレコードがリピートされる感じです

変ですね(^^;)





小さなせせらぎに導かれるように下っていきます

時々 冷たい水で 火照った顔を冷やします





静かな谷間の道をのんびりと下ります



マツカゼソウ


マツカゼソウの群生の道に入ると 特有の香りが漂います

このマツカゼソウの特有の香りは 鹿が嫌うものだそうです

個人的には 嫌いではありませんが…


一旦 止まっていた 古城…
またリピートし始めます…


困ったことです…




終盤も近く終わりですね
獣除けの柵が見えてきました





ゲートを開いて出たところです





緑の濃い山道を少し歩くと
もうそこが県道です



小金ヶ嶽登山口


お疲れ様でした♪





県道に出ます




喉かな田舎の田園風景を見ながら駐車場へと戻ります

お山の険しさなど忘れるほどに 穏やかでのんびりとした風景です

県道の先にお山が見えます
先ほど登ってきた 三嶽山です お見送りして下さっているのでしょうか


とても楽しかったです
ありがとう♪



暑い日差しの中をテクテク歩きます

路面が燃えているかのように熱いです

頭から湯気が出てきそうなほど暑いです

帰ったら冷たいものを一気に飲みたいです!



駐車場の看板


駐車場に戻ると、もう一台増えていました


何はともあれ
汗を流しに行かねば…!

王地山まけきらいの湯へ直行します


愉しんだ1日でした♪



おわり…




長々文に
最後までお付き合い下さいまして
本当にありがとうございました

とても嬉しく思います



















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