釈迦岳 岩が峰から三池岳周遊 甘からず！ ２

２０１９年１１月２４日（日）☁　
釈迦ヶ岳　八風Ｃ～岩ヶ峰～三池岳の周遊

北山770ｍからの続きです

雨が落ちて来そうで来ない

すっきりしないお空とにらめっこする間もなく

変化にとんだ尾根を進んでいきます

　北山よ　さらば・・・先を急ごう！

この辺りはまだ　枝に葉が付き

所々　黄葉を愉しませてくれるところもあります

この辺りの落葉の木は　春になると

花を添えて笑い出すのかもしれません・・・

もう一度　春に訪れてみたい気がしますが

すぐに　諦める気持ちになります・・・

　またまた　白い肌が見えてくる・・・

大平尾根方面

三池岳方面

花崗岩のトラバース地点になると

視界が開け　周囲の尾根が良く見えます

今日はあそこまで行くんだよ

チチの差す先に見える　三池岳

まだまだ遠くに感じます・・・

それにしても　

黄葉の美しさが見事！

まだまだ　晩秋の残影が漂うのは

低山ならではなのでしょうか・・・

　花崗岩のトラバース

　蛇が屯するような根っこ

　崖は巻いていこう・・・

　巻いても　急登に変わりなし

ガスが増えても引かず

怪しげな空が不気味な感じ

時折当たる小さな粒の冷たさが・・・

ちょっと嫌な感じ・・・

神様～　どうぞ雨だけはお許しを～

無信心の私が　神様に縋る時です・・・

　岩肌が目立ちだす・・・

白い道が二手に分かれるように伸びますが

ここは尾根ではなく　まっすぐ巻くように進みます

踏み跡も　まっすぐの方が濃く残っています

そしてこの先

地図上で見るよ　りアップダウンはきつく

岩付の急登が待っています

　木の根と岩の急登

次第に雰囲気が変わり出します

葉を落とし裸木となりつつある樹林帯・・・

梢の秋をこして　冬の姿を覗き見る感じ・・・

次に目指す岩ヶ峰が　梢の向こうで

灰色の空を背負って迎えてくれます

　また下り…勿体ないほど急！

　ヤレヤレ　下れば登り・・・

　ありゃ！今度は壁のような登り？

　大岩に印・・・間違いないけど…

四駆動発令！　

急登が暫く続きます💦

　岩も増えます！

急登を頑張って登ると　

時折右側の景色が樹間から見えて

大きな白い岩が目に留まります

右の支尾根に見える岩峰・・・

角度によってはハーフドームに見える・・・

ふと・・・登ってみたい衝動に駆られます

チチも気になる所の様で　

時折動きを止めて眺めています

・・・と言っても長時間は無理！

何せ　急斜面！　

留まるには不自然な姿勢だから・・・

急いでここを越えて行きたい・・・ところです

　いつになったら緩む急斜面！

　緩むどころか・・・ロープ付き！

　そして平坦に・・・あら♪

　着いたようです　岩ヶ峰♪

岩ヶ峰　　920.70ｍ

あんなに岩場の急だった尾根が

嘘のように平坦な岩ヶ峰

そんな岩ヶ峰の欠けた標識の向こうに　

釈迦ヶ岳の姿がぼんやり浮かんで見えます

それとは反対側の

進行方向に向かって右側の石楠花の中に

もう一つに標識が隠れるようにあります

　もう一つの標識

本来は岩のピークが岩ヶ峰の頂なのでしょうか・・・

岩が名前に付くだけに　ここまでの道のりは

本当にい・わ・が・み・ねでしたが・・・

ここからはもう少しだけ

緩やかな尾根が続く事を願って

釈迦岳に向かって進んでいきます

つづく