2016年7月16日(土) イン谷から堂満岳 お立寄りの 打見山
堂満岳からの続きです
これまでのお話はこちらから→
釈迦岳を望む
堂満岳から一旦 縦走路へと戻るため
来た道を引き返します…が
途中で 縦走路への近道がありますので
その入口を探しながら 下っていきます
縦走路への近道
標布がしてあるだけで 標識などはありません
人の踏んだ跡が浅く残っていますので
それを見落とさない様に注意が必要です
標布にしたがってY字の分岐を下っていきます
縦走路を示す標識
どんどん下ると T字の分岐に当たり
正面の木に標識が付けられております
縦走路に出たもようです
トラバース気味の山服の道を進んで行きます…
青々と茂った樹林の中の平坦な道になると…
開けた分岐に出ます
南比良峠
南比良峠から
烏谷山・木戸峠 打見山・蓬莱山と記した標識に従って
青々と茂ったシダの間の道を進んで行きます
山道小路 樹林の中をどんどん歩きます
静かな山道
分岐
分岐を…荒川峠へと進みます
だけど石柱が転がっているのが目に留まります
昔ここは何をした所…?
何か 建物でもあったのでしょうか…
鉱山ゆかりの気になる面影を
横目で見ながら…通り過ぎます
整然とした植林から
急な雑木林…ただ只管 登って…登って…
南比良峠から約15分ほどで 峠に出ます
荒川峠
通り道の途中の峠が 荒川峠!でした
道は一直線に伸びておりますが
東側にも 何やら踏み固めた道らしきものが…
その先に行ってみますと…
荒川峠の展望地
琵琶湖を望む絶景の景色が…♪
びわ湖と沖島
雄松崎と内海
景色を堪能したら
南比良峠から下って来た道の
直線上に延びる縦走路を進みます
長閑に木漏れ日の中をてくてくと…
斜面が急になり なお てくてくと登っていくと…
雲の切れ間より青空が顔を出し
琵琶湖を近くに呼び寄せ
常にびわ湖が傍に寄り添ってくれるように感じます
展望が開けると 気分も上がります♪
もう少し 頑張って ドッコラショ!
急な斜面に無理から立てられた標識 えっ?ここが烏谷山…?
だけど…急な登りが続きますが…???
烏谷山1076.5m
標識から1分ほど先に 三角点を見つけます
ここが 烏谷山の頂の様です
ここまで辿りつくのに
木漏れ日に中を歩いたかと思うと
ドンドンと雷神様の太鼓の音が近づいて
怪しげに蠢く雲の陰りに包まれたりで…
お天道さまの気分に振り回されておりました
せっかくの頂からの展望も
雲の中に見え隠れしてしまいます
それでも、近江の町と 琵琶湖を望む事は
許されているようです
びわ湖
そして 登ってきた北東方面には
先ほどお邪魔した堂満岳が顔を覗かせています
なんやカンやと言いながらも
お天気には恵まれているのかもしれません…
堂満岳
堂満岳に別れを告げて
再び樹林帯の中へとはいっていきます
来た道をほんの少し戻る様に下っていきます
そして、あの烏谷山と書いていた標識をみて…
打見山への方向と烏谷山への方向が同じと勘違いした私…
チチは確かにこちらに下って来たはず…
どこに行ったのでしょう…
今いたはずのチチの姿がありません
チチ~~~!
大きな声で叫べど チチの声はしません…
気配すら感じません…
来た道をもう少し下ってみますが
これでは 方向が違います
途中で 動くのをやめて チチが戻るのを待つ事に…
しばらくして 上の方から チチの声…
やはり…
チチの呼ぶ声を聞いたとたん
なんだか無性に腹が立って来て…
大人げなくも 拗ねてしまう私…
チチが戻って来て 私を見つけたようです
何やってんだ!
チチの声が どなり声に聞こえた私
一層へそを曲げてしまいます
呼んでも返事をしてくれなかったのは
チチでしょう!
えっ…
どこで呼んだの…
標識の所で…
…?
チチには私の声が届かなかったようです
標識の所まで 再び戻ってみると
烏谷山への方向に向かって
少し下る様に別れている道を発見します
上から下ってきた勢いでは
注意をしなければ見落としそうな感じでした…
分岐の入口さえ間違わなければ
道はしっかりとしており 迷う事は無い所です
そんな珍騒動も 忘れるほど
アップダウンのある急なガレ道のある尾根を
黙々と歩きます
葛川越
葛川越を越えて
再び急な登りを頑張れば 比良岳のはずです
時に 緑に包まれた静かな世界を感じ…
もう~嫌だ~と言いたくなるような急な坂を登り
大きな岩をみて 興奮してみたり…
烏谷山
振り返れば 立寄った烏谷山が微笑み返し
漸く尾根のピークに出たのかと上を見上げると
樹林の隙間から望むお空が近くに感じだします
比良岳
そして大きな標識
比良岳と記されております
やっと着いたと ヨレヨレの私は 安堵します
…と その時…
どうする?
そんな私に チチが声をかけます
どうするって…????
本当の ピークはもっと奥なんだけど…
えっ! ここ比良岳じゃ~ないの~!
いや…比良岳だけど
本当のピークは ここではないんだよ…
愕然としてしまう私…
一気に疲れが出て
100歳の婆様になってしまった…
そんな私の姿を見たチチ
ここも 比良岳だから…
奥に行くのは止めようか…?
他の人も、大体がここまでで
余程の好き者でなければ 余り奥には行かないから…
いいえ! 行きます!
ここまで来たのに
諦めては 後悔先に立たず…
本当や少し休みたいほど疲れていたのですが
意地が起動になって そのまま進む事にしました…
意地っ張りな…私です
つづく…
堂満岳からの続きです
これまでのお話はこちらから→
釈迦岳を望む
堂満岳から一旦 縦走路へと戻るため
来た道を引き返します…が
途中で 縦走路への近道がありますので
その入口を探しながら 下っていきます
縦走路への近道
標布がしてあるだけで 標識などはありません
人の踏んだ跡が浅く残っていますので
それを見落とさない様に注意が必要です
標布にしたがってY字の分岐を下っていきます
縦走路を示す標識
どんどん下ると T字の分岐に当たり
正面の木に標識が付けられております
縦走路に出たもようです
トラバース気味の山服の道を進んで行きます…
青々と茂った樹林の中の平坦な道になると…
開けた分岐に出ます
南比良峠
南比良峠から
烏谷山・木戸峠 打見山・蓬莱山と記した標識に従って
青々と茂ったシダの間の道を進んで行きます
山道小路 樹林の中をどんどん歩きます
静かな山道
分岐
分岐を…荒川峠へと進みます
だけど石柱が転がっているのが目に留まります
昔ここは何をした所…?
何か 建物でもあったのでしょうか…
鉱山ゆかりの気になる面影を
横目で見ながら…通り過ぎます
整然とした植林から
急な雑木林…ただ只管 登って…登って…
南比良峠から約15分ほどで 峠に出ます
荒川峠
通り道の途中の峠が 荒川峠!でした
道は一直線に伸びておりますが
東側にも 何やら踏み固めた道らしきものが…
その先に行ってみますと…
荒川峠の展望地
琵琶湖を望む絶景の景色が…♪
びわ湖と沖島
雄松崎と内海
景色を堪能したら
南比良峠から下って来た道の
直線上に延びる縦走路を進みます
長閑に木漏れ日の中をてくてくと…
斜面が急になり なお てくてくと登っていくと…
雲の切れ間より青空が顔を出し
琵琶湖を近くに呼び寄せ
常にびわ湖が傍に寄り添ってくれるように感じます
展望が開けると 気分も上がります♪
もう少し 頑張って ドッコラショ!
急な斜面に無理から立てられた標識 えっ?ここが烏谷山…?
だけど…急な登りが続きますが…???
烏谷山1076.5m
標識から1分ほど先に 三角点を見つけます
ここが 烏谷山の頂の様です
ここまで辿りつくのに
木漏れ日に中を歩いたかと思うと
ドンドンと雷神様の太鼓の音が近づいて
怪しげに蠢く雲の陰りに包まれたりで…
お天道さまの気分に振り回されておりました
せっかくの頂からの展望も
雲の中に見え隠れしてしまいます
それでも、近江の町と 琵琶湖を望む事は
許されているようです
びわ湖
そして 登ってきた北東方面には
先ほどお邪魔した堂満岳が顔を覗かせています
なんやカンやと言いながらも
お天気には恵まれているのかもしれません…
堂満岳
堂満岳に別れを告げて
再び樹林帯の中へとはいっていきます
来た道をほんの少し戻る様に下っていきます
そして、あの烏谷山と書いていた標識をみて…
打見山への方向と烏谷山への方向が同じと勘違いした私…
チチは確かにこちらに下って来たはず…
どこに行ったのでしょう…
今いたはずのチチの姿がありません
チチ~~~!
大きな声で叫べど チチの声はしません…
気配すら感じません…
来た道をもう少し下ってみますが
これでは 方向が違います
途中で 動くのをやめて チチが戻るのを待つ事に…
しばらくして 上の方から チチの声…
やはり…
チチの呼ぶ声を聞いたとたん
なんだか無性に腹が立って来て…
大人げなくも 拗ねてしまう私…
チチが戻って来て 私を見つけたようです
何やってんだ!
チチの声が どなり声に聞こえた私
一層へそを曲げてしまいます
呼んでも返事をしてくれなかったのは
チチでしょう!
えっ…
どこで呼んだの…
標識の所で…
…?
チチには私の声が届かなかったようです
標識の所まで 再び戻ってみると
烏谷山への方向に向かって
少し下る様に別れている道を発見します
上から下ってきた勢いでは
注意をしなければ見落としそうな感じでした…
分岐の入口さえ間違わなければ
道はしっかりとしており 迷う事は無い所です
そんな珍騒動も 忘れるほど
アップダウンのある急なガレ道のある尾根を
黙々と歩きます
葛川越
葛川越を越えて
再び急な登りを頑張れば 比良岳のはずです
時に 緑に包まれた静かな世界を感じ…
もう~嫌だ~と言いたくなるような急な坂を登り
大きな岩をみて 興奮してみたり…
烏谷山
振り返れば 立寄った烏谷山が微笑み返し
漸く尾根のピークに出たのかと上を見上げると
樹林の隙間から望むお空が近くに感じだします
比良岳
そして大きな標識
比良岳と記されております
やっと着いたと ヨレヨレの私は 安堵します
…と その時…
どうする?
そんな私に チチが声をかけます
どうするって…????
本当の ピークはもっと奥なんだけど…
えっ! ここ比良岳じゃ~ないの~!
いや…比良岳だけど
本当のピークは ここではないんだよ…
愕然としてしまう私…
一気に疲れが出て
100歳の婆様になってしまった…
そんな私の姿を見たチチ
ここも 比良岳だから…
奥に行くのは止めようか…?
他の人も、大体がここまでで
余程の好き者でなければ 余り奥には行かないから…
いいえ! 行きます!
ここまで来たのに
諦めては 後悔先に立たず…
本当や少し休みたいほど疲れていたのですが
意地が起動になって そのまま進む事にしました…
意地っ張りな…私です
つづく…
いつも長編にお付き合い下さいましてありがとうございます
お山には色々なお名前があり
興味を抱いてしまうものもありますよね
山帽子様とは逆かもしれません
私は歩くのも遅ければ
カメラを回すのも多いので
本当に置いてけぼりをされてしまいます
チチも、ある程度一定の距離を保ってくれて
いつも待っていてくれるのですが
山の形状では 近くても見えなくなることがあり
ある程度 地図を頼りに進むのですが…
お恥ずかしいばかりです(汗)
旗から見ると 単独行動?と思われているのではないかと思います(笑)
我が家も不思議な関係です…
いつもコメントをありがとうございます
置き去りにぬぬぬ・・でしたか
余りないのですが連れ合いと行くとき我が家庭では真逆です、相方はカメラ嫌い?でもないですが まずカメラ持参しませんと言うか静かに自然と向き合いたいって生意気なこと語っています
一方吾輩はカメラ撮りながら~当然ながら遅れますし
悔しいけど相方の方が断然健脚なのでいつも先行して
一定の距離を離れれば待っているのパターンです。
お互いその間合いがいいのか長年このスタイルです
見た花もその景色などもかみ合いときも多々ですよ
不思議な関係です(笑)
いいのか悪いのか~~~失礼しました!
>なかなか手強い(足強い?)コースの様 ですね
古城と坊がつる讃歌を 口ずさみながら 歩いてください(*^_^*)
確かに手強い所もあるコースでしたが
とても静かで気に入っております
古城と坊がつる讃歌ですか・・・
もう~耳にタコができた!とチチが言いそうなほど
鼻歌交じりに歌ってまいりました♪(笑)
音痴丸出しで お山の女神様
きっと閉口して 耳をふさがれていたことでしょう(笑)
>でも 一時は 心細くなられたことでしょう
確かに…不安に駆られました…
誰も来ないし 呼んでもシ~ンと静まり返って
ほんの数分の出来事ですのに
こんなに心細くなるものかと…自分でも笑ってしまいます…
良い経験をしました(笑)
K様は このような ご経験をされた事は・・・?
…ありませんよね…
本当に 抜けた私の珍騒動でした…トホホ
いつも コメントをありがとうございます♪
そうなんです!
まさに 遭難です!(おやじギャグ)
標識を見て早とちり
よく見ればわかる事だったのに
今回はチチに頼りっきりで ボ~ッとしておりました
だけど、下って行ったチチの姿を見て着いていったのに
何処ですれ違いになったのか…
未だにわからないんです(笑)
もう~不安で なんだかホッとすると
今度は腹が立つなんて…可笑しな話ですよね(笑)
きっと雷様も夫婦喧嘩に呆れていたのでしょう(笑)
ここはアップダウンはあるけれど
人も少なく 良い所です
お空はすっきりしませんでしたが
雨に当たることなく
遠くは望めずとも
琵琶湖一縁を見られたのですから
恵まれていたと感謝です
山で喧嘩すると
犬も食わぬではなく 雷も食わぬ夫婦喧嘩
いつの間にか、宥められておりました♪
いつもコメントをありがとうございます♪
のんびり夫婦の山遊び様に言われると
チョッと照れてしまいますが
週末で時間のある時は ほとんど山に行ってしまいます(笑)
比良山系のお山で表の方では
殆ど琵琶湖沿いに稜線が延びていて
展望の開けたところでは
琵琶湖がお供するように広がって
愉しませてくれます
相模湾の海が見える丹沢の表尾根とは 少し
規模が違うかもしれませんが
きっと同じ感じではないでしょうか?
丹沢のお山も とても興味があり
いつの日か
ゆっくりと登ってみたいと思っております
レスが遅くなり申し訳ございません
コメントを ありがとうございます♪
最高のロケーションですね
登山道は よく整備されているようですが
実際歩くと結構アップダウンがあり
なかなか手強い(足強い?)コースの様 ですね
古城と坊がつる讃歌を 口ずさみながら 歩いてください(*^_^*)
珍騒動もまた
楽しからずや でした(^o^)
でも 一時は 心細くなられたことでしょう
でも、見下ろす琵琶湖は神のお恵みかしら?
有り難いことですね。
雷様も声掛けしてはみたものの
nanekobiさんの余りの頑張りに恐れをなして撤退されましたか。
凄い魔力の持ち主ですね、nanekobiさん(冗談)
そんなnanekobiさんでもアクシデントに見舞われてしまうなんて・・・
さぞ不安だった事でしょう。
下手に動かなかったのは大正解\(^o^)/
ちゃんと気まずさを処理してくれるアップダウンという名の救世主も現れてくれましたしね。
目出度し目出度し!!私も漸く目出度しの気分です。
「奥へ行くのはやめようか」
この時のnanekobiさんを気遣うチチ様のお言葉、素敵だったな!
山を良く歩かれ、楽しまれていますね。
比良山脈表縦走路~どうもピンときませんが、琵琶湖
を望みながらの縦走は、良いものですね。
山の上から湖や海が見えると、何か気持ち良くなります
よね。
以前、良く歩いた相模湾の海が見える丹沢の表尾根を
思い出しました。