2016年7月16日(土) イン谷から堂満岳 お立寄りの 打見山
梅雨も終盤に近付いているような
もうすぐ梅雨明けが聞けそうな週末
比良山脈の表の全縦走路を繋げる
最後のコースを登りに行く事にしました
なので ある意味 前回のつづきとなるわけです
朝からドタバタとしながらも
茶々の状態が落ち着いている事もあり
日帰りのできるお山へお出かけする事にしました
しかし…
予想以上の渋滞に
予定より1時間も遅れを取ってしまいます
山での 1時間は大きい…
比良駅に着いたのが8時40分…
7時前には着いていたかったのに
なんと遅い出発になるのでしょう…
比良駅
江若交通バス 比良登山線 イン谷口バス停
準備をしていると 既に時は9時に…と
イン谷口までのバスが 9時10分発であるというので
失った時間を補うように
バスに乗り込んで イン谷口へ出発します
…という事で
今回は楽チンコース?となりそうです♪
(これは 浅はかな私の考える事です ↑
世の中…そう あまくはありません…)
バスの中は意外に人が多く 空いた座席はないほどに…
梅雨の間のお天気には
皆さんも同じお考えのようで
じっとはしていられませんよね(^m^)
イン谷口のびわ湖国定公園比良管理事務所
さて…
今回は 前回のコースの逆コースで登ります
下って来た道も 逆に登ればまた違った視点で見る事が…
管理事務所の前に設置されていますポストに
登山届を出して出発です
コースタイム
8:40 比良駅 9:10 江若交通バス(比良登山線)⇒ 9:20 イン谷口バス停 9:25 → 9:40 大山口 → 10:20 青ガレ →
10:51 金糞峠 11:00 → 11:35 堂満岳 1057m → 12:00 南比良峠 12:13 → 12:30 荒川峠 →
12:53 烏谷山 1076.5m 13:10 → 13:21 葛川峠 → 13:35 比良岳(標識)~ 13:45 比良岳ピーク 1051m →
14:20 木戸峠 → 14:40 打見山 1108m 15:00 ロープウェイ ⇒ 15:15 びわ湖バレイ山麓駅 ⇒ 志賀駅 ⇒ 比良駅
静かな林道を進んで行きます
杉と桧の林道を通ってゆっくりと歩いていくと
見慣れた分岐にでます
大山口
大山口です
右の川沿いへと下って橋を渡ればダケ道への登りとなりますが
左の 青ガレ経由の金糞峠へのルートへと入って行きます
カモシカ台 北比良方面へいく渡り橋
カモシカ台方面の分かれ道を見ながら
青ガレ方面へと向かいます
堰 水場 堰
いくつかの堰を見ながら
急な道を登っていきます
今回も 水量豊かに 水の落ちる音が響き
しぶきが 冷えた空気と絡まって
マイナスイオンたっぷりに癒してくれます
ノリウツギ マツカゼソウ
なんと、マツカゼソウに白いつぼみが…
所々ふっくらとして 今にも咲きそうな蕾も…
今年はマツカゼソウの開花は 早そうです
マツカゼソウを見ると
なぜか古城の曲が流れ出す私…
替え歌を口ずさみながら 歩いてしまいます
ま~つかぜ そ~よ~ぐ~
も~りの な~か~♪
こ~としも し~ろ~き~
は~な~さか~せ~♪
か~れんな~姿
み~せな~が~ら~♪
ああ~ 鹿も遠~ざける~
そ~の か~お~り~♪
お粗末です…
因みに 花言葉は…ゆらめく恋心
さて…谷が二手に分かれ
左側の谷間の斜面を登ると 涸れた堰がみえて来ます
苔むした擁壁のように目の前に立ちはだかり
時の流れが止まった感じです
その裾を撒くように登って行けば
水の流れが
にわかに遠ざかっていくような感じがします
沢の音が一時的に離れて 静かな樹林帯となります
再び滝の音がしてくると
そこを すごい水量で落下する水の脇を渡渉していく事に…
そして渉り終えたところが青ガレというところです
青ガレ
青ガレの大石のごろつく急登を
落石に注意しながら頑張って登ります
そういえば 前回は ここを下ってきたのですが
その時に「ここは絶対登りたくないわね…」と
呟いた所でした…
それをポロッと溢すと
すかさず チチの一言…
そんな事言うから
登る事になったんだよププッ
…
コース設定したの…どなたでしょう…ね
ノリウツギ
琵琶湖
夫婦喧嘩を癒すようにノリウツギが咲き乱れ
振り向いてみると
ノリウツギの向こうに琵琶湖が見えます
沖島
今日は 沖島がはっきりと見えます
その向こうは近江八幡の方になります
ならば 奥の方で ぼんやりとしているのは
鈴鹿山脈の姿なのでしょうか?
景色を楽しむのもつかの間
樹林深く 道は容赦なく急な登りの連続です
アカショウマ
金糞峠
峠らしきスカイラインが見えたところで
最後の急斜面 なんのその!
金糞峠への登りは やはり…しんどいです
そんなヘロヘロ姿を見て 癒すように迎えてくれたのは
ノリウツギの木でした
白い花いっぱいつけて
誇らしげに咲いています
その花を愛でながら 暫し休憩を取る事にします
風の通り道でもある金糞峠は
汗でぬれた体には 少し寒さを感じさせてくれます
先ほどまでの火照りが スッと引いていくのがわかります
ノリウツギ 縦走路 堂満岳・打見山へ
さて ここから いよいよ ラストの縦走路へ突入です
ここを制覇すれば
比良山脈表縦走路を全部繋いで歩いた事になります
その縦走路は
金糞峠の登ってきた方向から すぐ左わきに
入り口があります
狭い峠は いつの間にか 人で溢れ返り
それを避けるように 縦走路へと進んで行きます
道は尾根のようですが
尾根らしくない道もあります
尾根沿いの 所々 切れた崖を巻く所もあれば
シャクナゲの花道の様な道もあります
ただ基本は アップダウンがあり、
登りは急な所が多い…という所でしょうか…
標識はしっかりと付けられており
迷うところはありません…
ただ…足場の良い道ばかりとは言えず…
注意は必要かも…
所々 樹間から展望が望める所もありますが
生憎…ガスが広がりを見せて 景色は望めません
尾根の先にあるはずの堂満岳も隠れてしまっています
急な登りは いつまで続くのでしょう
石灰岩のざれ場は 足に大きな負担を掛けます
ズルズル ズル!
チチのオチリを見ながら
必死で木の根にすがって登る所も…
そして、ふと…
シャクナゲの木がうっそうと茂った
斜度の緩い尾根へと変わります
シャクナゲの尾根道
堂満岳 1057m
シャクナゲ道が緩やかに導いてくれた先の
開けたピークが堂満岳です
残念な事に 堂満岳からの景色は
白いベールに隠されたままとなっていました
そのベールも
開いたり閉じたり…
忙しげに動いています
展望は望めるのか…どうなのか…
遠くに聞こえる大きな音…
天の鬼さんが太鼓を叩いて
近づいてきています
不安定なお空は こちらにも陰りを見せて
頭上で不気味に蠢くものが…
降りそうで降らない雨…
お願いです
雨だけは 落とさないで下さい…
そう祈りながら 目の前を流れるガスを見つめます
ここは ただの通過点だよ
急ぐぞ
目的は 白いガスの その先にあります
チチの声に促されるように 堂満岳を早々に立ち去ります
つづく
梅雨も終盤に近付いているような
もうすぐ梅雨明けが聞けそうな週末
比良山脈の表の全縦走路を繋げる
最後のコースを登りに行く事にしました
なので ある意味 前回のつづきとなるわけです
朝からドタバタとしながらも
茶々の状態が落ち着いている事もあり
日帰りのできるお山へお出かけする事にしました
しかし…
予想以上の渋滞に
予定より1時間も遅れを取ってしまいます
山での 1時間は大きい…
比良駅に着いたのが8時40分…
7時前には着いていたかったのに
なんと遅い出発になるのでしょう…
比良駅
江若交通バス 比良登山線 イン谷口バス停
準備をしていると 既に時は9時に…と
イン谷口までのバスが 9時10分発であるというので
失った時間を補うように
バスに乗り込んで イン谷口へ出発します
…という事で
今回は楽チンコース?となりそうです♪
(これは 浅はかな私の考える事です ↑
世の中…そう あまくはありません…)
バスの中は意外に人が多く 空いた座席はないほどに…
梅雨の間のお天気には
皆さんも同じお考えのようで
じっとはしていられませんよね(^m^)
イン谷口のびわ湖国定公園比良管理事務所
さて…
今回は 前回のコースの逆コースで登ります
下って来た道も 逆に登ればまた違った視点で見る事が…
管理事務所の前に設置されていますポストに
登山届を出して出発です
コースタイム
8:40 比良駅 9:10 江若交通バス(比良登山線)⇒ 9:20 イン谷口バス停 9:25 → 9:40 大山口 → 10:20 青ガレ →
10:51 金糞峠 11:00 → 11:35 堂満岳 1057m → 12:00 南比良峠 12:13 → 12:30 荒川峠 →
12:53 烏谷山 1076.5m 13:10 → 13:21 葛川峠 → 13:35 比良岳(標識)~ 13:45 比良岳ピーク 1051m →
14:20 木戸峠 → 14:40 打見山 1108m 15:00 ロープウェイ ⇒ 15:15 びわ湖バレイ山麓駅 ⇒ 志賀駅 ⇒ 比良駅
静かな林道を進んで行きます
杉と桧の林道を通ってゆっくりと歩いていくと
見慣れた分岐にでます
大山口
大山口です
右の川沿いへと下って橋を渡ればダケ道への登りとなりますが
左の 青ガレ経由の金糞峠へのルートへと入って行きます
カモシカ台 北比良方面へいく渡り橋
カモシカ台方面の分かれ道を見ながら
青ガレ方面へと向かいます
堰 水場 堰
いくつかの堰を見ながら
急な道を登っていきます
今回も 水量豊かに 水の落ちる音が響き
しぶきが 冷えた空気と絡まって
マイナスイオンたっぷりに癒してくれます
ノリウツギ マツカゼソウ
なんと、マツカゼソウに白いつぼみが…
所々ふっくらとして 今にも咲きそうな蕾も…
今年はマツカゼソウの開花は 早そうです
マツカゼソウを見ると
なぜか古城の曲が流れ出す私…
替え歌を口ずさみながら 歩いてしまいます
ま~つかぜ そ~よ~ぐ~
も~りの な~か~♪
こ~としも し~ろ~き~
は~な~さか~せ~♪
か~れんな~姿
み~せな~が~ら~♪
ああ~ 鹿も遠~ざける~
そ~の か~お~り~♪
お粗末です…
因みに 花言葉は…ゆらめく恋心
さて…谷が二手に分かれ
左側の谷間の斜面を登ると 涸れた堰がみえて来ます
苔むした擁壁のように目の前に立ちはだかり
時の流れが止まった感じです
その裾を撒くように登って行けば
水の流れが
にわかに遠ざかっていくような感じがします
沢の音が一時的に離れて 静かな樹林帯となります
再び滝の音がしてくると
そこを すごい水量で落下する水の脇を渡渉していく事に…
そして渉り終えたところが青ガレというところです
青ガレ
青ガレの大石のごろつく急登を
落石に注意しながら頑張って登ります
そういえば 前回は ここを下ってきたのですが
その時に「ここは絶対登りたくないわね…」と
呟いた所でした…
それをポロッと溢すと
すかさず チチの一言…
そんな事言うから
登る事になったんだよププッ
…
コース設定したの…どなたでしょう…ね
ノリウツギ
琵琶湖
夫婦喧嘩を癒すようにノリウツギが咲き乱れ
振り向いてみると
ノリウツギの向こうに琵琶湖が見えます
沖島
今日は 沖島がはっきりと見えます
その向こうは近江八幡の方になります
ならば 奥の方で ぼんやりとしているのは
鈴鹿山脈の姿なのでしょうか?
景色を楽しむのもつかの間
樹林深く 道は容赦なく急な登りの連続です
アカショウマ
金糞峠
峠らしきスカイラインが見えたところで
最後の急斜面 なんのその!
金糞峠への登りは やはり…しんどいです
そんなヘロヘロ姿を見て 癒すように迎えてくれたのは
ノリウツギの木でした
白い花いっぱいつけて
誇らしげに咲いています
その花を愛でながら 暫し休憩を取る事にします
風の通り道でもある金糞峠は
汗でぬれた体には 少し寒さを感じさせてくれます
先ほどまでの火照りが スッと引いていくのがわかります
ノリウツギ 縦走路 堂満岳・打見山へ
さて ここから いよいよ ラストの縦走路へ突入です
ここを制覇すれば
比良山脈表縦走路を全部繋いで歩いた事になります
その縦走路は
金糞峠の登ってきた方向から すぐ左わきに
入り口があります
狭い峠は いつの間にか 人で溢れ返り
それを避けるように 縦走路へと進んで行きます
道は尾根のようですが
尾根らしくない道もあります
尾根沿いの 所々 切れた崖を巻く所もあれば
シャクナゲの花道の様な道もあります
ただ基本は アップダウンがあり、
登りは急な所が多い…という所でしょうか…
標識はしっかりと付けられており
迷うところはありません…
ただ…足場の良い道ばかりとは言えず…
注意は必要かも…
所々 樹間から展望が望める所もありますが
生憎…ガスが広がりを見せて 景色は望めません
尾根の先にあるはずの堂満岳も隠れてしまっています
急な登りは いつまで続くのでしょう
石灰岩のざれ場は 足に大きな負担を掛けます
ズルズル ズル!
チチのオチリを見ながら
必死で木の根にすがって登る所も…
そして、ふと…
シャクナゲの木がうっそうと茂った
斜度の緩い尾根へと変わります
シャクナゲの尾根道
堂満岳 1057m
シャクナゲ道が緩やかに導いてくれた先の
開けたピークが堂満岳です
残念な事に 堂満岳からの景色は
白いベールに隠されたままとなっていました
そのベールも
開いたり閉じたり…
忙しげに動いています
展望は望めるのか…どうなのか…
遠くに聞こえる大きな音…
天の鬼さんが太鼓を叩いて
近づいてきています
不安定なお空は こちらにも陰りを見せて
頭上で不気味に蠢くものが…
降りそうで降らない雨…
お願いです
雨だけは 落とさないで下さい…
そう祈りながら 目の前を流れるガスを見つめます
ここは ただの通過点だよ
急ぐぞ
目的は 白いガスの その先にあります
チチの声に促されるように 堂満岳を早々に立ち去ります
つづく
堂満岳に登ってからかれこれ27年の月日が経ちました。
はじめてマンサクを知った春山。
まったく山の植物名は知らなかったです。
金糞峠からこの山をピストンし、武奈が岳を目指しました。
雨に遭われる前に下山出来たでしょうか
マツカゼソウ また一つ名を覚えました。
見事なものです。
声に出して唄っていたら覚えてしまいました。
何処かで私も歌ってしまうかもしれないな。
青ガレの登り、韓国での山登りを思い出しました。
凄い所でした。
ここも怖そう!
見た目よりズッと凄いんでしょうね。
その後の登りも手強そう
それを熟したnanekobiさんも凄いです。
初めて知りました 風流な名前ですね
どんなお花が咲くのでしょう
青ガレ
名前から 期待して?ましたが
面白そうなところですね
金糞峠
ユニークな名前ですが・・・
滑りやすそうな急登り
時間的にも 日帰り登山に良いコースですね
鼻歌で・・♪古城を歌いながら
楽しそうです(^^)/
27年前の堂満岳…
今も昔も変わっていないのかしら?
その頃と言えば
堂満ルンゼを狙っていた頃かしら?
それにしてもピストンで武奈ヶ岳ですか~!
やはり健脚なお方です♪
こちらもコースによっては
お花を楽しめるところです
私も お花の名前を覚え始めだして
お山に色々な事を教えて貰っています
錫杖様の空木岳のレポ
とても楽しみにしております
お花が一杯で景色も堪能!
目の保養をさせて頂いております
いつもコメントをありがとうございます♪
たか様に褒めて頂いて
なんだか 恥ずかしいです(汗)
いつも お山では
即興で替え歌を作って
歌ってしまう私です
>声に出して唄っていたら覚えてしまいました。
何処かで私も歌ってしまうかもしれないな。
ありゃ~
なんと! すごい記憶力…
では、一緒にどこかでジュエットでも(調子に乗りすぎ!)
途中でスミマセン
比良のお山は
見た目以上に 難しい所がありますが
人も多く訪れる所です
ただ…遭難死が多いという看板もあちらこちらにあります
安全に楽しむと
面白い所なのですが…
>それを熟したnanekobiさんも凄いです。
いえいえ・・・私はチチに連れて行ってもらっているだけなので…
恥ずかしいばかりです
いつもコメントをありがとうございます
マツカゼソウは初めてですか?
清楚な小さな白いお花ですが
群れなして咲いている事がおおく
林床を包むように群生しています
金糞とは面白いお名前でしょう♪
そのまま読むと お金のなる糞でも…と
欲に目のくらんだ私は考えてしまいますが
滋賀県には古い鉱山跡が多く残され
それが名前の由来とされる 金糞岳があります
それとここの金糞峠との関連性は
未熟ながらわかりませんが
鉱石を溶精する際に生じる金屎が積もったところなのか…
道中でたまったものなのか…花崗岩のざれ場がそう見えるのか…
ともかく 面白いお名前ですよね
だけどそこまでの道のりは
決して楽ではありませんが(笑)
とても楽しんでまいりました
即興の替え歌を思いっきり歌いながら
歩いてきました♪
きっとこのあたりの村の味噌が
腐ってしまった事でしょう♪
いつも コメントありがとうございます♪