三峰山山頂から北尾根へ向かう所からの続きです
三峰山山頂から 古光山、俱留尊山方面を望む
山頂の残雪に別れを告げて
北方面に伸びる尾根を下っていきます
冬枯れの木々の間に差す光が 地面を照らし
木々の姿を生き物のように演出し
その間を下る我々を 手招いているようです
斜面の角度はどんどんきつくなり
地獄の一丁目に導かれるような錯覚に陥ります
落ち葉が邪魔をして
木の根に足が引っ掛かり 滑りそうになります
踏ん張った足もとで
落ち葉の笑う声が聞こえてきそうです
せっかく登ったのに
こんなに下って行くなんて…
再び登りを強いられることが予想できるだけに
もったいない気持ちが生まれます
油断すると滑って 転げ落ちてしまいそうな斜面を
木々に助けられながら一気に高度を下げるように下って行きます
そんな急な斜面も緩やかになると
木漏れ日の届く所は 気持ちのいい尾根道歩きを楽しむ事が出来ます
しかし、薄暗い樹林の細道は 少し心細くなります
突然の先頭のリーダーから
「このルートでいいんだよね?」と尋ねられます
ぎょ!
地図なんて 見る余裕 ありませ~ん!
下るのに必死です
ちょっ…ちょっと待ってくださ~い!
汗が一気に噴き出し、焦ります
足を止めて確認するにも…急な斜面… 必死です
余裕のないところでの確認…不安です
でも…
間違いありませ~ん!
退化した頭がフル回転
頭の中で鈍い音が ギシギシ鳴っています
錆びついて動かそうにも動きません
日頃からのメンテナンス 必要のようです
ツキヤタワ 847m
標識発見!
木に取り付けられている簡素なもので 見落としそうな標識です
ツキヤタワ?…ここは、タワを意味するのでしょうか?
尾根道の延長で 峠のようには見えません
撓のように山の尾根の低くなった窪みのようにも 見えないのですが…
その名前は…気になります
気になりながらも、標識を横目に 先を急ぎます
北尾根 三峰847m
小さなピークをいくつか越えて、アップダウンの尾根道を頑張って歩きます
それは、Ⅰ峰 Ⅱ峰 Ⅲ峰と続いているようで、
リーダーの「ここはⅠ峰だ」という言葉を
どこかで聞きながら必死に食らいつきます
ただし、どれも展望は望めません
樹林の間の小さなピークになっているだけのようです
尾根道は 東西に分かれて、植林と自然林に分かれている間を進みます
急な下りの後は
急な登りが待ち構えております
汗は噴き出し 呼吸は乱れ
滴り落ちる汗で 目が痛みます
若い人たちのパワーはすごいです
お先にどうぞ!
躊躇する事なく 力ある者に譲ります
パーティーを組んでも
パワーのある人に
力のないものがついていけるようにならなければならないのが
最近の山登り何だと感じます
私の若かりし頃は、弱いものに合わせて一緒に登るものだと教えられましたが…
時代はシビアに変わっていくものなのですね
体力のある者が先に着いて 待っています
追い抜かれるのも 仕方のない事なのかもしれません…
足手まといになってしまっている事を痛感します…
仏来山848m
尾根上に 切り株が残って少し開けたようになっている所が
仏来山のようです
標識がなければ見過ごしてしまいそうな感じです
ここで一休憩することにします
はやり展望はありませんが
木漏れ日が優しく降り注いでくれます
まだまだ先は続きます
急な尾根道を再び登って行きます
登って 下って 喘いで…喘いで 登ります
この先に待つは コスマ山
この登りが最後になるのでしょうか…
汗はとどまらずに噴き出します
コスマ山850m
コスマ山の頂に立っても、展望は望めません
木々の合間より 景色が見えないかと背伸びをしてみますが
きしむ筋肉が 泣いています
ペースが速いな… ぽつりと呟いてしまいます
ここで、離れている後ろのパーティーを待つ傍ら
汗を拭きながら、呼吸を整えます
木々の間より吹く風に癒される時でもあります
さて…この時点で午後2時前
この先の予定していた学能堂山まで行くか どうするのか 思案します
物足りないと思う人もいらっしゃるのでしょうが
個人的には、気持ちはすでに温泉に向かっています
リーダーの判断に ドキドキ…
下りましょう
やった~!
密かに 小さくガッツポーズをします
小須磨峠820m
峠まで下って 一休憩をします
本来ならば、ここから再び学能堂山へと向かうはずですが
このまま下ることに…
勝手なものです
下りとなると、少々道に難があっても、楽勝!
足取りも軽やかになるのがわかります
道は倒木が多く 通せんぼ状態の荒れたところがあります
前の方が倒木を 難なく跨いで行ったので
同じようにすると ありゃ!足が届きません…
足の長さを計算するのを忘れました…
谷間の杉林を抜けて、村の中の道に出ると
ほっとしますが…
今日は杉の花粉が容赦なく飛んでいます
体が敏感の反応して アレルギーの症状に襲われます
霞がかかったような空…
充血した眼…
くしゃみの連発
自然と人工物の混入に、季節のものとはいえ
つらい季節でもあります
ブナや、ヒメシャラ、躑躅の木々が、まだ花の時期には程遠い感じですが
その時を待つ姿が 印象的でした
春のお山は、いろいろと試練を与えてくださるけど
楽しみも沢山与えて、期待を持たせてくれます
疲れた体ではありますが
充実した気持ちで下山してきました
おわり…
三峰山山頂から 古光山、俱留尊山方面を望む
山頂の残雪に別れを告げて
北方面に伸びる尾根を下っていきます
冬枯れの木々の間に差す光が 地面を照らし
木々の姿を生き物のように演出し
その間を下る我々を 手招いているようです
斜面の角度はどんどんきつくなり
地獄の一丁目に導かれるような錯覚に陥ります
落ち葉が邪魔をして
木の根に足が引っ掛かり 滑りそうになります
踏ん張った足もとで
落ち葉の笑う声が聞こえてきそうです
せっかく登ったのに
こんなに下って行くなんて…
再び登りを強いられることが予想できるだけに
もったいない気持ちが生まれます
油断すると滑って 転げ落ちてしまいそうな斜面を
木々に助けられながら一気に高度を下げるように下って行きます
そんな急な斜面も緩やかになると
木漏れ日の届く所は 気持ちのいい尾根道歩きを楽しむ事が出来ます
しかし、薄暗い樹林の細道は 少し心細くなります
突然の先頭のリーダーから
「このルートでいいんだよね?」と尋ねられます
ぎょ!
地図なんて 見る余裕 ありませ~ん!
下るのに必死です
ちょっ…ちょっと待ってくださ~い!
汗が一気に噴き出し、焦ります
足を止めて確認するにも…急な斜面… 必死です
余裕のないところでの確認…不安です
でも…
間違いありませ~ん!
退化した頭がフル回転
頭の中で鈍い音が ギシギシ鳴っています
錆びついて動かそうにも動きません
日頃からのメンテナンス 必要のようです
ツキヤタワ 847m
標識発見!
木に取り付けられている簡素なもので 見落としそうな標識です
ツキヤタワ?…ここは、タワを意味するのでしょうか?
尾根道の延長で 峠のようには見えません
撓のように山の尾根の低くなった窪みのようにも 見えないのですが…
その名前は…気になります
気になりながらも、標識を横目に 先を急ぎます
北尾根 三峰847m
小さなピークをいくつか越えて、アップダウンの尾根道を頑張って歩きます
それは、Ⅰ峰 Ⅱ峰 Ⅲ峰と続いているようで、
リーダーの「ここはⅠ峰だ」という言葉を
どこかで聞きながら必死に食らいつきます
ただし、どれも展望は望めません
樹林の間の小さなピークになっているだけのようです
尾根道は 東西に分かれて、植林と自然林に分かれている間を進みます
急な下りの後は
急な登りが待ち構えております
汗は噴き出し 呼吸は乱れ
滴り落ちる汗で 目が痛みます
若い人たちのパワーはすごいです
お先にどうぞ!
躊躇する事なく 力ある者に譲ります
パーティーを組んでも
パワーのある人に
力のないものがついていけるようにならなければならないのが
最近の山登り何だと感じます
私の若かりし頃は、弱いものに合わせて一緒に登るものだと教えられましたが…
時代はシビアに変わっていくものなのですね
体力のある者が先に着いて 待っています
追い抜かれるのも 仕方のない事なのかもしれません…
足手まといになってしまっている事を痛感します…
仏来山848m
尾根上に 切り株が残って少し開けたようになっている所が
仏来山のようです
標識がなければ見過ごしてしまいそうな感じです
ここで一休憩することにします
はやり展望はありませんが
木漏れ日が優しく降り注いでくれます
まだまだ先は続きます
急な尾根道を再び登って行きます
登って 下って 喘いで…喘いで 登ります
この先に待つは コスマ山
この登りが最後になるのでしょうか…
汗はとどまらずに噴き出します
コスマ山850m
コスマ山の頂に立っても、展望は望めません
木々の合間より 景色が見えないかと背伸びをしてみますが
きしむ筋肉が 泣いています
ペースが速いな… ぽつりと呟いてしまいます
ここで、離れている後ろのパーティーを待つ傍ら
汗を拭きながら、呼吸を整えます
木々の間より吹く風に癒される時でもあります
さて…この時点で午後2時前
この先の予定していた学能堂山まで行くか どうするのか 思案します
物足りないと思う人もいらっしゃるのでしょうが
個人的には、気持ちはすでに温泉に向かっています
リーダーの判断に ドキドキ…
下りましょう
やった~!
密かに 小さくガッツポーズをします
小須磨峠820m
峠まで下って 一休憩をします
本来ならば、ここから再び学能堂山へと向かうはずですが
このまま下ることに…
勝手なものです
下りとなると、少々道に難があっても、楽勝!
足取りも軽やかになるのがわかります
道は倒木が多く 通せんぼ状態の荒れたところがあります
前の方が倒木を 難なく跨いで行ったので
同じようにすると ありゃ!足が届きません…
足の長さを計算するのを忘れました…
谷間の杉林を抜けて、村の中の道に出ると
ほっとしますが…
今日は杉の花粉が容赦なく飛んでいます
体が敏感の反応して アレルギーの症状に襲われます
霞がかかったような空…
充血した眼…
くしゃみの連発
自然と人工物の混入に、季節のものとはいえ
つらい季節でもあります
ブナや、ヒメシャラ、躑躅の木々が、まだ花の時期には程遠い感じですが
その時を待つ姿が 印象的でした
春のお山は、いろいろと試練を与えてくださるけど
楽しみも沢山与えて、期待を持たせてくれます
疲れた体ではありますが
充実した気持ちで下山してきました
おわり…
下りの方が、やっぱり楽ですね。
小柄なので当然脚は短く、荷物の重さは
皆さほど変わらずということになると、
登りは、マイペースで登りたくなってしまいます。
次は、お花見の山でしょうか。
汗を流せてホッとしています
下りの方がやはり好きですね♪
温泉という目的もあって、足も軽やかになってしまいます(笑)
山が笑う季節になり
身体もムズムズです
何処のお山のお花見をしましょうか
地図と思案中です(笑)
hanasakuokaさんのお近くのお山は
そろそろですか?
コメントありがとうございます♪