蓬莱山へのつづきです
①晩秋の比良山地 南部 プチ縦走 プロローグ
②晩秋の比良山地 南部 プチ縦走 その2
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草稜を必死に登って
今度こそ間違いなく 山頂であろうと信じて
目の前のリフト終点駅の建物を追い求めます
蓬莱山山頂
漸く辿り着いた蓬莱山の頂は
まるで草原の広場のようで 山頂のイメージはわきません
待機するリフト・・・今はその時を静かに待っているかのように
静かに佇んでいます…が
その終点場の建物から 音楽が流れて 賑やかな お出迎えとなります
蓬莱山 1174.3m
彼岸の鐘 彼岸の鐘の窓の景色 山の方位盤
蓬莱山の石仏群
九地蔵さん?と思ってみると…
それぞれに趣が違っています
お不動さん…?観音さん…? あらら 勢ぞろい? しています
ここは やはり!九体の石仏さんの修験のお山?
皆さんで東の方を向いて 何を見ているのでしょう・・・?
さて 打見山へと行きましょうか…
堂々と、ゲレンデを下ります
広い草原 草スキーでもしてみたい♪
白い衣に着替えた頃に
ここはヒップソリで下って見たい♪
ルンルン気分の私です♪
左端の奥から 武奈ヶ岳 コヤマノ岳 釈迦岳が望めます
いつか その手前に伸びる比良岳への縦走をしてみたい…などと考えます
新しく建物を増築中? リフトに沿って山頂へ
打見山 1103.6m
山頂というよりスキー場のレストハウスといった感じの広場です
レストランバードキャッスルなど 近代的な建物が建てられていたり
周辺には遊技場などもあり お山を制覇した感はありません…
季節外れのスキー場で一休憩をする事に
今までの静けさが嘘のように
家族ずれなどでにぎわう中 少し離れてコーヒーを入れます…
蓬莱山を望みながら 喉を潤し 一休憩♪
動きを止めると
冷ややかな風が纏わりついて来ます
時折 下から吹き上げる風が
遮るものが少ない事もあり 直に体当たりしてきます
熱が奪われてしまいそうになります
だけど、風が止むと 寒さはどこかに消え おぼろげな日の光を背に
柔らかな暖かさに包まれます
軽く食事を摂り ゆっくりと休んだところで 帰りましょうか…
最初は出口が分からず
後から登ってきた登山者たちがロープウェイの山上駅の方に下って行くため
そちらの方に道があるのかと思っていましたが
よくよく地図を確認してみますと
休憩をしていた所の目の前の 展望休憩所の横にそれはありました
階段を下りてすぐに 標識があり ちょうど左側に
ロープウェイ側に戻るように延びる分岐の道が見えます
標識に従い ロープウェイの駅を見ながら下っていきます
意外に歩きにくい道です
浮石や落ち葉のある急な道を一気に下っていきます
天命の水
湧水があります
何か謂れのあるものでしょうが…分かりません
標識に従って 最初の分岐のクロトノハゲを目指してくだって行きます
岬のように飛び出た先に小さな鳥居があり
眼下には 琵琶湖が見えます
少し引き返し 本来のルートの戻ろうとすると
祠らしきものが… お地蔵様? 石仏が祀られております
なぜこんなところに…?
この祠から鳥居へは直線状でつながっており
鳥居からちょうど琵琶湖が覗ける位置にあるような…
何か意味があるのでしょう…
帰ってから 調べるもよし…
気になりながらも先を急ぎます
眞心の塔
真心の塔を素通りして
枯れ木の開けた樹林帯の道を歩きます
土と小石と落ち葉…
角度がきついと足を取られそうになります
急な斜面をジグザグに下っている
土気色の山肌に 花を添える姿が見えます
シャクナゲ
5月ごろに見るお花が…この時期に…
シャクナゲの中に 二度咲きする西洋石楠花があると聞きますが
こんな山奥に…西洋石楠花…?
この辺りは 石楠花の木が
枯れた木々の間に群生をなしているよう・・・
その石楠花の群生?からそう遠くない所に
分岐が…
クロトノハゲのハゲ…って?
ハゲ=禿? 何もない、何も咲かない 草木も生えていない…と言いますが
ふむ…このハゲは何を意味するのでしょう?
クロトノ…とは 何なのでしょう…
いつか調べてみる必要がありそうです
この分岐点から 木戸峠への道があるはずですが
何やら折れ枝を重ねて置いてあり…通せんぼ?
その先には道があるのですが…行っては駄目のでしょう・・・か?
気になりながらも そこを横目に
キタダカ道へと下って行きます
ここからの道も急な下りとなります
花崗岩の風化した砂と 落葉と 石ころが
絶妙な関係で、足場を面白くして迎えてくれます
白い斜面のデコボコが 丁度 休憩によさげです
先行者が既にお休み中♪
軽くご挨拶をして 素通りして行きます
ここからの道も 落ち葉の下の浮き石や折れ枝
砂や小石のごろついたザレ場…
見た目以上に 歩きにくい所があります
急な斜面では 油断すると ズズッ…ズズズ・・・ 滑ります
その音を聞いてチチが振り返ります
大丈夫か?
大丈夫… ちょっと砂のサーフィンをしているだけ…
えっ? あははは
私は…笑えません 必死ですから…
どんどん下って行くと 途中に大きな杉の木が立ちはだかります
天狗杉
堂々としたその姿…
杉の仙人が聳えたっています
天まで届きそう…
ジャックと豆の木ではありませんが
あの枝に頼れば このまま 天まで登っていけそう…
ただ…威厳ある お姿に
恐れ戦き ひれ伏しても そんな事…できそうもありません…
まだまだ落ち葉の道が続きます
先を急いで下りましょう…温泉が待っています~
高度が下がって行くと常緑の木と共に
残っている秋の忘れものが 目にとまります
頬を染めるかのように紅く燃えるモミジの葉
殺風景となるこの時期に 華を添えてくれます
広めの山道を下って行くと 木漏れ日が 長い影法師を作って
樹林のトンネルを演出してくれます
人工物を感じるようになり
山里に近づいてきた事を感じます
植林の道になり キタダカ谷の方に延びる道を左に見ます
新旧の登山道の分岐になります
盤所橋?
旧道へと進む予定でしたが
樹林帯の道の延長上で 広い道になっている 林道へと進む事にします
地図で確認しても、のっていませんでしたが
地形的に…似たような所に出るであろうと想像してでの事です
作業のあるときには活気もあったであろうこの林道も
落ち葉に包まれ さびしい限りの荒れた雰囲気が見られます
車の通れる幅は 余裕のある道ですが
距離にすると 遠回りをしているような気もしないではありません…
これって…遠回りじゃない?
そう? 歩きやすいからいいじゃない?
左手の谷の下に見える 旧?の登山道…
なんだかそちらの方が早く下山できそう…
林道の道は 景色は変わらず 単調な道で…
歩きやすいのですが…
なぜか…余計に…
歩かされているような気になってしまいます
琵琶湖アルプスゴンドラ山麓駅とJR志賀駅に向かう分岐に出ます
ここに キタダカ道への標識があり 間違いない事を確認します
現在はこの道が良く使われているのでしょう…
車の往来する音が大きくなってくる頃
舗装道路に出る事が出来ました
湖西道路沿いの脇道
出ただろう♪
ここ 何処かしら?
道路だよ
・・・
トンネルを抜けると そこは別荘地帯でした
しばらく その別荘地を見ながら歩くことになります
路肩には
ブライダルベールの白い小さな花が無数に咲き誇り
目を惹きます
猿の軍団
お猿さんたちも のんびりと昼下がりの休日を楽しんでいるようです
ここは、住人とお猿さんが共存しているのでしょうか
人の庭先になっている ミカンや柿の実を 自由にとって
口に頬張っている姿を見かけます
庭先に咲く花が艶やかです
サザンカの垣根を見ながら 郷を懐かしみます
湖に向かって延びる道の 静かな街並みが 癒しになります
その山里の道をのんびりと抜けていきます
琵琶湖を傍に添えた道を歩きながら
琵琶湖周航の歌が 自然口から洩れます
湖西線と打見山
高架になった湖西線の向こうに 打見山などの比良山系の山並みが覗けます
今日は 楽しかったよ~♪
やはり 比良のお山は 素敵だわ~♪
ありがとう~♪
お別れを告げて
湖西線の志賀駅から 堅田駅へと向かいます
みずほの湯
帰り途中で みずほの湯に立ち寄って 汗を流しました…とさ♪
みずほの湯についてはこちらをご覧ください
終
長い長い ダラダラブログですが
最後まで読んでくださって 本当にありがとうございます♪
お花も咲いていて、登山中の様そうも軽装で温かな様子
覗えますね。
気をつけて登山楽しんで下さい。
比良山地とは・・? すみませんお近くではないですよね。でも、ものすごく山に打ち込んでおられるようで。私も山は好きですが、もう雪が降ってきそうなので止めると言っているものには、足元にも及ばず・・(^^;
でも「上手く人とは付き合えないけど」・・あ、同じだ。と親近感を勝手に持たせていただきました。
どうぞよろしく\(^^)/。
ゲレンデを歩くのは少しばかりダラケますが
建ち並ぶレストランに目を背ければ開けているだけに展望は一級ですね。
でも、そこからの下りはスキーヤーは知らない山ヤの領域
中々、雰囲気の良い下山道では有りませんか。
湧水、この時期には珍しいシャクナゲ、花崗岩の覆う小広場、杉の大木等々
ロングコースも全く気にならなかった事でしょう。
お猿さんで始まりお猿さんで締めくくった今回の登山
楽しかったですよ。
山でみかける石仏は なぜか自分は好きです
心身がが落ち着き 和みます
この季節
シャクナゲのお花が咲いているとは \(◎o◎)/
シャクナゲも歓迎してくれましたね
きっと・・・。
楽しい山歩き 良かったですね\(^o^)/)
肌寒くなったとはいえ 北の国に比べると
南国の様かもしれません
>気をつけて登山楽しんで下さい
ありがとうございます
怖がりの私ですから へっぴり腰ののんびり登山を楽しみます♪
優しいコメントありがとうございます♪
sora様のブログを拝見させて頂いたとき
もっと読みたいと思い 勝手に登録させていただきました 失礼しました…
ドンくさい私が、人という世界から逃れるための場所は お山にしか見つけられなくて…
お山の中にいる時だけ 妙に元気に生き返る私です
>「上手く人とは付き合えないけど」・・あ、同じだ。と親近感を勝手に持たせていただきました。
そんな風に言っていただけると
なんだかこちらも親近感を持ってしまいます♪
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致しますヽ(^o^)丿
コメント ありがとうございます♪
展望は本当に絶品でしたよ♪
表山道がスキー場ならば 裏山道が山屋の道
自分の二本の足で しっかりと味わいながら
一歩一歩楽しみます♪
低山ですが いいお山です
冬も良ければ春もよし
夏も楽しければ 秋は見ごたえあり
のんびり歩くのにはよい所でした
最後の〆のお猿さん
来年きっと良い事が待っているのでは・・・?と
淡い期待を抱いております♪
いつもコメントありがとうございます♪
はい♪ 復帰登山は 素敵なお山を堪能して来れました♪
ありがとうございます♪
この時期にシャクナゲに出会えるなんて思ってもみなかったので
何度も見直してしまいました
二度咲シャクナゲ 本当にあったのだと改めて感激しました♪
山はいいですね 色々な楽しみが沢山あります
こんな私でも、受け入れてくれているようで
嬉しく思います♪
いつも コメントありがとうございます♪
晩秋の枯れ葉を踏みしめながら歩く音・・・サクサク
帰りのお風呂、最高ですね。
遮るものの無い稜線は
本当に明るくて 開放的です
歩いていても楽しいですね♪
枯れ葉の絨毯
歩く音が心地よいです
山歩きに温泉は欠かせません
これが頑張ったご褒美の様なものでしょうか(笑)
コメントありがとうございます♪