山に癒されて…♪

ご訪問有難うございます 
自己世界の超ロ~ング日記です
気の長~い方 辛抱強~い方
笑って読んで頂けると嬉しいです

赤神山(太郎坊山)~岩戸山 3

2017年10月02日 | 山登り 近畿
2017年9月18日 滋賀のお山 赤神山周遊


 龍神舎から入山したところからの続きです


自然林の静かな登山道
誰にも会う気配なく 自然の懐に包まれたような山道…

それが石段の道に変わると 角度も急になり
本格的に上りに集中します






視界が開ける箇所もありますが
基本 樹林の中の道を歩きます


 赤神山(太郎坊山)と箕作山の分岐をへ…
 まずは ご神体のお山 赤神山(太郎坊山)へと向かいます




急な道になりますが 昨日の台風の影響で 
落ち枝や倒木 まだ若い木の実などが散乱しています
濡れた道は滑りやすい…?

よく見ると 岩肌が出ています…







岩盤の上に 腐葉土が覆いかぶさった状態の道で
しっかりと踏みしめなければ… ズルッ!

特に急斜面のところでは 滑って足元を掬われそう

ただの山道と高を括っていると 痛い目に遭いそうです



 次第に大きな岩が姿を見せ始めます 濡れた足場に集中します!
 岩と樹木の間が開けてきます





開けたピークから見る下界の田園風景と
白い雲を広げる空の様子がを感じさせてくれます


着いたよ

ここが次郎さん?

そうだよ 赤神山だよ




 赤神山  次郎坊山

山頂からの展望




樹林帯の中の大岩が 
展望を開けるように樹木を遠ざけてくれているよう



 思っていたより展望が開け 秋風を心地よく受け止めます

太郎坊山頂上の南側




側のピークが眼下に見えます

そこが本当の御神体なので立ち入りはできません
見下ろす形になりますが
手を合わせて拝みます


少し景色を楽しんだ後
赤神山(太郎坊山)と箕作山の分岐まで引き返します



 分岐からは左方向に進み 箕作山を目指します
 なだらかな腐葉土を被った岩盤道が続きます
 途中 何やら人工物が目に留まります

みつくり君休憩所



樹林帯の細道を進んでいくと何やら見えてきます

手作り満載の休憩所
静かに訪れる人を待つ様に佇んでいます

ここは 何と言ったらよいでしょう
時がある時期から止まっているような
そんな感じを受けます


休憩はせずに 箕作山へと向かいます



 瓦屋寺と箕作山の分岐の標識
 苔と土のついた岩肌を見せる道は続きます





天気が良いのか悪いのか…
深い樹林では湿気の多い空気が絡んできます

日の当たる時は 
街道筋のように 穏やかな感じを受けますが
こうして少し薄暗い日の当たらない山道は
どこか…
人の踏み入れてはならないような雰囲気が漂うように感じます



 箕作城跡…? こんな山奥にお城があったの…?
 行けどもそんな址は見当たりませんが…深い森の中を只管上ります
 ちょっと開けた踊り場のようなところに出ます

箕作山 373.5m




箕作山に着いたようです
ここもまた その部分だけ明るく開けたです



 樹木の間から展望が少し開いて見え 案内板が設置されています
 伊吹山は雲の中に隠れて姿を見せてくれません





期待していた展望は 
怪しく広がる雲に邪魔をされてしまっています

秋の空は 気分屋さんです…
よくも悪くも それが秋の空というものなのでしょう…



 小脇山へと向かいます 深き樹林の尾根が続きます
 途中ホツツジの花の群生に出会います
 昨日の台風の爪痕?
 



散乱した落枝や倒木が行く手を塞ぐことも…

それでも影響がみられない雑木林は 
静かな姿を見せています



しかし…






落ちた葉が散乱した山道は 
台風が大暴れした事を物語っているようです…



 小脇山城遺跡 0.6キロ
 台風に落とされた落ち葉の道をドンドン進みます
 小脇山山頂 0.5キロ


オッと… 






踏みそうになりました!




前方注意!
足元確認!

 
マイペースなマイマイさん 気を付けて


 藪漕ぎではないけれど…視界を奪われそうになると道も急に…
 標識 めっけ…!

小脇山 373.44m




小脇山に到着!

小脇山もまた 山頂は踊り場のような広さで
展望を添えて迎えてくれます




 


鈴鹿山脈は雲の中
赤神山は樹木の中…
小脇町の田園の景色が秋の色…




 ママコナ  ハギ  ネズミサシ


山頂も秋の野花で飾られています
秋の冷っとした風も吹いてきます
季節感に満たされた山頂を楽しみます






樹木の間から 太郎坊山がその姿を見せてくれます



 小脇山からは しばらく下り道…滑らないように用心です!
 緩やかな尾根道はやはり固い道 岩盤の道は続きます
 山脇城跡の案内板





石垣がかろうじて残っており
ここが 山脇城跡のようです
こんな山の上に お城があったなんて…

しかし…なくなった城の後…
時は その姿を自然に返そうとしてきたようです



 笹の茂る下り坂…このまま下って帰りましょうか…
 明治時代の 米相場の旗振り場跡が残っている…?
  これは立ち寄らねば…

 


道を右に方向を変え
大岩を巻くように登ります



 岩の上に着いたら…?そこが小脇山城遺跡

岩戸山 325m
 



紅白のテープを巻かれた岩と木が…
ここは…岩戸山

そして…



 旗振り場の岩  矢印は野洲の旗振山を指しています


案内板によりますと
岩戸山には 聖徳太子が刻んだと伝わる十三仏が安置されており
毎年地元による千日会が行われているそうです
また、大阪から 野洲、岩戸山を経て彦根佐和山へと通信する
明治時代の米相場の旗振り場
が此処のようです



岩戸山からの展望



展望は残念ではありますが
秋の田園風景の広がる町の様子が
とても印象的に残っています

昔の人は ここから我が町を眺めて
何を思っていたのでしょう…





岩戸山の分岐



岩戸山の分岐に戻って来ました

後は本当にるだけです

ここからはな下りが続き
岩のごろつく足場で滑らないように注意が必要!

用心 用心




 ドンドン下っていきます 岩も巻いて下ります



こんな大きなゴ~ロゴロ?

それぞれに何か謂れ があるのでしょうか…


 どっこらしょ!岩の段差がちょっとしんどい!



…ん?

大きな岩の上に が彫られています!






ここは何かの結界


意味があるのでしょうが わかりません
とにかく岩の間を下っていきます…



 絶対太っているとしんどいコースだと感じます
 
十三仏のところに出た模様…


十三仏は 左側に見えるお堂に中に
安置されているそうです


 舎を通り過ぎ 岩壁横の階段を下ります

十三仏 岩戸明神




お堂の前の広場から大岩の横の石段を下ると
見上げてなおそそり立つ岩が 天から見下ろして来ます

その岩に十三仏が刻まれているといいます…が
探せど見当たらず 岩の足元で石仏様が静かに見張りをしているようです

十三仏は聖徳太子が巨岩に爪で描いたと伝えられているそうです




岩戸明神


十三仏を後にすると 不揃いな石段が続いています
標高差160mほどの長~い長~い石段が待っていました…

その下りの参道には 麓まで
四国八十八ヵ所の仏像が続いており 
それぞれに個性ある姿で迎えてくれます



 ここから階段の地獄… 膝の悪いチチ…辛そう


頑張れ~チチ~!



途中の休憩場



十三仏辺の参道の途中の休憩所のようです

東屋の中にはベンチが設置されており
上ってきたにせよ 下ってきたにせよ
ホッとします
休憩をとるには 丁度良いところです

石仏さまも優しく見守ってくれているようです…



 
東屋の中には岩戸山十三佛の由来の案内板が設置されております




ここも通過して なおも続く石段を下っていきます






時代を感じる石段です

苔が付きの大小不ぞろいのを積み重ねて作った
昔ながらの石段に風情を感じますが
下るには少し…つらいかも…







痛む膝を庇うように歩くチチの後姿が
その辛さを感じさせます…







道が平坦になり
十三仏への参道の取りつき地点にたどり着いたようです

これで長い石段の下りは終りとなります

そして雰囲気が一変します
美麗な竹林が目の前に広がります







美しい竹林に引き込まれそうになりますが
ここはまっすぐ誘いに乗らず
へと方向を変えて進みます

植林の中に伸びる比較的広い道を進みますと…



  十三仏の駐車場に出ます



受付とおトイレがあり
中で数名の信者さんが集まっておりました



 その前を通って 現世への出口に向かいます




現世に戻ってきた!
そんな感じの明るさが広がっています



 ここから舗装道を歩きながら 太郎坊宮駐車場まで戻ります

地区改道路より岩戸山を振り返る




道の端には秋の草花が咲き乱れています
グランドカバーのように咲く花を見つけます



 ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)
 
別名:リピアカネスケンス リッピア



学名:Lippia canescens
分類:クマツヅラ科 イワダレソウ属






雑草を駆逐するほどの繁殖力のお花で
安易に植えないほうが良いといわれていますが
ここでは思う存分繁殖してもよさげで
ヒメイワダレソウの園のようです


花言葉:誠実・絆





曼殊沙華



 ニラ




なんと水路の端を 白いニラの花が飾って見事です

自然に咲いている…?
これって意図的に植えられている…のですよね…

でも自然の中に一体化しているようで
清楚な花が満開で見ごたえあります




 秋を謳歌するように鳴くヒグラシ




てくてくと約2キロの道のりを歩いて
漸く 太郎坊宮駐車場まで戻ってきます




太郎坊山(赤神山)





今回…なんと地図を車に忘れてしまい
下山後は太郎坊山を頼りに 僅かな記憶だけで車に戻りました

チチともに反省…
低山だからとなめたらいかんぜよ!そういわれているみたいです











PCが壊れ 更新が遅れ
私の記憶も消えかかって
雑なブログとなってしまいました
それでも 最後までお付き合いくださり感謝いたします♪
ありがとうございました




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
赤神山~ (のんびり夫婦の山遊び)
2017-10-02 19:52:36
nanekob5963さん、こんばんは!
赤神山~岩戸山を歩かれ、歴史などに触れ、展望
や秋の花々を楽しむことができ、良かったですね。
麓からの赤神山の佇まい、威厳があります。
太郎坊宮は勝利の神とか、742段もの階段を登
り、狭い夫婦岩の通り抜けると本殿、御利益があ
りますね。
道路沿いの花々、こちらではヒメイワダレソウは
見かけませんが、ニラはやたらと見かけます~
栽培されたニラの交配元の強い種でしょうか。
パソコンの更新、ご苦労様でした。
返信する
のんびり夫婦の山遊ぶ様 (nanekob5963)
2017-10-03 08:02:12
おはようございます♪

低いお山でも 奥の深い歴史を刻んできたお山でした
地元の方も 親しみを持って大切に進行されているのが伝わり
とても雰囲気の良い所でした

本当に御利益がありそうで
精進していかねばと思うほどに…

秋の長雨…
今日も雨が降っておりますが
また、一気に寒くなるようですね
今年の紅葉はどのようなものでしょう…
楽しみですね♪

パソコン…新しくなる度ややこしくもなるような…
でもなくてはならなくなりました…
ありがとうございます

コメントを残して下さりとてもうれしく思います
ありがとうございます♪
返信する

コメントを投稿