霜月…振り返ってみれば… お山への準備も冬支度

もう…霜月


今年も　もう二ヶ月を切ってしまいました


一年…　あっという間に過ぎてしまいます


暑かった夏もどこへやら…



山の帰りに立ち寄った
風情ある街並みも　今は遠い日の事…？






今年も振り返れば　
色々なお山に足を運ばせて頂きました

今年は富士山を拝める事のできるお山に　幾度かお邪魔する事ができました♪

お山から見る富士の姿は　その時々で雰囲気を変えて
迎えてくれました…

ただ　どんな雰囲気でも　日本一のお山には変わりなく
堂々たる貫録と優美な姿は　一目瞭然の如く　目を惹く魅力溢れるお山でした





お山の世界へと引寄せられ　
導かれるように　その入口にいつも立っていました


季節の移り変わりを感じながら
四季折々の山を楽しむために…





夏は清涼を求めて　沢へ誘われ…





清流の流れに逆らって登ってみたり…






青々と茂る樹林帯の中を　
自然の奏でる音を聞きながら歩いてみたり…


そして…

雑踏とした世界から　静寂を求めて
人のいないようなところばかりを選んで歩く事も…

そこは　決して優しく受け入れてくれるものでもなく
道も、整備されているものとは限りません
自然そのままの山肌を　縫う様に歩く事も…




どこに道があるの？
そんな尾根道が立ちはだかる事も…





木の根を掴んで登ったり





補助ロープを使って下降したり





時には小さな川の渡渉も　油断は禁物　慎重に…





土の絡んだ岩道をよじ登ったり…





壁にぶち当たる事も…


色々な経験をさせていただきました






お空のご機嫌を窺いながら
自然の懐に飛び込んで　楽しませてもらった　お山たち…





澄んだお空の遥か彼方　
広がる稜線が静かに見守ってくれて
山の醍醐味を満喫します





文明の機器の力を借りて　その姿をおさめ
自分の脳裏にもしっかりと残されていきます

それは　棺桶にまで持っていける大切な宝物…


笑っていたお山も艶やかに装い　そして　
華やかさに錆を落として　渋く染まります






時は止まる事を知らず
季節は再び　冬枯れの世界へと移り変わり　
静かな眠りに入ろうとしています





冬将軍到来まで　後わずか…
純白のロードが引かれ　すべてを無の世界へと包みこむのでしょう…


それをまた　楽しまんとする処…






来る銀白の世界へと　想いはすでに　誘われています






今年はどんな装いを見せて迎えてくれるのでしょう


夏の道具は暫しタンスの奥へ
そして　冬の道具が並べられます…


何か　心の中がざわざわと　騒ぎます



さて…残り少ないけれど

冬山準備に　無雪期のお山を偵察に参りましょう…か…