老い…

一日が漸く終わり
西の空に淡い灯が広がります


朝夕の気温差が　身体には堪えるのでしょうか
巷での風邪の流行は　半端なく広がりを見せております


職場の人も　殆どが風邪をひいており
その半数が　拗らせているようです


そして、お一人の方が肺炎で入院…
今年の風邪は　性質が悪そう…

私も体調を崩して　まだすっきりとはしません
最近　調子に乗って　
お医者さんの忠告を聞かなかった事もあるのですが…


何とか　体調を整えたいものです







年々時間の経過が速くなっていく様に感じます

鏡の向こうにいる私
皮膚のたるみに皺が目立つようになって

幾重にも重ねた月日の表れなのでしょう

人は、それを年輪といいます…

その年輪も深くなっていき

次第に身体の限界を感じるようになります


若かったころの自分がいつまでも心の中に居るのに
現実の自分とのギャップを弥が上にも感じ、戸惑う事も多くなります

これが　老いというものかもしれません


それでも　ふと…

歳を重ねた顔に年輪が出来ても


「笑顔が素敵だね」


そう云われる自分でありたいと…思う…


沈みゆく西の空のように
赤く燃える情熱を秘めて　輝いた頃を静かに終わらせるのもいいかも…



老いを恥じるのではなく
老いを誇れる自分でありたい…


重ねた年月に　無休で動いてくれている身体にも感謝…
少しばかし　壊れかけている部分もあるけど
メンテナンスをしながら　まだまだ　頑張れる力を楽しみたい…

お医者さんに
お山は無理だよ　と言われても
まだまだ　お山を楽しめているのですから…


諦めない自分を支えたい



お山も　行ける時に　行っておかないと
段々　遠くなりそうだから…



さて…
紅葉はもう終わりを告げて　落ち葉の絨毯にも渋みが増してきているお山…


そろそろ
誘いの便りが届きそう…