3月3日(日)☁/☂ 金剛山 登山本道(千早本道)
金剛山山頂からの続きです
さて 今日は山頂が目的ではありません
雨が落ちてくる前に 黄色の妖精さんに会いに来たのです
急がねば…
冷たい空気に混ざって 雨の匂いが濃くなってきます
金剛山転法輪寺前を通って
誰もいない鳥居を潜って進みます
辺りには鳥の囀りだけが響き
山の空気が優しく流れています
わき目も降らず ただ只管 花の咲く場所へ…
ロープウェイ山頂駅
ロープウェイの山頂駅まで来ました
まだ 運行時間ではない事もあり
聞こえるのは鳥の声のみ…
静かな佇まいを見せる駅です
空気は重くなり 湿度の高い空気が下りてきます
急がねば…
妖精さんたちを探しましょう
あっ! いました!
しかし!通行禁止の看板が…
仕方なく遠回りをして 遊歩道を回り込みます
眠っていますか?蕾さん
おぉぉ~!
遊歩道の脇に並ぶ黄色の妖精さん
福寿草の群生を見つけます♪
眠たげなフクジュソウ
目覚めたフクジュソウ
目覚めたフクジュソウ
おはよう~♪
長~い福寿草の行列を
蝶の様に…とはいきませんが
端から端まで飛び回って写真撮りに夢中になります
早朝に登って来た甲斐があります
誰にも邪魔されず…
今だけ 福寿草を 独り占めにできます♪
しあわせな朝でした♪
しかし 空がゆっくりと楽しむ時間を奪います
重い空気が絡み 雨のにおいが更に濃くなってきます
急いで 香楠荘辺りまで引き返します
まだ 寝静まった金剛山町周辺は
店も山荘も博物館もすべて閉館中…
ちはや星と自然のミュージアム
大峰方面も閉店ガラガラ
府民の森ちはや園地
大峰方面も閉店ガラガラ
府民の森ちはや園地
府民の森ちはや園地まで足を延ばしてみますが
やはりまだ お休み時間の様です
普段ならば子供の声でにぎわう府民の森のちはや園地も
ありえないほど静かです
こんな金剛山に出会うのは初めて
ある意味戸惑ってしまいます…
ある意味戸惑ってしまいます…
ここの休憩所のコーヒーが美味しいのですが
土日は10時開店…
今日はお預けとなります
寂しいちはや園地を早々に退散して
金剛山山頂広場へと引き返していきます
金剛山展望台
葛城山
葛城山
遠望は望めないにしても
お隣の葛城山はその姿を見せてくれました
頭上では時折 雨の音がします
樹林帯に助けられ 濡れる事は免れていますが
雨脚が強くなる前に下りたいものです…
ダイトレ
仁王杉
仁王杉
葛城神社の表参道と裏参道の分岐で門番の様に立つ、
樹齢約500年の大木の杉の木です
その姿に圧倒されながらも 通~りゃんせ~と
表参道の方へと進みます
葛城神社表参道
福石
福石
福石:崇神天皇(すじんてんのう)の時代に、
大国主(おおくにぬし)という神様が出現された石で
大国石とも言われているそうです
大国主(おおくにぬし)という神様が出現された石で
大国石とも言われているそうです
福が転がってきますように…と
邪念の塊の婆は手を合わせます…
紅い塘路が見えてきますと
山頂広場はもうすぐです
雨は降ったり止んだりです…
まだ 本格的ではなさそう…急がねば…
少し足早に歩きます
ひさご池
帰りは 金剛山転法輪寺に立ち寄ります
境内の中のひさご池…
池は凍っていました
この季節 冬と春が混在して
季節の逆行と進行を感じます…
静かな茶屋前
山頂広場
山頂広場
山頂広場に戻ってきますと
今度は8時のライブカメラを待つ人々を見ます
それでも このお天気の所為でしょうか
人は少ないように感じます
本当は広場まで行かずに
本道を下るつもりでいましたが
本道の階段を見ると意気消沈…
思い切ってセト周りで下る事にします
本来 セトへの道は
山頂広場のすぐ脇から下っていきますが
登山道崩壊の為 通行止めとなっており
迂回道路が出来ており
そこからセトに向かう事にします
初の迂回路
いくつかの分岐
通行止めとの出合
通常のセトルート
いくつかの分岐
通行止めとの出合
通常のセトルート
迂回路から幾つかの小さな分岐を経て
本来のセトへの道に合流します
山頂広場からの道は
この辺りまで通行禁止となっています
いつ復旧するか分かりませんが
ニリンソウの咲く斜面は無くなっているよう…
歩き慣れたセトルート
セト
セト
変わらないセトがそこにありました
T字の分岐点であり
正面は青崩道へと続き
左は 黒栂谷ルートへと下ります
今回も 左の黒栂谷へと下っていきます
ここからは急な下りが続きますが
膝の悪いチチにとって
階段を延々下るよりも 自分の歩幅で下れる
このセトからの下りの方が まだ 歩き易いようです
セトからの下り
林道手前の下り
林道
林道手前の下り
林道
来る度に感じます
登山道の様子が変わっている…!と
自然の悪戯が あまりにも酷い…
復旧しても…
繰り返される自然災害…
それでも 人は足を運び 復興させ…
金剛山と親しむことを止めません
金剛山と親しむことを止めません
何事もなかったかのような道…
見晴らしよくなっているものの
いつも生い茂るように路肩を包み
季節ごとに楽しませてくれた花木が
見事なまでに 消えていました
戻ってきました 高城茶屋
豆腐屋まつまさ
豆腐屋まつまさ
早朝の散策登山 花見も終えて
無事に下山してきました
雨も本降りではありません…
ヤレヤレと一安心した所で
駐車場の前にある山の喫茶店に 立ち寄る事にします
ここでモーニングを頂き 疲れを癒しましょう♪
日替わりモーニング
食事処 千早の風
食事処 千早の風
ここで頂く一杯のお茶が
温かく 心まで沁みて癒されました
終
最期までお付き合い頂き 嬉しく思います
ありがとう ございます
最期までお付き合い頂き 嬉しく思います
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