2017年4月30日(日)☀ 竜ヶ岳 中道経由 表道~砂山経由
中道経由で 竜ヶ岳の山頂を捉えた所からの続きです
中道コースの竜ヶ岳までのお話はこちらをクリックして下さい
宇賀渓キャンプ場からの入山の様子とコース図はこちらをクリックして下さい
竜ヶ岳標識
11:20 竜ヶ岳山頂 1099.6m
笹原の尾根を登りつめると そこは・・・
雨乞いのお山としても知られる竜ヶ岳の山頂
緩やかな曲線を描いた 女性的な優しい山容をしています
広い山頂は 天空の広場のようで
360度の展望が 天空の園に居る様に感じさせます
往路では感じなかった人の多さに 驚きながら
休まれる人々の横を通って 我が家も休むところを探します
遮るものの無い山頂では
気付かなかった風の存在を強く感じます
体当たりしてくる風を避けられそうな所を探し
少し下った斜面の岩の上にザックを降ろします
・・・と言っても 完全に風を避ける事は難しく
一枚上着を羽織って応戦しますが…
ブレイクタイム 一杯のコーヒー
温かなコーヒーを飲みながら
暫し景観を楽しみながら 一休み 一休み
砂山・福王山
手前尾根沿いの砂山と
その先の福王山・・・
この時は・・・
まさか砂山を歩くとは思っていませんでした
チチに ○○山に行くよと地図を渡され
その山頂のルートは歩きながら確認して知ります
まかせっきりにしている怠慢な私・・・
地図と 思っていたコースと違う時
チチ・・・ここどこですか?
今日はここを歩くんだよ・・・
ここって この辺りですよね と地図を指して言うと
そうそう 正解~♪
チチの歩く方向を地図で確認して
・・・あっ!やられた!なんて事 多々あり
まぁ~それが意外に楽しくって
その面白いコースに満足するのですが・・・
こうした サプライズを楽しむ私です♪
そして今回も・・・
表道コースから砂山経由とは考えていなかった私の
サプライズ山行となります・・・
藤原岳
今日は人の賑わいも一段と多いのでは・・・
のんびりと藤原岳を望みながら 花のお花を思い出します♪
12:00 石榑峠(表道コース)への標識
見ても見飽きない景観に別れを告げて
今度は表道へと下って行く事にします
今日はこれで終わりなのね・・・そう思っていた この時の私
御池岳・銚子岳・静ヶ岳
ササ尾根の景観を楽しみながら
のんびりと歩きます
あとは下るだけですね♪
いやいや 登りもあるよ
えっ・・・?・?・?
期待と不安が入り混じります
大ガレ
大ガレに延びる尾根の道
大ガレ上部のNo.9付近だけは
亀裂が入っており 崩壊の恐れがある為
ロープが張られ 通行止めになっております
滋賀県側に 大きく巻く道が出来ております
竜ヶ岳と大ガレ
巻き道と尾根道の出合で振り返ると
あら…大ガレの尾根を歩く人の姿が・・・
三池岳・釈迦ヶ岳・御在所岳 石榑峠
眼下には石榑峠の眺望が素晴らしいです♪
その景色も次第に見る余裕がなくなるほどの
急斜面となって行きます
灌木の樹林帯となり急な下りとなります
重ね岩標識 標識の向こうに見る重ね岩
重ね岩 830m
白い砂地の小さな広場の先に
重ね合わせた岩の塊 ここが重ね岩のようです
下りの道は左に回り込むように続きます
石榑峠への下り道
ここからの道は急斜面のガレ場であり
白い砂漠の様なザレ場では 緊張して歩く事も
登山道は深く抉れ 登山道脇にある踏み跡を頼って下ります・・・
そんなバリエーションに富んだ道が続く中
小さな黄色の雪洞を枝に散りばめた
シロモジのトンネルが目を楽しませてくれます
シロモジ 別名:アカヂシャ
シロモジ
レスキューポイントの標識が見えると・・・
風化した花崗岩の砂地の鞍部に到着します
振り返って見る下って来た表道
風化した花崗岩の道が織り成す
特有の雰囲気
白い砂地のコルが特徴的です
だけど・・・歩きにくい・・・
不老堂・水木野
開けた尾根道も終わりに近づきます
竜ヶ岳
竜ヶ岳にお別れです
抉れた溝道 戯れた道! 油断すると滑ります
位置確認No.2 位置確認をしながら ホッとする緩やかさ・・・しかし・・・
風化岩のザレ場 足元ズル! ヒヤッ!どこまで続く・・・
オッ!人工物発見! 永源寺ダム 石榑雨量局!
永源寺ダム 石榑雨量局から 石榑峠が近くに見えます
石榑峠の登山口
石榑峠 滋賀県側
三重県と滋賀県の県境
滋賀県側は車の通行が可能となっている為
数台の車が駐車されております
石榑峠 689m
コンクリの関所が設けてあり
三重県側へと関所越えをしなければなりません
石榑峠 三重県側
石榑峠から小峠まではコンクリの道路を進みます
ここは 旧の国道421号線で
天下の酷道といわしめた道路だそうです
石榑峠から少し下った大カーブの頂点の水場を振り返る
それが水場と気付いたのは・・・
先に下った人が 沁み出ている清水を
美味しそうに飲んでいる姿を目にしていたにも関わらず
その時は 気にもせずスルーして通り過ぎた時の事です
チチに そこが水場だよと 聞いて
振り返って見て 改めて意識して知ります
無頓着な私です・・・
ミツバツツジも呆れているよう・・・
更に進んで下る 酷道と言われた旧の国道
小峠
下る旧道の先に 再びコンクリートの関所が・・・
ここがいわゆる小峠・・・
道路わきのガードレールに標識が・・・
熊谷旧道降り口 579m
その小峠から谷へと下って行きます
樹林帯の道は峠谷へと誘う様に延びています
涼しげな水の音を聞き 谷間の道になります
暫し峠谷の道を愉しみます
峠谷を何度も渡渉します 川幅は狭く浅いため 飛び石でOK♪
峠谷右岸
谷沿いの細道をどんどん下って行きます♪
孫次郎谷と峠谷の出合
左岸側の水の流れていない谷が孫次郎谷
清流を湛えて流れる谷が峠谷
その出合の先に堰堤が見えます
さて… 堰堤を越えねばなりません・・・
左岸の堰堤を巻きあげて下ります
堰堤を下って右岸へ渡渉します
渡渉というより
砂利道を歩くといった感じです
右岸を歩きます
右岸に渉って1分ほどの所に
標識が見えてきます
ここが砂山分岐のようです
砂山分岐 521m
直進の緩やかな道は 長尾滝・宇賀渓バス停方面
右の急斜面の悪路は 砂山ルート
砂山分岐標識 No.79
私の中では 宇賀渓バス停方面に
気持ちは向いていました
砂山方面の道は 悪路の急斜面にしか見えません・・・
無情にも チチは 行くぞ!と
右の急斜面・・・砂山を登って行きます・・・
これがチチのサプライズコースの様です!
内心・・・やっぱり・・・!
そう思って 見上げたルートの急斜面の酷道に
人生の分かれ道の様に感じ ため息が出てしまいました
ここからはアップダウンのある
変化に富んだ尾根道となります
腐葉土と砂の道が歩きにくいです!
風化岩が難儀します
樹林帯の薄暗い道が続きます
でも 木漏れ日がいい感じ
時には 穏やかな尾根道になり
癒しの樹林帯となってくれます
No89
急な道はまだまだ続きます
もうすぐ 地図上にある岩峰の展望台に出るはず・・・
急な尾根道が続いても・・・砂山奥展望台らしき所はありません・・・
怪しい分岐・・・?
通り過ぎようとして ふと振り返ると
分岐らしい道を見つけます
尾根が上と下から合流・・・
もしやここが展望台への分岐?
そう思いながらも 先に進んでしまいます・・・
帰宅後地図を見直して
ここが砂山奥展望台への入口だったと知ります
残念・・・
展望台? 地図と重ねてみますが展望・・・見つかりません・・・
No90まで来ましたが 展望台は分かりませんでした(当然・・・)
No93を確認して通過すると・・・
砂山の標識が下向きに・・・
標識にしたがって 急な下り坂へとなると・・・2分ほどで・・・
砂山展望台の分岐
砂山展望台の分岐のコルのようです
ここから 下って行けそうですが・・・
そんなわけありません
ここまで来てチチが
砂山を目指さないはずがありませんから・・・
No.94 砂山展望台の分岐に出ます
右側に バス停・登竜荘・水晶橋の矢印が向いています
直進の登りが 砂山山頂の様です
砂山分岐から 砂山への道が
こんなに遠く感じるなんて・・・
石榑峠から帰り道 砂山ルートと知り
砂山分岐からの登りで 既に心折れていた私・・・
人生甘くは無いと感じるほど
なが~く感じてしまいました・・・
この道中 そんな私を癒してくれたのは
小さな小さなイワカガミのお花です
この尾根道で群れをなして迎えてくれたお花でした
イワカガミ
ここを登れば 今度こそ 終わりですよね…チチ・・・
つづく
中道経由で 竜ヶ岳の山頂を捉えた所からの続きです
中道コースの竜ヶ岳までのお話はこちらをクリックして下さい
宇賀渓キャンプ場からの入山の様子とコース図はこちらをクリックして下さい
竜ヶ岳標識
11:20 竜ヶ岳山頂 1099.6m
笹原の尾根を登りつめると そこは・・・
雨乞いのお山としても知られる竜ヶ岳の山頂
緩やかな曲線を描いた 女性的な優しい山容をしています
広い山頂は 天空の広場のようで
360度の展望が 天空の園に居る様に感じさせます
往路では感じなかった人の多さに 驚きながら
休まれる人々の横を通って 我が家も休むところを探します
遮るものの無い山頂では
気付かなかった風の存在を強く感じます
体当たりしてくる風を避けられそうな所を探し
少し下った斜面の岩の上にザックを降ろします
・・・と言っても 完全に風を避ける事は難しく
一枚上着を羽織って応戦しますが…
ブレイクタイム 一杯のコーヒー
温かなコーヒーを飲みながら
暫し景観を楽しみながら 一休み 一休み
砂山・福王山
手前尾根沿いの砂山と
その先の福王山・・・
この時は・・・
まさか砂山を歩くとは思っていませんでした
チチに ○○山に行くよと地図を渡され
その山頂のルートは歩きながら確認して知ります
まかせっきりにしている怠慢な私・・・
地図と 思っていたコースと違う時
チチ・・・ここどこですか?
今日はここを歩くんだよ・・・
ここって この辺りですよね と地図を指して言うと
そうそう 正解~♪
チチの歩く方向を地図で確認して
・・・あっ!やられた!なんて事 多々あり
まぁ~それが意外に楽しくって
その面白いコースに満足するのですが・・・
こうした サプライズを楽しむ私です♪
そして今回も・・・
表道コースから砂山経由とは考えていなかった私の
サプライズ山行となります・・・
藤原岳
今日は人の賑わいも一段と多いのでは・・・
のんびりと藤原岳を望みながら 花のお花を思い出します♪
12:00 石榑峠(表道コース)への標識
見ても見飽きない景観に別れを告げて
今度は表道へと下って行く事にします
今日はこれで終わりなのね・・・そう思っていた この時の私
御池岳・銚子岳・静ヶ岳
ササ尾根の景観を楽しみながら
のんびりと歩きます
あとは下るだけですね♪
いやいや 登りもあるよ
えっ・・・?・?・?
期待と不安が入り混じります
大ガレ
大ガレに延びる尾根の道
大ガレ上部のNo.9付近だけは
亀裂が入っており 崩壊の恐れがある為
ロープが張られ 通行止めになっております
滋賀県側に 大きく巻く道が出来ております
竜ヶ岳と大ガレ
巻き道と尾根道の出合で振り返ると
あら…大ガレの尾根を歩く人の姿が・・・
三池岳・釈迦ヶ岳・御在所岳 石榑峠
眼下には石榑峠の眺望が素晴らしいです♪
その景色も次第に見る余裕がなくなるほどの
急斜面となって行きます
灌木の樹林帯となり急な下りとなります
重ね岩標識 標識の向こうに見る重ね岩
重ね岩 830m
白い砂地の小さな広場の先に
重ね合わせた岩の塊 ここが重ね岩のようです
下りの道は左に回り込むように続きます
石榑峠への下り道
ここからの道は急斜面のガレ場であり
白い砂漠の様なザレ場では 緊張して歩く事も
登山道は深く抉れ 登山道脇にある踏み跡を頼って下ります・・・
そんなバリエーションに富んだ道が続く中
小さな黄色の雪洞を枝に散りばめた
シロモジのトンネルが目を楽しませてくれます
シロモジ 別名:アカヂシャ
シロモジ
レスキューポイントの標識が見えると・・・
風化した花崗岩の砂地の鞍部に到着します
振り返って見る下って来た表道
風化した花崗岩の道が織り成す
特有の雰囲気
白い砂地のコルが特徴的です
だけど・・・歩きにくい・・・
不老堂・水木野
開けた尾根道も終わりに近づきます
竜ヶ岳
竜ヶ岳にお別れです
抉れた溝道 戯れた道! 油断すると滑ります
位置確認No.2 位置確認をしながら ホッとする緩やかさ・・・しかし・・・
風化岩のザレ場 足元ズル! ヒヤッ!どこまで続く・・・
オッ!人工物発見! 永源寺ダム 石榑雨量局!
永源寺ダム 石榑雨量局から 石榑峠が近くに見えます
石榑峠の登山口
石榑峠 滋賀県側
三重県と滋賀県の県境
滋賀県側は車の通行が可能となっている為
数台の車が駐車されております
石榑峠 689m
コンクリの関所が設けてあり
三重県側へと関所越えをしなければなりません
石榑峠 三重県側
石榑峠から小峠まではコンクリの道路を進みます
ここは 旧の国道421号線で
天下の酷道といわしめた道路だそうです
石榑峠から少し下った大カーブの頂点の水場を振り返る
それが水場と気付いたのは・・・
先に下った人が 沁み出ている清水を
美味しそうに飲んでいる姿を目にしていたにも関わらず
その時は 気にもせずスルーして通り過ぎた時の事です
チチに そこが水場だよと 聞いて
振り返って見て 改めて意識して知ります
無頓着な私です・・・
ミツバツツジも呆れているよう・・・
更に進んで下る 酷道と言われた旧の国道
小峠
下る旧道の先に 再びコンクリートの関所が・・・
ここがいわゆる小峠・・・
道路わきのガードレールに標識が・・・
熊谷旧道降り口 579m
その小峠から谷へと下って行きます
樹林帯の道は峠谷へと誘う様に延びています
涼しげな水の音を聞き 谷間の道になります
暫し峠谷の道を愉しみます
峠谷を何度も渡渉します 川幅は狭く浅いため 飛び石でOK♪
峠谷右岸
谷沿いの細道をどんどん下って行きます♪
孫次郎谷と峠谷の出合
左岸側の水の流れていない谷が孫次郎谷
清流を湛えて流れる谷が峠谷
その出合の先に堰堤が見えます
さて… 堰堤を越えねばなりません・・・
左岸の堰堤を巻きあげて下ります
堰堤を下って右岸へ渡渉します
渡渉というより
砂利道を歩くといった感じです
右岸を歩きます
右岸に渉って1分ほどの所に
標識が見えてきます
ここが砂山分岐のようです
砂山分岐 521m
直進の緩やかな道は 長尾滝・宇賀渓バス停方面
右の急斜面の悪路は 砂山ルート
砂山分岐標識 No.79
私の中では 宇賀渓バス停方面に
気持ちは向いていました
砂山方面の道は 悪路の急斜面にしか見えません・・・
無情にも チチは 行くぞ!と
右の急斜面・・・砂山を登って行きます・・・
これがチチのサプライズコースの様です!
内心・・・やっぱり・・・!
そう思って 見上げたルートの急斜面の酷道に
人生の分かれ道の様に感じ ため息が出てしまいました
ここからはアップダウンのある
変化に富んだ尾根道となります
腐葉土と砂の道が歩きにくいです!
風化岩が難儀します
樹林帯の薄暗い道が続きます
でも 木漏れ日がいい感じ
時には 穏やかな尾根道になり
癒しの樹林帯となってくれます
No89
急な道はまだまだ続きます
もうすぐ 地図上にある岩峰の展望台に出るはず・・・
急な尾根道が続いても・・・砂山奥展望台らしき所はありません・・・
怪しい分岐・・・?
通り過ぎようとして ふと振り返ると
分岐らしい道を見つけます
尾根が上と下から合流・・・
もしやここが展望台への分岐?
そう思いながらも 先に進んでしまいます・・・
帰宅後地図を見直して
ここが砂山奥展望台への入口だったと知ります
残念・・・
展望台? 地図と重ねてみますが展望・・・見つかりません・・・
No90まで来ましたが 展望台は分かりませんでした(当然・・・)
No93を確認して通過すると・・・
砂山の標識が下向きに・・・
標識にしたがって 急な下り坂へとなると・・・2分ほどで・・・
砂山展望台の分岐
砂山展望台の分岐のコルのようです
ここから 下って行けそうですが・・・
そんなわけありません
ここまで来てチチが
砂山を目指さないはずがありませんから・・・
No.94 砂山展望台の分岐に出ます
右側に バス停・登竜荘・水晶橋の矢印が向いています
直進の登りが 砂山山頂の様です
砂山分岐から 砂山への道が
こんなに遠く感じるなんて・・・
石榑峠から帰り道 砂山ルートと知り
砂山分岐からの登りで 既に心折れていた私・・・
人生甘くは無いと感じるほど
なが~く感じてしまいました・・・
この道中 そんな私を癒してくれたのは
小さな小さなイワカガミのお花です
この尾根道で群れをなして迎えてくれたお花でした
イワカガミ
ここを登れば 今度こそ 終わりですよね…チチ・・・
つづく
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