山に癒されて…♪

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お山は中止! お出かけは続行♪ 保津川下り

2016年09月01日 | お出かけ
2016年8月27日(土)京都 保津川下り



トロッコ亀岡駅

トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場へ向かう所からの続きです



京阪京都交通のバスに揺られて約15分ほどで
乗船場に着きます

今日は運がよい日です
着いた先で ギリギリの時間で間に合って
待つことなく次から次と乗り換えて辿りつけます

乗船場についても 待つ事はありません 
本当にラッキーです♪


予約なしで 待ち時間もなく川下りを楽しめるなんて
季節外れならではなのでしょうね♪



紅葉の時は予約なしでは難しいほど混雑して
臨時便も出るそうですから…



ここで少し 講釈をたれて…と しかし…
残念な事に このボンクラ頭には知識がございませんので
保津川のHPから引用させて頂きます♪



保津川とは…



京都府の中央部丹波高地に源を発し、
山間をめぐりめぐって園部から亀岡市に至り、
再び山間の峡谷16kmを流れて天下の名勝嵐山につき、
鴨川と合流して淀川に入る。
この川の亀岡から嵯峨嵐山(京都市右京区)までを、
峡谷の美と舟下りで有名な保津川という。




川下りとは…

 
保津川の水流を利用して下流にある京都・大阪に物資を輸送することにはじまった言葉である


丹波の豊富で質のよい木材・穀類・薪炭は、
戦後の昭和23年頃まで水運によって京都に運ばれていたが
山陰線の開通(明治32年)により
また戦後のトラック輸送の発達によって
筏と荷船による水運利用は次第に姿を消していった。


ところが保津川峡谷の自然美は四季を通じてすばらしく、
巨岩をはじめ、囲繞する山々と、しぶきをあげて落流する水、
神秘をたたえた鏡のような渕など、変化に富んだ景観は、
まさに人の目をとらえて離さない。
従って明治の28年頃から、遊船として観光客を乗せた川下りがはじまった。
筏や荷船が姿を消した今では、専らこの観光の舟下りとなったのである。


亀岡から嵯峨まで16kmに及ぶ保津川下りは、今日世界的に有名な舟下りとして知られる




川下りの途中に
崖の上に見えてくる鳥居
 
5年前の災害で この 保津川が増水した時
この神社の鳥居の近くまで上がって来たと
船頭さんから説明がありました

そんな災害のあった時でも
神社自体は無事だったそうです…
 
その神社を請田神社といいます




請田神社(うけたじんじゃ)


請田神社は 保津峡開削の伝承に関連する神社です

御祭神: 大山咋命 ・ 市杵嶋姫命

現在の保津峡は、近世には浮田(ウケタ)峡と呼ばれていたため
保津峡の出口にある請田神社と対岸の桑田神社
浮田明神・請田明神と称されていたそうです


境内案内によりますと…、
祭神・大山咋命は自ら鍬鋤を持って保津の山峽を切り開き
亀岡盆地を開拓した神様だそうです

その開拓の開始の鍬入れを受けたので、
請田と呼ばれているらしいです









 

保津川の流れは激流あり深渕ありで、
きわめて変化に富んでいます

河原には流れをさえぎるかと思われる大岩・奇岩巨石が点在しており
その一つ一つに得も言わぬ趣があり 
それに付随するかの様に物語が伝えられているようです

川の流れが作り出すポイントの岩には
船頭のさす竿の跡や もどり舟を人力で引きあげた綱の跡が
生々しく付いている所があり まるで… 
舟下りの歴史を伝える 無言の語り手のように思えます


さて…
船に乗って その保津川を下って行きます


最初はのんびりと 
緩やかな川の流れに乗って船頭さんのお話を聞きつつ
渓谷の景色を楽しんでいきます


すると…船頭さんが…







ちょっと 皆さんお願いがある…
の方が ちょっと重いから
に少しずれてくれんかの~

あっ!いやいや  右に座っている人がいなんて
そんな事 言ってませんよ




そ…それ…どういう事…!


…と 一斉に大笑い



その笑いも 今度は悲鳴と歓喜の混ざった声に変わります


最初の激流の中に 船は突入します


船と共に身体も木の葉の様に揺れて
水しぶきを浴びます





さてさて…難関来たな!





おりゃ~!






ふ~ ヤレヤレ…



漕ぐのを止めて 汗を拭き出す船頭さん…


…あっあの~… まだ流れはきつい様ですが…
休憩ですか…?



いや~しんどいんや~
降りる?
降りるんだったらいつでも降ろしてあげるよ
言ってね♪



何処に降りる所があるの…?


大丈夫 いつか海に着くから~



  船頭さんのお話タイム



竿の跡

400年余りの長い年月の間、同じ個所に竿を突く事により窪みが出来たそう…



綱の跡

約350年間 下った船を曳き上げる際に 綱が岩に擦れて出来た傷跡だそう…




そう説明して下さいますが
流れも速く 説明を聞いて振り向いたときには 
さよう~なら~

見るだけで精一杯
人の頭を撮っただけで
写真におさめる事はできませんでした…


なので…聞いたお話だけをそのまま載せておきます…





カモ



急な流ればかりではありません♪

穏やかな流れの所では 
水鳥がのんびりと浮かんで日光浴をしております

カモや青鷺などの鳥が 水辺で寛ぐ姿が見えます

鳥さんも 我々を見学しているのでしょうか…?

しかし この緩い流れのプールになっている所では
水深10mに及ぶ所もあると言います

船底の下ではどのようになっているのでしょうね…






カワセミ



せわしげに飛ぶはカワセミ
シャッターチャンスどころではありませんが
何とか一枚撮ったものです




 スヌーピー岩



この岩は アジアからご訪問された方たちが
かなり喜ぶそう所だそうです

確かにスヌーピーに似ていますが
皆さん あぁ~と反応するだけ…

今回のお客はおとなしいと呟く船頭さん
もっと笑ってよ~と催促します








  渓谷らしい岩壁

川鵜



暫し無の世界に吸い込まれそうなほど
穏やかな流れの中 のんびりとした風景を楽しみます

言葉は要りません…




 猿飛



猿飛…と呼ばれる岩は この辺りは狭い渓谷だったそうです

その渓谷を 猿が岩から岩へ飛び移っていたそうです
そこも交通の便が悪いため 開拓するに至り
船が通れるように 大岩を割ったそうです
その名残の岩を 猿飛と呼ぶようになったようです







さて…
水面に何やら細波が立ち始め
再び川の姿が変わり始めます


 最後の激流だぞ!



水しぶきを浴びながら
最後の激流下りを楽しみます



激流を抜けて
また、流れが落ち着いた頃 船頭さんが…

保津川ローソンがきたぞ~ 


えっ ローソン?







コンビニ屋台船とでもいいましょうか

わらび餅や みたらし団子
ビールにジュースを運んでくれています

そして何よりも イカ焼きなどをその場で焼くにおいが…
船が近づけば近づくほど お腹の虫が鳴り始めます…

コンビニ屋台舟は 並走してくれます
他の船は大丈夫なのかと思うと
別のコンビニ屋形舟がやってきました

こんなサービスもして下さっているのですね




 




川幅が広くなり
着船場が近づいてきました



 



浅くなってきたあたりに 梅花藻が生育していいるのが見えます
日に当たり輝いています

小さな白い花がぽつりと咲いているのも見えますが
写真の納める事は難しかったです…残念…


 別れ行く船




ありがとうございます
お疲れさまでした…


今日は雨…と思っていましたら
何とも暑い1日となってしまい
船頭さん達は大変だったと思います



お陰で、約2時間の川下り とても楽しませて頂きました♪




渡月橋


渡月橋には 人が沢山渡られているよう…

やはり京都は 観光地ですね
ほとんどの方が外国の方でしたから…

すれ違いざまに聞こえる声は
異国の言葉…私は何処の国に来たのでしょう…


 トロッコ嵯峨駅



トロッコ嵯峨駅に併設して ジオラマ京都JAPANがあります

ホールの入口には SLの動輪を使ったモニュメントとともに
D51ナメクジ型の実機が展示されており 帰りにちょっと立寄ってみました





  




昔を懐かしみ
暫し眺めて 帰路に着く事に…

行き当たりばったりのチョット観光
計画性の無い 我が家らしい所です♪


さて…ちょっと気になった事
保津川下りの時に見掛けたラフティング…

次はラフティングをしに出かけてみましょうか…
そんな事を密かに思いながら
帰りの車の中 爆睡していた私でした♪







最後までお付き合い
ありがとうございます


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2 コメント

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Unknown (カワjoh)
2016-09-02 07:21:24
nanekobiさま おはようございます。

保津川下り 実に楽しそうです。
もう遠い遠い昔に家族で来た記憶しかないので新鮮でした^^
船頭さんのノリも関西っぽくていいですね。
以前 瀞峡のジェット船ではアナウンスのみだったので
それはそれは大人しいものでした(笑)

今回のnanekobiさまの「行き当たりばっ旅(笑)」・・・私は大好きです^^
返信する
カワjoh様おはようございます (nanekobi5963)
2016-09-03 08:45:12
川下りは楽しいですね♪
船頭さんのお話も楽しくて
良い船旅(笑)でした♪

瀞峡のジェット船はちょっと高級感を感じますね♪
とても静かな船旅?
逸れもまた、乙なもののように思えますね♪


カワjoh様も「行き当たりばったり旅」お好きですか?
うふふ なんだか嬉しいお言葉
また、ブログでそのようなお話聞けましたら嬉しいです

コメントをありがとうございます
レスが遅くなって本当にスミマセン
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