山に癒されて…♪

ご訪問有難うございます 
自己世界の超ロ~ング日記です
気の長~い方 辛抱強~い方
笑って読んで頂けると嬉しいです

紅葉のち落葉のお空は快晴 桧塚奥峰

2016年11月16日 | 山登り 近畿 台高・高見山方面
2016年11月12日(日) 一時☁/☼ 台高山脈(北)  薊岳~桧塚奥峰(:石ヶ平谷右尾根経由)2


薊岳からのつづきです







主稜線を今度は東に進み
三ツ塚 そして明神岳を目指します

隙間の覆い樹林の間からは
明神岳のこんもりお山が見え隠れします



 歩くも優しい 深き落葉の絨毯  
 邪魔をする様な岩稜がちょっぴり突きでて… 
 時に急な斜面も気にならず…


ブナ林




ブナ林の静かな尾根を楽しみます




 前山の標識

前山




木の根元に付けられた標識
この標識を見落としてしまうと
ここが前山とは気付かないかも…

山頂らしからぬ なだらかな稜線を通り過ぎます




 前山から明神平へ

国見山と水無山





前山を抜けると 目の前に別の世界が広がります
樹林帯から抜けだし 緩やかに下りの草原が広がり
晩秋の陰りを作りながらも壮大な景色を見る事に…

草原の谷間から 国見岳水無山の連なる麗峰が覗け
景観麗しき草原を堪能して歩きます








枯れ草の色合いが
どこか温かさを感じさせます



 三ツ塚分岐
 
三ツ塚



左に明神平へ下る分岐を見送って
迷うことなく真直ぐ 尾根を進みます




樹間の明神岳



次第に明神岳の麗峰が近づきます



 桧塚と明神平 薊岳分岐




いくつかの分岐があり
ここもYの字状の分岐となっておりますが
道なりに真直ぐ 寄り道せずに進みます








尾根はつづきます
穏やかに 何処までも… 何処までも…


ブナ林の醸し出す雰囲気が何ともいえず
その自然美に包まれて 心地よい歩きです

ですが…




…?



 明神岳 

明神岳山頂 1432m




つづく尾根の途中に 標柱が…


オッと… ここが明神岳!

遠くより覗けた明神岳の姿からは想像できない
何とも呆気ない感じのお山です…

どちらを見ても稜線の途中…のよう…

東西に延びる長い尾根の明神岳には
以前は穂高明神がありましたが
それが無くなっております

その為、余計に山頂が
判然としない感じになってしまっているようです




中央の真ん中白鬚岳 中央奥右 大普賢と山上ヶ岳



南側の景色は開けており
台高山脈が優麗な姿を見えてくれています




 分岐の標識

千石山と桧塚の分岐





山頂のすぐ近くに 桧塚奥峰への分岐があります
そのまま 南方面に延びる尾根を進めば千石山ですが
今回は見送り 左の桧塚奥峰へ下って行く事にします




 分岐を左(東)へ下る

振り返って分岐の稜線





落葉の重なる急斜面を最低コルまで下って行きます

下り始めに振り返ると
分岐の稜線が 青い空をバックに
明るく見送ってくれます

落葉の絨毯のフカフカした感じ…
…ですが これは食わせ者…

下に隠された木の根や
泥状の斜面が足場を悪くしています



ズルッ! ズルズルズル~





 分岐からの急坂 




コルまで下れは
再びのんびりと広い尾根歩き…ではなく…

コルはコル


下れば登りが必ず伴います…


またしても…喘ぎの登りが


少しのアップダウンと 緩やかな稜線
そんなに喘ぐほどではありませんでした
そしてもっと広い落葉の広場に出ます


 判官平(ほうがんだいら)




木に付けられた標識には 判官平…と書かれております

何も無ければ 全く気付かない
ただ広いだけの稜線上ですが
気をつけなければ
道迷いを起こす所の様です…


所で…ふと気になるのは…
この広い樹林帯に なぜ 判官平…と
呼ぶようになったのでしょう


国見山伊勢辻山との間には
源義経が愛馬に乗って駈けたと言われる 
平らな草原の馬駆場があり 
その愛馬と別れたという馬駈ヶ辻の伝説は有名です

この国見山と伊勢辻山における台高の山深い場所には 
義経の伝説が残されている事でも知られていますが



ここの判官平もまた…



…?


九郎判官と呼ばれていた源義経の伝説が
関わっているのでしょうか???


駄々っ広い平坦な樹林帯ではありますが
馬に乗って駈けるのもよし

地名の由来は分かりませんが
何か歴史的な伝説が隠されていそう…


そよぐ風が何かを語らんと通り過ぎます


今立っている落葉の奥底には
深き歴史の積み重ねによる地層が眠っているのでしょう


判官平を右方向に歩を進めます







広い緩やかな曲線の尾根は
迷いやすいのでしょう…以前よりもテープの印が増えています

に歩を進めて又、方向へ進路を取ります

実際は真直ぐに進みたくなる感じですが
印を確認しながら 踏み跡や地形を確認して歩きます


ただし 積雪時期であれば
踏み跡もありませんから 地図との確認は必須です



広い尾根は 支脈の入り混じる複雑な地形になっており
注意が必要です


さて…そこから2分弱ほど歩くと 
大きな溝に出ます









大きな溝にでれば正解
そこを一旦下って渡り 
対面の尾根を 再び登って行きます


起伏を上下する尾根は
葉を落としたブナシロヤシオの木
明るさを失わずに迎えてくれます


そこもまた だだっ広い尾根の登りです






だだっ広い尾根…





何処までも だだっ広い尾根…





ただ ただ だだっ広い尾根…




曽爾高原方面 


曽爾高原の方面も広がって見えます
左端から住塚山 国見山 
真中の兜岳・鎧岳 中央右に俱留尊山 
右端に大洞山


お山の女神さまの微笑み
お空が ご機嫌麗しく…
  
峰々の麗しき姿が 疲れを癒してくれます




右に大洞山 左に尼ヶ岳



広い尾根の登りはつづきます

呼吸の乱れも 忘れるほどの景色が
常に付き添ってくれます


春にはみせるシロヤシオも今は…
葉を落とし 枯れ枝がお日様を浴びて
揺りかごの中の気分なのでしょう…



   




小高い丘の稜線にぽつりと立てられた標識
奥峰まで10m

右に曲がって 最高点へ参りましょうか…


 

桧塚奥峰 1420m



深く青い空にそびえる 標識

何も語らずとも 今日という日の素晴らしさを
見事に現した様な姿で迎えてくれました



檜塚奥峰に 着きました…




空はどこまでも蒼く

水墨画のような稜線に囲まれ

戦ぐ風の冷たさの心地よさ…


暫くここで時を止めて見ましょうか…





つづく



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました。 (雀(から))
2016-11-16 14:17:27
自分が歩いてるような気持ちで癒されました♪
有難うございました(´∇`)
返信する
雀(から)様 (nanekobi5963)
2016-11-17 08:38:49
おはようございます 初めまして♪
お越しいただけてとても嬉しく思います

それにとても嬉しいコメント
とても励みになります

良い季節のいいお天気のお山や
とても癒されますね♪

これからもよろしくお願い致します

素敵なコメントありがとうございます♪
返信する
こんばんは (延岡の山歩人K)
2016-11-17 22:01:30
本日の記事は
青空の元 快適な尾根歩きの様子
羨ましくなる光景でした
山は もうすっかり冬枯れで
寂しい風情が感じられますが・・・
楽しそう 癒される山旅でしたね
返信する
延岡の山歩人K様 (nanekobi5963)
2016-11-18 11:09:24
こんにちわ
いつも、お返しが遅くなってすみません(汗)

今回は本当に穏やかな小春日和のようなお天気で
気持ちよく歩けた山歩きでした♪

本当に 冬枯れでさびしくも感じますが
お空の青さに 陽気な雰囲気も感じられ
愉しませて頂きました

同じお山でも、その時々で本当に変わりますね
お山はいいですね♪

いつもコメントをありがとうございます♪
返信する

コメントを投稿