道端に咲く・・・・
朝飯はキャベツのスープ
酸味のきいたトマトのスープが寝ぼけた頭と胃袋に喝
スープをを食べチョッと固くなったバケットをかじり
ミルクを飲む
ゆっくりと遅い朝食を済ませ
梅雨に入ったと云うが雨はパラつく程度で気にならない
何の予定もなかったので行き先も決めず気ままな散歩に
時折雨がパラパラ と降ってくるものの
濡れるほどのものでなくひんやりと気持ち良い
道端に捨て置かれる飛び出し君!
役目を終えてしまったのかチョッと無残で哀れな姿をみせる
飛び出し君ばかりを集めた写真集と写真展をやった人を思い出す
可愛くひょうきんなポーズで人と触れ合う飛び出し君
そんな映像の記憶がよみがえってくる・・・
今日目にした飛び出し君はどうしてこんなことに??
歩き疲れた体を隠れ家のように静かな喫茶に
板張りの床 古い古いオルガン?
コーヒーの香りを楽しみながら静かな時を過ごす
追い立てられることも無く本を読み
気が付けば夕暮れ近くに
床に時の流れを・・・・