山のお寺へ
山のお寺 万年山 松岳寺へ 山号からも寺号からも山深さが・・・・
毎年 お盆のこの時期行われる施食会に参加する
昔は「施餓鬼会」として執り行われていた行事が呼称変更で「施食会」に
なぜ変更されたか詳しいいきさつは分からないが・・・・
この辺りではお盆に庭先に「餓鬼仏」にお供えをし
飢餓に苦しんで災いをなす餓鬼や行き倒れや無縁の亡者の霊を供養する
それと同様の趣旨でお寺さんが飲食を施す法要を行う
「施餓鬼会」のほうがイメージとぴったりと云ったところだが
お寺さんの行事に限らずお宮さんでもそうだが法会とか神事は
権威主義的で形式的・・・様式美とでも云えばいいのか
信仰心の薄い私には決して好きになれない展開
不遜と言われるかもしれないが僧侶の立ち居振る舞いは
見ている分には結構楽しめた
面白かったのは法要のあと住職の挨拶
東電の原発被災地 福島を訪ねた被災地 避難者の暮らしを直接目にし
原発の脅威と原発の使用済み核燃料の無害化する技術が確立されていない
未完成のシステム これに頼り 国を挙げて輸出を促進しようとしている
このまま原発に頼り 大量の電力を消費する生活に・・・・・
これで良いのだろうかと自問自答する日々だと
経済の発展 発展・・・そろそろモノからココロ へ
自分自身の生活を見直さなければいけない・・・・と
話下手だがとつとつと語る住職の話は心に沁みた
暑くて仕事に成らず 麦わら帽子だけが草の中!!