「望郷の鐘
満蒙開拓団の落日」
映画は「国家が総力を挙げて作り上げる大きな嘘は、いつの時代でも見破ることは容易ではない」という字幕から始まる。
昭和20年5月に満蒙開拓団の教師として満州に渡り、8月9日のソ連参戦の中で妻子を失い、自らもシベリア抑留を経て帰国し、中国(旧満州)に残された残留孤児、残留夫人救出に生涯をかけた故山本慈昭師(長岳寺)の真実の物語です。
国策によって、27万人以上の人々が満州に開拓移民として渡り、敗戦によって死の逃避行といわれるような、人間としての極限状況の中で多くの人々が犠牲になりました。
戦後70年戦争への記憶が薄れてしまっている今こそ、普通の国民が戦争の被害者でもあり、加害者になってしまった満蒙開拓の現実をこの映画を通して知っていただきたいと思います。
・・・・パンフレットより
私は信じられませんでした。昭和20年の5月1日に満州に行く。日本は後3ヶ月で負けてしまうのに、なぜこんなことになってしまったのだろうかと思いました。 ・・・・山田火砂子監督
満蒙開拓の実情 悲惨さを垣間見ることが出来 感動したがより以上に国家の恐ろしさと身勝手さに改めて怒りを覚えた
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