来年2010年度の少林寺拳法全国大会が中止となった。
連盟本部から正式な発表があったことを、昨日の愛知県連盟支部長会議で発表された。
従来全国大会開催候補連盟は、数年先まで決まっていたはずなのに、ここにきて何故。
国際大会もインドネシアの治安の悪化等で中止、自主開催となったばかりで大きなショックを受けていたばかりの出来事。
間もなく青森県で全国大会が開催される。
昨年は岡山県で開催された。決して大きな会場で派手な大会が開催されたわけではないが、整然と進行された内容は大きな評価を受けました。
全国の拳士の日頃の修練を発表する唯一の場である。
高校生、中学生、大学生、実業団などに所属する拳士はそれぞれの連盟で開催する全国大会に出場することが出来るが、一般の財団支部に所属する拳士は全国大会が中止されることによって目標がなくなってしまう。
前々から思っていたが、大会のあり方を根本から考え直さないと、この先さらにつまずくことになりはしないか。
全日本少年武道錬成大会が開催される月に、全国中学生大会が連盟本部で開催される等、開催主管異なるとはいえ対象出場拳士は同一である。
大会に参加するまでの修練や、旅費宿泊費等の経済的負担を考えると、複数の大会に短期間で参加することは現実難しいと思う。目標でありながら大きな障害となるゆえに、在籍拳士の減少につながってゆくのではと飛躍した考えもよぎる。
いずれにしろ、今後の在り方を考えないといけない。
一度開催を止めてしまうことがどういうことかを真剣に考えてほしかった。
何故、愛知県連盟に協力要請がなかったのか?あったのかも??