静岡県磐田市の見附町で開催される夏祭り。
義父が生存中は、多くの親類縁者が集まって賑やかに宴会をし
その後深夜に向けての「お渡り」を観に出かけた。
それまでの時間、屋台の出店を楽しみながら道中を練る裸の集団を見学。
やがて花火が打ち上げられ、町中の電気が消され闇と化す。
漆黒の中、一番ぶれ・二番ぶれと裸の集団が下宮から本宮へ走る。
ご神体を載せた集団が本宮に到着すると、拝殿で大きな鈴の取り合いをする。
闇の中で裸の男たちがぶつかり合う激しい状況がこの祭りのクライマックス。
20年ほど前、小生も蓑をつけて裸衆となり、長男をかついで参加させてもらった。
今年は孫娘を連れて、年老いた義母を見舞いがてら出かける。
家内は、何年かぶりで同級生の親友と再会。
裸祭りは、屋台の数も練りの勢いも、昔に比べて減衰し寂しい思いもあるが
楽しみに出かける人出は多く賑わっていた。
見附天神 矢奈比賣神社は、霊犬悉平太郎の伝説で有名であり
長野県駒ケ根市光前寺と深い関わりがあり、
現在磐田市と駒ケ根市は姉妹都市として友好を深めています。