だいぶ前の話になってしまったのですが、ちょっと書き残してみたいと思います。
すごく面白いライブだったから、そして、すごく面白かったのにもう二度と開催されないから。
といっても、だいぶ時間が経ってしまっていますので、だいぶうろ覚えになってしまってます。
言い回しとか、誰が言ったかとかけっこう違っているかも知れません。すみません。
雰囲気だけでも伝わればとの思いで書いてみます。
・暗転板付き、イスに座った状態から明転
……のはずなのですが、4人全員座った状態になったのになかなか明転しない。
お客さんも4人の姿が見えてるからくすくす笑い、そしてそんな状況に気付いた4人が戸惑い始めてるのが見えてさらにくすくす笑い(笑)
やっと明転して安心(笑)
座っている位置は、左側から、金子・西光・星川・阿諏訪の順。
ここから、コントのネタ始まるときに、暗転板付きの場合、どちらがポンポンってやる?みたいな話になり。
カレーは星川さん、うしろシティは阿諏訪さん。
うしろシティは、阿諏訪さんが上手、金子さんが下手に行かなければいけないようなコントなのに、なぜか金子さんが阿諏訪さんのすぐ近くまでいることがあったりするそう。
なので、わざわざ阿諏訪さんが金子さんを上手から下手まで、暗闇の中で手を引いて連れて行くこともあるそうです(笑)
・このライブでは、初回に、このライブ独自のあだ名をつけたそう。
金子さんは「パナップ」(かわいい名前にしたいからということだったかな?)
西光さんは「ビーン」(なんかミスタービーンっぽいから)
阿諏訪さんは「はやぶさ」(和風のかっこいい名前にしたかったから)
そして星川さんは、「溝口さん」(どこかみんなとの間に溝があるから)
星川さんなのに溝口さんって!ややこしすぎる(笑)
・星川さんが溝があるように感じられる原因の一つに、結構仲良くしているのに未だにみんなのことを「くん」付けで呼ぶからというのがある。
しかし、星川さんにとってはそれは特別なことではなくて、今までどんな友達でも「くん」付けで呼ぶのが当たり前だったからと。
星川「『くん文化』の中で育ってきたから」
相方の西光さんにまで「くん」付けのことが多い、と指摘されたのですが、それはちょっと違う感覚らしい。
「西光」って呼び捨てにしちゃうと、しっかりしてる感じがするからだそう(笑)
だから保護者的な感覚で、「西光くん」って言っているそうです(笑)
・今年一年を振り返ってみよう。
カレーにとって印象的だったのは、オンバトに結構出られるようになったこと。
しかし、京都大会ではせっかく京都まで行ったのにオフエアになってしまった。
星川さんはその夜のホテルも全然楽しくなかった。
なにもせずに、次の日の新幹線ですぐに帰ったそうです。
対して西光さんは、全然気にしない。一人で京都観光を楽しんでから帰った。
一人でもそういうの平気だそうです。
それを聞いた星川さんは、
星川「僕ね、最近思うんだけど、ちょっとした勇気がたりないんだよね」
3人「…え?なになに?」(笑)
星川「吉野家に行ったときも、『つゆだくで』っていうのが言えないの、恥ずかしくて。」
それが理解できない西光さん、阿諏訪さん。普通に言えばいいじゃんと。
そして金子さんは、
金子「僕、牛丼屋に一人で入れない」
さらに上がいた!(笑)
・それと、クレームを言うのも苦手だという星川さん。
阿諏訪さんに対して、「クレームめっちゃ言いそう~!」「怒りそう」と言う3人。
その通り、実際言うのを全然厭わない阿諏訪さん。
でも最近はそんなに言ってないよと。
その中でも印象に残ったのが、阿諏訪さんが深夜のコンビニに行った時のこと。
レジの前に行っても店員さんが来なくて、呼ぶとだらだらしたやる気のない態度で接客を開始。
阿諏訪さんは、ペットボトルの飲み物を何本か買おうとしてレジに置いていたんだけど、
店員さんはバーコードをピッとやる前に、その飲み物をくるくる回して、バーコードを全部自分の方に向けはじめた!
そして飲み物を手に持たないで、レジに置いた状態のまま機械のほうを飲み物に近づけてピッと(笑)
阿諏訪「『バーコードが来い』って感じなの!」
それを見た阿諏訪さんは、
阿諏訪『えっ!?なに!?なに!?』(笑)
でも、そう言ったら『すいません』と言ってちゃんとやってくれたよ、と。
・金子さんも一度コンビニで悪い接客をされたことがある。
金子「袋もらえなかったことあるよ」
お花見に行く途中で、飲み物とか食べ物を大量に買おうとしたんだけど、そこは同じようなお客さんで混み合っていた。
そしたら、レジの店員さんがバーコードを通して、お金をもらっただけで、『はい、ありがとうございました~』。
でも何も言えなかった金子さんは、
金子「そのまま飲み物とか食べ物を抱えて行ったの」
西光「それは、クレームじゃなくて、袋くださいって言えばいいじゃん」(笑)
・クリスマスも近づいてきたね~、という話。
ですが阿諏訪さんは、こういうイベントごとに対するテンションをどうしたらいいのかわからないそう。
阿諏訪さんいわく、自分は「第三の段階」。
第一の段階の人は、「イエー!!クリスマスー!!」という感じの、イベントごとにノリノリの人。
第二の段階の人は、それを通り越して、「へっ、クリスマスなんて」という曲がった見方をする人。
でも阿諏訪さんとしては、その第二段階になるのも、結局はクリスマスを意識している感じがしてカッコ悪いと。
だから、第三の段階として、
阿諏訪「もう、無の状態になるの!」(笑)
星川さんも同じタイプで、
星川「『クリスマスか~そうだねぇ~』って、菩薩のような感じでみんなを見ている」(笑)
それが理解できない金子・西光。
・阿諏訪さんは、クリスマスのイルミネーションの写真を撮ったりするのにも全然興味がないという。
阿諏訪「なんで撮るの?撮ってどうするの?写メってなんなの?」
西光「あのね、ケータイの機能に~」
阿諏訪「それは知ってるわ!!」(笑)
星川「でも、結構ツイッターに写メ載せてたりしない?」
阿諏訪「あれは金子が、楽屋で変な格好で座ってたりするから」
人は思わず撮っちゃうそうです。
これがね~、ちょうどこの話が私にピンポイントというか。
このライブ、Fu-で行われてたんですけど、私はJR新宿駅の東口経由でライブ会場に向かってたんです。
そしたら、アルタ前の広場に、すごい綺麗なイルミネーションがあって。
思わず携帯で写メ撮っちゃってたんです(笑)
だから阿諏訪さんに、私のこと言われているような気がしてドキっとしてしまいました(笑)
ちなみにこんな感じ。すごく綺麗でした~!
・阿諏訪「こういう違いって、ここで分かれるよね!」と、西光さんと星川さんの間を区切る阿諏訪さん。
星川「本当にそう!今日もここ来る前に、はなまるうどんでさぁ…」
阿諏訪「そうそう!!」
星川「うどん買うときも、この二人(金子・西光)でずっときゃっきゃやっててさ~!」
阿諏訪「なにがそんなに盛り上がることがあるんだろうって」(笑)
このライブが始まる前、4人ではなまるうどんを食べに行っていたそう。
金子さんいわく、それはうどんの上に乗せる具を選んでいたとき。
色々な具が自由に選べて、自分でとれるセルフサービスのカウンターになっている。
そこで、かき揚げをとろうとしたんだけど、お客さんからはとれないような高い位置のところに、明らかに揚げたてのかき揚げがあったそう。
それを「あれどうにかして取れないかなぁ~」ときゃっきゃ言っていたそうです(笑)かわいい(笑)
食べてる時も、ずっと話していてなかなか食べ終わらない二人と、一方
星川「すぐに食べ終わって、ず~っと空の器見てたよ」(笑)
・西光さんが、阿諏訪さんはクリスマスだけじゃなくて、他にもこんなことがあったと。
それは、何年か前の阿諏訪さんのお誕生日。
芸人仲間でドッキリを仕掛けたそうです。
まず、阿諏訪さんがお家に帰ると、ドアの前に、時間が経ちすぎてべろべろになった緑のたぬき(だったかな?)が放置されている(笑)
そして、そのカップの下にはメモが挟まっていて「今夜10時、○○公園に来い」
それを見た阿諏訪さんの感想は、驚くでもなく、至って冷静に、
阿諏訪『うわ~、なんか始まってるわ~』(笑)
夜10時になり、公園に行くと、そこではたくさんの芸人さんが色々なことを用意していた。
阿諏訪さんは、歩いて公園を一周する感じで、その途中途中で芸人さんたちが出てきて、驚かせたり、笑わせたりしていたそう(笑)
一周歩き終わって、みんなで集まって「何やってんだよ~」みたいなことを言っていたら、入り口の近くにある木の上から、
「ちょっと!!早く下ろして!!」
という声が。
見上げてみると、そこには亀甲縛りでつるされていた西光さんの姿が!!(笑)
なんと1時間もその状態だったそう。
最初の阿諏訪さんは、その姿に気付いていなくて、そして他の人達もすっかり西光さんの存在を忘れていたらしい(笑)
やっとほどいてもらって事なきをえた、ということだそうなのですが、
西光「そのときもちょっと冷めてたよね、あんま盛り上がってる感じじゃなかった」
・クリスマスということで、クリスマスっぽい色合いの物?(このへんうろ覚え)を持っているのもちょっと嫌な阿諏訪さん。
阿諏訪「だって、まんまじゃん!!」
金子「全然わかんない!『まんま』って何?」
西光「じゃあそういうものの代わりに、ぞうきん持って街歩いてたら?」
阿諏訪「それならいいよ」(笑)
金子「それじゃもうボケじゃん」(笑)
・なんの話してたんだっけ…?そっか、1年を振り返ってたんだ!
と、もはや脱線とも言えないほどの盛り上がりから、また今年の振り返りに戻る(笑)
それぞれのコンビ、単独もやったね~と。
しかし、うしろシティの単独を見に行けなかったことを残念がる西光さん。
完売になってしまったため、芸人さんの見学を断らざるをえなかったそうです。
またやってほしいと西光さんに言われるも、ちょっと事務所的に難しそうだと言葉を濁す阿諏訪さん。
それを聞いて、
西光「k-PROさんに頼めば?K-PROさん、頼めばだいたい何でもやらせてくれるよ?」
この全幅の信頼をおいている感が面白くって(笑)
・金子さんは、人生で初単独だったそうです。
うしろシティとして初めてなのはもちろんのこと、前のコンビ、ナナイロでも単独はやったことなかった。
それを体験して、金子さんは本当に大変だったと。
転換の間も着替えたりやることたくさんあるから、めまぐるしくて、
金子「途中からぼーっとしてきちゃった」
だから、最後のコントで、金子さんがセリフを飛ばしまくってしまったそう。
そこでお客さんに聞いてみる西光さん。
西光「このなかでうしろシティの単独行ったよ~っていう人?」
半分くらい、それより多いくらい手が挙がる。
西光「じゃあその中で、ちゃんと出来てなかったよっていう人?」
どんな聞き方なの(笑)
でも、私が単独を見ていたとき、全然変な感じはしなかったです。だからすごいなぁって。
飛ばしてもフォローできる阿諏訪さんと、飛ばしても顔に出さない金子さん。
・カレーは、単独前日のエピソード。
稽古が終わって、明日のためにそれぞれが持って行かなきゃいけない小道具とか衣装を確認していた。
でも、その作業が大変。
広い稽古場に二人だけが残ってやっていたんだけど、西光さんがすごくいらいらしてるのが、隣の星川さんにも伝わってくるほどだった。
そしてついにイーッとなってしまった西光さんが発した、衝撃の一言。
西光『我は、西光家の王子なりよ!』
全員爆笑!!(笑)
星川「こんなこと言われたことありますか?二人きりで、突然王子だなんて言われたことありますか?ぼーくはなかった!!」
文字にしても全然伝わらないのはわかっていますが、この言い方が本当に面白くって(笑)
・ここから、どちらが主にネタを作っているんだっけ?という話に。
カレーは星川さん。
うしろシティは、二人で一緒に作っている。どちらかが大体の設定案を出して、そこから二人でふくらませていくという感じみたい。
ところが、阿諏訪さん曰く、時々金子さんが突拍子もない案を出してくる時があるのだとか。
そこから阿諏訪さんによる金子さんのモノマネ開始。(口調すごく似ている・笑)
金子『あのね!釣りをしてるんだけどね、竿を引き上げたらスルメイカが釣れてるの!!』
阿諏訪『…え?それだけ?』
そして4分のネタにするために、1分で一匹釣れることにして、合計4匹釣るそうです(笑)
もしKOC決勝に出れたら、1本目は普通のネタをやって、2本目でこのネタをぶちこむとか言っていました。ちょっと見てみたい気もします(笑)
☆ここからはコーナー
・まずは金子さんの持ち込み企画。
ある芸人さんの名前がお題として出されて、出題者はその芸人さんにキャッチフレーズをつける。
回答者はそのキャッチフレーズを聞いて、お題が誰かを当てるというもの。
例題として、『小島よしお』だったら、
金子「関係ねぇ海パン男」
みたいな感じで。
金子さんは画用紙にたくさん芸人さんの名前を書いてきたので、お題を出す係。
残りの3人はローテーションで、キャッチフレーズをつける人と、回答者2人に分かれてゲームを行います。
とりあえず、覚えてるフレーズだけ。
『ザ・たっち』
→星川「お台場定点カメラの申し子!」(これ、実は日テレだからお台場ではないと思う…笑)
『ザ・ギース』
金子「あっ、これはカレーの口から聞きたい!」
→星川「目の上のたんこぶ!」「勝ちたいぞー!!」(笑)
『うしろシティ』
→西光「後半都会!!……いや、なんでもない」(笑)
「急激に現れて、追い抜いていく――」
このフレーズに、
阿諏訪「ラブレターズ!!」
会場爆笑(笑)
金子「これはこのままにしときましょう」
そう言って答えを教えない金子さん(笑)
『カレー星川くん』
→星川「介護士、介護士!!一級介護士!!」(笑)
阿諏訪さんが気付いて正解。
会場中が、「言い得てるよね~」「そういう関係だよね~」と盛り上がる中、だーいぶ時間が経った後で、
西光「え、僕が介護されてるっていうこと?」
阿諏訪「……今気付いたの!?」
あ~これ本当に面白かった(笑)
・次は、阿諏訪さんの持ち込み企画。
お題が出されて、その言葉を説明するというものなんだけど、
その際に、アタック25で児玉さんが正解を言う時みたいな表現で説明する、というもの。
たとえば、『ライター』だったら、
「そのとおり、携帯できて手軽に火をつけられるもの。ライター正解!」
って感じ(多分例題はもうちょっと難しい表現使っていたと思います、すみません・笑)
これ、星川さんがすごく上手くて、しかもいい声だから説得力あるという話にまで発展していました(笑)
そしてなかなか上手いこと出来なかった金子さん。一回、自分の番の時に
金子「現代では……」
阿諏訪「たぶん、『現代では』だけ先に決めてたな」(笑)
・最後は西光さんの持ち込み企画。エチュード。
基本は普通のエチュードだけど、じゃんけん(だったっけ?)で勝った人が鬼みたいな感じになって、好きな人にオチを振ることが出来る。
鬼に肩を叩かれたら、その人がオチを言わなければいけない、という感じ。
そして、その役を決めるくじ引き。
ところが、くじは作ったのに入れる箱がないということで、楽屋に置いてあったポットを空にして、そこにくじをいれてきた西光さん!!(笑)
すごすぎるよ!その発想は、なかなかないわー。
ちょっとくじが濡れているとみんなから苦情(笑)
最初の設定は家族会議で、結婚のあいさつ。
父:西光、母:金子、娘:阿諏訪、彼氏:星川
鬼は金子さん。
(この時に西光さんすごいなぁと思ったのでした。こちら)
全員、役にピッタリだなと思ってみてました。
阿諏訪さんの娘役も、ちょっと外れてるバカっぽい感じがなんとも言えず面白かったです(笑)
・2本目は確か、アントニオ猪木役が2人と、アントキの猪木役が1人という、だいぶ収集つかない設定で(笑)
なんで同じくじをこんなに作るのよ(笑)
西光さんの、常人には思いつかない設定が素晴らしかったです。
・最後にエンディング。
今まで過去2回、このライブに登場していたというジンカーズ樋口さんが、今回他のライブがあって来られない…
ということだったのですが、最後の最後に飛び入り参加。
西光さんが喋ると一瞬時間が止まる、みたいなことを言っていました(笑)
そんな感じで、最後までふわふわした西光さんの発言で終了となりました。
とても楽しかったです。
それぞれの性格が違っていて、自分が腹の立つポイントも違っているから、どんな話もとても楽しかったです。
一つの物事に共感できるかできないかって、だいたいコンビを超えた枠で二人組になることが多いんですよね。
それと私は、仲良し二組のトークっていうのがそもそもとっても好きみたいです。
これはもう昔から、それこそチュート×ブラマヨの時から、そしてライス×しずるも。
このカレー×うしろシティをみて、新たな好きな二組の組み合わせが生まれた、と思ったのになぁ……。
今考えてみると、西光さんの発言の端々に、「そういうことだったのか」と思ってしまうところがいくつかあります。
でも、それは今だから。
終わった直後はそんなこと夢にも思っていなかったので、「楽しかった」、そして「次回も行きたい」という思いしかありませんでした。
そのままにしておこう。
今考えると、色々思ってしまうけど、でも楽しかった思い出は、楽しかったままとっておこう。
うん、楽しかった。
すごく面白いライブだったから、そして、すごく面白かったのにもう二度と開催されないから。
といっても、だいぶ時間が経ってしまっていますので、だいぶうろ覚えになってしまってます。
言い回しとか、誰が言ったかとかけっこう違っているかも知れません。すみません。
雰囲気だけでも伝わればとの思いで書いてみます。
・暗転板付き、イスに座った状態から明転
……のはずなのですが、4人全員座った状態になったのになかなか明転しない。
お客さんも4人の姿が見えてるからくすくす笑い、そしてそんな状況に気付いた4人が戸惑い始めてるのが見えてさらにくすくす笑い(笑)
やっと明転して安心(笑)
座っている位置は、左側から、金子・西光・星川・阿諏訪の順。
ここから、コントのネタ始まるときに、暗転板付きの場合、どちらがポンポンってやる?みたいな話になり。
カレーは星川さん、うしろシティは阿諏訪さん。
うしろシティは、阿諏訪さんが上手、金子さんが下手に行かなければいけないようなコントなのに、なぜか金子さんが阿諏訪さんのすぐ近くまでいることがあったりするそう。
なので、わざわざ阿諏訪さんが金子さんを上手から下手まで、暗闇の中で手を引いて連れて行くこともあるそうです(笑)
・このライブでは、初回に、このライブ独自のあだ名をつけたそう。
金子さんは「パナップ」(かわいい名前にしたいからということだったかな?)
西光さんは「ビーン」(なんかミスタービーンっぽいから)
阿諏訪さんは「はやぶさ」(和風のかっこいい名前にしたかったから)
そして星川さんは、「溝口さん」(どこかみんなとの間に溝があるから)
星川さんなのに溝口さんって!ややこしすぎる(笑)
・星川さんが溝があるように感じられる原因の一つに、結構仲良くしているのに未だにみんなのことを「くん」付けで呼ぶからというのがある。
しかし、星川さんにとってはそれは特別なことではなくて、今までどんな友達でも「くん」付けで呼ぶのが当たり前だったからと。
星川「『くん文化』の中で育ってきたから」
相方の西光さんにまで「くん」付けのことが多い、と指摘されたのですが、それはちょっと違う感覚らしい。
「西光」って呼び捨てにしちゃうと、しっかりしてる感じがするからだそう(笑)
だから保護者的な感覚で、「西光くん」って言っているそうです(笑)
・今年一年を振り返ってみよう。
カレーにとって印象的だったのは、オンバトに結構出られるようになったこと。
しかし、京都大会ではせっかく京都まで行ったのにオフエアになってしまった。
星川さんはその夜のホテルも全然楽しくなかった。
なにもせずに、次の日の新幹線ですぐに帰ったそうです。
対して西光さんは、全然気にしない。一人で京都観光を楽しんでから帰った。
一人でもそういうの平気だそうです。
それを聞いた星川さんは、
星川「僕ね、最近思うんだけど、ちょっとした勇気がたりないんだよね」
3人「…え?なになに?」(笑)
星川「吉野家に行ったときも、『つゆだくで』っていうのが言えないの、恥ずかしくて。」
それが理解できない西光さん、阿諏訪さん。普通に言えばいいじゃんと。
そして金子さんは、
金子「僕、牛丼屋に一人で入れない」
さらに上がいた!(笑)
・それと、クレームを言うのも苦手だという星川さん。
阿諏訪さんに対して、「クレームめっちゃ言いそう~!」「怒りそう」と言う3人。
その通り、実際言うのを全然厭わない阿諏訪さん。
でも最近はそんなに言ってないよと。
その中でも印象に残ったのが、阿諏訪さんが深夜のコンビニに行った時のこと。
レジの前に行っても店員さんが来なくて、呼ぶとだらだらしたやる気のない態度で接客を開始。
阿諏訪さんは、ペットボトルの飲み物を何本か買おうとしてレジに置いていたんだけど、
店員さんはバーコードをピッとやる前に、その飲み物をくるくる回して、バーコードを全部自分の方に向けはじめた!
そして飲み物を手に持たないで、レジに置いた状態のまま機械のほうを飲み物に近づけてピッと(笑)
阿諏訪「『バーコードが来い』って感じなの!」
それを見た阿諏訪さんは、
阿諏訪『えっ!?なに!?なに!?』(笑)
でも、そう言ったら『すいません』と言ってちゃんとやってくれたよ、と。
・金子さんも一度コンビニで悪い接客をされたことがある。
金子「袋もらえなかったことあるよ」
お花見に行く途中で、飲み物とか食べ物を大量に買おうとしたんだけど、そこは同じようなお客さんで混み合っていた。
そしたら、レジの店員さんがバーコードを通して、お金をもらっただけで、『はい、ありがとうございました~』。
でも何も言えなかった金子さんは、
金子「そのまま飲み物とか食べ物を抱えて行ったの」
西光「それは、クレームじゃなくて、袋くださいって言えばいいじゃん」(笑)
・クリスマスも近づいてきたね~、という話。
ですが阿諏訪さんは、こういうイベントごとに対するテンションをどうしたらいいのかわからないそう。
阿諏訪さんいわく、自分は「第三の段階」。
第一の段階の人は、「イエー!!クリスマスー!!」という感じの、イベントごとにノリノリの人。
第二の段階の人は、それを通り越して、「へっ、クリスマスなんて」という曲がった見方をする人。
でも阿諏訪さんとしては、その第二段階になるのも、結局はクリスマスを意識している感じがしてカッコ悪いと。
だから、第三の段階として、
阿諏訪「もう、無の状態になるの!」(笑)
星川さんも同じタイプで、
星川「『クリスマスか~そうだねぇ~』って、菩薩のような感じでみんなを見ている」(笑)
それが理解できない金子・西光。
・阿諏訪さんは、クリスマスのイルミネーションの写真を撮ったりするのにも全然興味がないという。
阿諏訪「なんで撮るの?撮ってどうするの?写メってなんなの?」
西光「あのね、ケータイの機能に~」
阿諏訪「それは知ってるわ!!」(笑)
星川「でも、結構ツイッターに写メ載せてたりしない?」
阿諏訪「あれは金子が、楽屋で変な格好で座ってたりするから」
人は思わず撮っちゃうそうです。
これがね~、ちょうどこの話が私にピンポイントというか。
このライブ、Fu-で行われてたんですけど、私はJR新宿駅の東口経由でライブ会場に向かってたんです。
そしたら、アルタ前の広場に、すごい綺麗なイルミネーションがあって。
思わず携帯で写メ撮っちゃってたんです(笑)
だから阿諏訪さんに、私のこと言われているような気がしてドキっとしてしまいました(笑)
ちなみにこんな感じ。すごく綺麗でした~!
・阿諏訪「こういう違いって、ここで分かれるよね!」と、西光さんと星川さんの間を区切る阿諏訪さん。
星川「本当にそう!今日もここ来る前に、はなまるうどんでさぁ…」
阿諏訪「そうそう!!」
星川「うどん買うときも、この二人(金子・西光)でずっときゃっきゃやっててさ~!」
阿諏訪「なにがそんなに盛り上がることがあるんだろうって」(笑)
このライブが始まる前、4人ではなまるうどんを食べに行っていたそう。
金子さんいわく、それはうどんの上に乗せる具を選んでいたとき。
色々な具が自由に選べて、自分でとれるセルフサービスのカウンターになっている。
そこで、かき揚げをとろうとしたんだけど、お客さんからはとれないような高い位置のところに、明らかに揚げたてのかき揚げがあったそう。
それを「あれどうにかして取れないかなぁ~」ときゃっきゃ言っていたそうです(笑)かわいい(笑)
食べてる時も、ずっと話していてなかなか食べ終わらない二人と、一方
星川「すぐに食べ終わって、ず~っと空の器見てたよ」(笑)
・西光さんが、阿諏訪さんはクリスマスだけじゃなくて、他にもこんなことがあったと。
それは、何年か前の阿諏訪さんのお誕生日。
芸人仲間でドッキリを仕掛けたそうです。
まず、阿諏訪さんがお家に帰ると、ドアの前に、時間が経ちすぎてべろべろになった緑のたぬき(だったかな?)が放置されている(笑)
そして、そのカップの下にはメモが挟まっていて「今夜10時、○○公園に来い」
それを見た阿諏訪さんの感想は、驚くでもなく、至って冷静に、
阿諏訪『うわ~、なんか始まってるわ~』(笑)
夜10時になり、公園に行くと、そこではたくさんの芸人さんが色々なことを用意していた。
阿諏訪さんは、歩いて公園を一周する感じで、その途中途中で芸人さんたちが出てきて、驚かせたり、笑わせたりしていたそう(笑)
一周歩き終わって、みんなで集まって「何やってんだよ~」みたいなことを言っていたら、入り口の近くにある木の上から、
「ちょっと!!早く下ろして!!」
という声が。
見上げてみると、そこには亀甲縛りでつるされていた西光さんの姿が!!(笑)
なんと1時間もその状態だったそう。
最初の阿諏訪さんは、その姿に気付いていなくて、そして他の人達もすっかり西光さんの存在を忘れていたらしい(笑)
やっとほどいてもらって事なきをえた、ということだそうなのですが、
西光「そのときもちょっと冷めてたよね、あんま盛り上がってる感じじゃなかった」
・クリスマスということで、クリスマスっぽい色合いの物?(このへんうろ覚え)を持っているのもちょっと嫌な阿諏訪さん。
阿諏訪「だって、まんまじゃん!!」
金子「全然わかんない!『まんま』って何?」
西光「じゃあそういうものの代わりに、ぞうきん持って街歩いてたら?」
阿諏訪「それならいいよ」(笑)
金子「それじゃもうボケじゃん」(笑)
・なんの話してたんだっけ…?そっか、1年を振り返ってたんだ!
と、もはや脱線とも言えないほどの盛り上がりから、また今年の振り返りに戻る(笑)
それぞれのコンビ、単独もやったね~と。
しかし、うしろシティの単独を見に行けなかったことを残念がる西光さん。
完売になってしまったため、芸人さんの見学を断らざるをえなかったそうです。
またやってほしいと西光さんに言われるも、ちょっと事務所的に難しそうだと言葉を濁す阿諏訪さん。
それを聞いて、
西光「k-PROさんに頼めば?K-PROさん、頼めばだいたい何でもやらせてくれるよ?」
この全幅の信頼をおいている感が面白くって(笑)
・金子さんは、人生で初単独だったそうです。
うしろシティとして初めてなのはもちろんのこと、前のコンビ、ナナイロでも単独はやったことなかった。
それを体験して、金子さんは本当に大変だったと。
転換の間も着替えたりやることたくさんあるから、めまぐるしくて、
金子「途中からぼーっとしてきちゃった」
だから、最後のコントで、金子さんがセリフを飛ばしまくってしまったそう。
そこでお客さんに聞いてみる西光さん。
西光「このなかでうしろシティの単独行ったよ~っていう人?」
半分くらい、それより多いくらい手が挙がる。
西光「じゃあその中で、ちゃんと出来てなかったよっていう人?」
どんな聞き方なの(笑)
でも、私が単独を見ていたとき、全然変な感じはしなかったです。だからすごいなぁって。
飛ばしてもフォローできる阿諏訪さんと、飛ばしても顔に出さない金子さん。
・カレーは、単独前日のエピソード。
稽古が終わって、明日のためにそれぞれが持って行かなきゃいけない小道具とか衣装を確認していた。
でも、その作業が大変。
広い稽古場に二人だけが残ってやっていたんだけど、西光さんがすごくいらいらしてるのが、隣の星川さんにも伝わってくるほどだった。
そしてついにイーッとなってしまった西光さんが発した、衝撃の一言。
西光『我は、西光家の王子なりよ!』
全員爆笑!!(笑)
星川「こんなこと言われたことありますか?二人きりで、突然王子だなんて言われたことありますか?ぼーくはなかった!!」
文字にしても全然伝わらないのはわかっていますが、この言い方が本当に面白くって(笑)
・ここから、どちらが主にネタを作っているんだっけ?という話に。
カレーは星川さん。
うしろシティは、二人で一緒に作っている。どちらかが大体の設定案を出して、そこから二人でふくらませていくという感じみたい。
ところが、阿諏訪さん曰く、時々金子さんが突拍子もない案を出してくる時があるのだとか。
そこから阿諏訪さんによる金子さんのモノマネ開始。(口調すごく似ている・笑)
金子『あのね!釣りをしてるんだけどね、竿を引き上げたらスルメイカが釣れてるの!!』
阿諏訪『…え?それだけ?』
そして4分のネタにするために、1分で一匹釣れることにして、合計4匹釣るそうです(笑)
もしKOC決勝に出れたら、1本目は普通のネタをやって、2本目でこのネタをぶちこむとか言っていました。ちょっと見てみたい気もします(笑)
☆ここからはコーナー
・まずは金子さんの持ち込み企画。
ある芸人さんの名前がお題として出されて、出題者はその芸人さんにキャッチフレーズをつける。
回答者はそのキャッチフレーズを聞いて、お題が誰かを当てるというもの。
例題として、『小島よしお』だったら、
金子「関係ねぇ海パン男」
みたいな感じで。
金子さんは画用紙にたくさん芸人さんの名前を書いてきたので、お題を出す係。
残りの3人はローテーションで、キャッチフレーズをつける人と、回答者2人に分かれてゲームを行います。
とりあえず、覚えてるフレーズだけ。
『ザ・たっち』
→星川「お台場定点カメラの申し子!」(これ、実は日テレだからお台場ではないと思う…笑)
『ザ・ギース』
金子「あっ、これはカレーの口から聞きたい!」
→星川「目の上のたんこぶ!」「勝ちたいぞー!!」(笑)
『うしろシティ』
→西光「後半都会!!……いや、なんでもない」(笑)
「急激に現れて、追い抜いていく――」
このフレーズに、
阿諏訪「ラブレターズ!!」
会場爆笑(笑)
金子「これはこのままにしときましょう」
そう言って答えを教えない金子さん(笑)
『カレー星川くん』
→星川「介護士、介護士!!一級介護士!!」(笑)
阿諏訪さんが気付いて正解。
会場中が、「言い得てるよね~」「そういう関係だよね~」と盛り上がる中、だーいぶ時間が経った後で、
西光「え、僕が介護されてるっていうこと?」
阿諏訪「……今気付いたの!?」
あ~これ本当に面白かった(笑)
・次は、阿諏訪さんの持ち込み企画。
お題が出されて、その言葉を説明するというものなんだけど、
その際に、アタック25で児玉さんが正解を言う時みたいな表現で説明する、というもの。
たとえば、『ライター』だったら、
「そのとおり、携帯できて手軽に火をつけられるもの。ライター正解!」
って感じ(多分例題はもうちょっと難しい表現使っていたと思います、すみません・笑)
これ、星川さんがすごく上手くて、しかもいい声だから説得力あるという話にまで発展していました(笑)
そしてなかなか上手いこと出来なかった金子さん。一回、自分の番の時に
金子「現代では……」
阿諏訪「たぶん、『現代では』だけ先に決めてたな」(笑)
・最後は西光さんの持ち込み企画。エチュード。
基本は普通のエチュードだけど、じゃんけん(だったっけ?)で勝った人が鬼みたいな感じになって、好きな人にオチを振ることが出来る。
鬼に肩を叩かれたら、その人がオチを言わなければいけない、という感じ。
そして、その役を決めるくじ引き。
ところが、くじは作ったのに入れる箱がないということで、楽屋に置いてあったポットを空にして、そこにくじをいれてきた西光さん!!(笑)
すごすぎるよ!その発想は、なかなかないわー。
ちょっとくじが濡れているとみんなから苦情(笑)
最初の設定は家族会議で、結婚のあいさつ。
父:西光、母:金子、娘:阿諏訪、彼氏:星川
鬼は金子さん。
(この時に西光さんすごいなぁと思ったのでした。こちら)
全員、役にピッタリだなと思ってみてました。
阿諏訪さんの娘役も、ちょっと外れてるバカっぽい感じがなんとも言えず面白かったです(笑)
・2本目は確か、アントニオ猪木役が2人と、アントキの猪木役が1人という、だいぶ収集つかない設定で(笑)
なんで同じくじをこんなに作るのよ(笑)
西光さんの、常人には思いつかない設定が素晴らしかったです。
・最後にエンディング。
今まで過去2回、このライブに登場していたというジンカーズ樋口さんが、今回他のライブがあって来られない…
ということだったのですが、最後の最後に飛び入り参加。
西光さんが喋ると一瞬時間が止まる、みたいなことを言っていました(笑)
そんな感じで、最後までふわふわした西光さんの発言で終了となりました。
とても楽しかったです。
それぞれの性格が違っていて、自分が腹の立つポイントも違っているから、どんな話もとても楽しかったです。
一つの物事に共感できるかできないかって、だいたいコンビを超えた枠で二人組になることが多いんですよね。
それと私は、仲良し二組のトークっていうのがそもそもとっても好きみたいです。
これはもう昔から、それこそチュート×ブラマヨの時から、そしてライス×しずるも。
このカレー×うしろシティをみて、新たな好きな二組の組み合わせが生まれた、と思ったのになぁ……。
今考えてみると、西光さんの発言の端々に、「そういうことだったのか」と思ってしまうところがいくつかあります。
でも、それは今だから。
終わった直後はそんなこと夢にも思っていなかったので、「楽しかった」、そして「次回も行きたい」という思いしかありませんでした。
そのままにしておこう。
今考えると、色々思ってしまうけど、でも楽しかった思い出は、楽しかったままとっておこう。
うん、楽しかった。