甘酸っぱい日々

面白くても何ともならない世界で 何とかしようとする人達のために

8月26日 キングオブコント準決勝

2011-08-31 23:10:00 | ライブ感想♪
***
(2014/10/11 追記)
こちらは2011年の感想となっております。
検索で2014年の準決勝感想を読みに来られた方は、こちらのリンクへお願いいたします。
***




キングオブコント準決勝に行ってまいりました。
賞レースの準決勝に行くのは初めて。
芸人さんたちの本気がぶつかり合う、とても濃い3時間でした。
各コンビの簡単な感想、その次に全体の簡単な感想、
最後に私の一番好きなコンビへの感想という順番で書いていきます。




・大黒天:タブー
 トップでつらかったと思いますが、でもしっかりとウケていました。

・ドレッドノート:電車の譲り合い
 とってもいいバカバカしさ。こういうの結構好き。

・ブロードキャスト:幸せゲーム
 一つひとつが独立してしまっているので、全体としてのストーリーがなくて物足りなく感じちゃうなぁ

・ライス:バナナ
 もう、なんで…なんで4番なんだぁ…!
 詳しくは、一番最後に書くことにします…。

・ピカテントロプス:宝くじ
 すごく不気味。世にも奇妙な物語みたい。

・ソーセージ:付き添い
 ちょっと淡々としすぎちゃってたかなぁ。
 もうひと押しほしかったかも。

・パンサー:学食にて
 うーん…ウケていなかったわけではないのですが、結構あっさりと終わってしまった感じがしました。
 時間が迫っていて、後半バタバタしちゃっていてあまりオチが効いていなかったりも。
 あと、中盤のくだりは、待ち受けを見るのではなく着メロを鳴らす方でした。「ねぇど~して~♪」
 私の好みとしては、着メロだとけっこう間延びしてしまう気がするので、待ち受けにした方がよかったんじゃないかと思ってしまいます。

・THE GEESE:大人の階段
 もうこれは…これだけ別記事にして書いてしまおうかと思うくらい、言いたいことや思うところがたくさんありました。
 本当にすごすぎる。
 独特の世界観と表現力の中に、突如入り込んでくる変化球の下ネタ(笑)
 そして、ネタとして楽しむのと他に、私は勝手に色々と思ってしまいました。
 尾関くんが言った、「じゃあ君はずっとそこにいればいいよ」って言葉、まるで自分に言われているような気がして。
 私も、あの高佐くんと同じだ。
 怖いよと理由をつけて、大人の階段を登れない一人だ。
 このままじゃ置いていかれちゃうことは、わかっているのに。
 いつまでもここにいるわけにはいかないのに。
 一つひとつのセリフが、今の私には痛すぎた。
 このネタすごい!という感動と、今の自分にぐさぐさくるセリフと、そして妙に味わい深いオチが相まって、ネタ終わり少し泣いてしまいました。
 今回のKOC、本当に面白い人達が選ばれた結果で、とてもとても嬉しいし楽しみなのですが、
 唯一不満があるとすればここです。
 ネタ終わり、確実に行ったと思ったのに。
 なぜ、こんな素晴らしい人達を落としてしまったんだ…!
 ぜひもっと多くの方に見ていただきたかったな。

・アルコ&ピース:機種変更
 平子さんの熱演が光る光る。
 平子さんがウケすぎてて、酒井さんのセリフが聞こえなかったところがあるのがもったいないくらい。
 照明と音響をフルに使い、壮大な世界を表現(笑)

・シャカ;オヤジアイドル
 面白かったけど、ちょっと引いてしまったところもあり…(笑)

・アイロンヘッド:スーパードクター
 いいバカバカしさ。楽しいなぁ。
 途中で地図が出てくるところがとっても好き。

・ケチン・ダ・コチン:お経
 本当にいい曲で、歌ってしまいそうになる(笑)

・ジューシーズ:あだ名
 前半なかなか波に乗れず、ずーっと低空飛行が続く。
 これ結構厳しいかなぁと思ったのですが、最後にすごい勢いで巻き返し、爆笑の渦に巻き込んでいました。
 ジューシーズの魅力って、まさにこれだなぁと思ったりします。
 ちょっとあれっ?と思うところがあっても、最後に全部笑いに変える、圧倒的な勢いとハートの強さがある。

・ななめ45°:新幹線
 オンバトのチャンピオン大会でやっていたネタ。
 これ、何気に下池さんすごいなぁなんて思います。自分は目をつぶった状態で、動きをつけていかなきゃいけないわけだからね。

・銀シャリ:銀行強盗
 くだらないなー(笑)

・ニブンノゴ!:コンビニ強盗
 すごくウケていた。
 けれどこういうネタが抜けないということは、審査員の方は、やっぱりストーリー性とか、ネタ全体としての一貫性を見ているのかもしれないなと思ったりしました。

・ジャルジャル:二者面談
 すごいよなぁ、なんでこんなバカバカしい一つのテーマで押し切れるんだろう(笑)
 個人的にはあまりジャルジャルが好きではないのですが、そんな私でも笑ってしまったのだから絶対に行くだろうなと思っていました。だから結果は意外だったかも。

・ジャングルポケット:上司と部下
 客観的に見て、ばちーん勢の中で、一番決勝に近かったのはここかなと思いました。
 斎藤さん太田さんの熱演と、武山さんのとぼけた感じのギャップが好き。

・学天即:教習所
 設定とかはそんなに目新しくないのですが、二人とも演技がうまくてびっくり。
 特にツッコミのかた。
 ツッコミのセリフってよく、「何言ってんだよお前」とか「いいかげんにしろよお前」と、最後に「お前」を連発してしまう人が多くて、
 そういうのを聞いているとなんだか私はいーっとなってしまうのですが、このコンビにはそれが全然なかったので、すごく聞きやすかったです。
 ちょっと他のネタも見てみたいなぁ。

・フラミンゴ:バンドやめたい
 最初に空気がつかめないとなかなか難しいなぁということを実感。

・オテンキ:旅行代理店
 全てのボケが上滑りしちゃってる感じでした。
 なんだかこのネタを見ながら、テレビと舞台の違いを実感しちゃいました。
 この準決勝の前に、パワフルフェイスのネタ祭りで同じネタをやっていたところを見たのですが、その時はまあまあ面白いなと思っていたんです。
 でも、準決勝という場で見ると明らかに物足りなかった。
 多分、テレビは気軽にフラットな感じで見れるけれども、舞台、しかも準決勝の場となると「みんなどんなネタ見せてくれるの!」とこちらも構えてしまっている。
 そういう、がっつり入り込んで見たい場合では、やっぱり違うんだろうなぁと。
 あと、GOくんが盛大に噛んでいました。
 なぜ噛むのだ。一番セリフ少ないのに。
 もうそれも含めて逆に面白い。

・プラン9:誘拐
 これ、確かもともとはもっと長いネタですよね?
 もともとあったものを短くしたというのが感じられてしまって、このネタだけで完結していない雰囲気になってしまったような。

・がっつきたいか:狼少年
 口調推し?

・かまいたち:放課後の教室
 今回、私が一番わらったのはここです(笑)
 もうおっかしかったー!笑いすぎて苦しくなりました。
 一度オンバトで見ましたが、それでもこんなに面白いのかと。
 バカすぎる(笑)

・さらば青春の光:ファミレス
 やっぱり勝負ネタはこれかあ。
 個人的に一番好きなフレーズは、東口さんの「何が初代や!」というツッコミ。
 一番好きなボケは「前掛け取られたー」。

◎鬼ヶ島:マリオネット
 とんでもない爆発力。
 会場全体が味方となっているのをすごく感じました。
 終わった後、しばらくざわざわがおさまらなかった。確実に抜けたと思いました。

・ロッチ:乳首川次郎
 鬼ヶ島と比べてしまうと、どうしてもパワーダウンしてしまった感が否めない…まぁ、怪物とまともに比べてしまうのはどうかというのもありますが(笑)
 あと、特に後半でたたみかけていた印象もなく、ずっと一辺倒で終わってしまった感じ。

・グランジ:グリコ
 鬼ヶ島ともう少し順番が離れていた方がよかったかもしれない…。
 ただ、こんな大舞台でも、全くブレずにキャラを貫いている大さんに感動。
 だってどう見ても五明さんの方がおかしいのに、大さんの印象ばっかり残ってるんだもん。
 それで、ザ・モンスターってなに(笑)

・天竺鼠:相談所
 意味なんて求める方がおかしいよ、と言われているかのよう

・スリムクラブ:公園
 すごくウケてはいるんだけど、いまいち爆発しきらないような。
 漫才の方が向いているのかもしれないね。
 実際に小道具を出してくるより、こちらの想像に全部任せちゃう感じの方が。

・我が家:取り立て
 なんか物足りないなぁ。

・ラバーガール:忍者居酒屋
 前の二組が爆発しきらない中で、ものすごいウケていました。空気を持って行ってた。
 キャラと素を行き来する、細かいフレーズ一つひとつすごい楽しい。

・GAG少年楽団:恋愛相談
 なぜこんな下世話なネタを準決勝でやるのだ。
 どう考えても決勝じゃできないでしょ!(笑)
 ただ、すっごい面白かったです(笑)

◎2700:キリンスマッシュ
 このネタ、なに!?
 いつの間にこんなネタ作ってたの!?(笑)
 全くもって不条理だし、意味がわからないし、それでもこんなに爆笑を持って行くなんてすごすぎる。
 八十島さんは頭がおかしいんじゃないでしょうか(誉めています)
 なんかもう、未来のコントの形を見た気がします。
 タイムマシンがあって、それに乗って10年先に行ってみたら、そこで遭遇したコントって感じ。
 こんなの今の時代で、よく作ったし、観客側もよく受け入れたよね、自分も含め(笑)

・ザブングル:告白
 面白かったです。
 テレビに出つつも、こうやってネタをいい状態で仕上げて来れる人って好感を覚えます。

・エレキコミック:クリーニング屋
 出だしでやついさんが、
 「KOC、キングオブクリーニング8位です!!」(笑)

◎TKO:裏口入学
 面白かったけれど、他のコンビと比べてしまうと、ちょっとうん?って思ってしまうところも正直あり。
 ただ後半の怒涛のフレーズ推しは好きでした。


ということで、この日の全37組が終了。
決勝進出者はもう各所で報道されている通り。
私が見た2日目から受かったのは、鬼ヶ島、2700、TKOでした。
この8組の名前を見ていて、本当にすごいなぁと思いました。
ネームバリューなんて関係ない。
正真正銘、その日にウケたかどうかだ。
特に鬼ヶ島の勢いは凄かった。
有名な芸人さんたち差し置いて、自分達が一番ウケた時の気持ちよさったらないだろうなぁ。
賞レースって、すごくシビアな世界。
でもそれと同時に、すごく夢のある世界だなということを、改めて感じました。
今年のKOCは今までよりもさらに、それが感じられるメンバーでした。
コントだからこそ輝くメンバー、コントのよさを発揮してくれるメンバーばかり。
決勝が本当に楽しみです。




では、最後に改めて……
準決勝では出番が事前に公表されていないので、実際に始まってから、MCのあべちゃんの紹介で初めて知ることになりました。
あべちゃんは、特に客席の空気が重いのをわかってくれていて、始まる前に「みんな緊張してる?どうする?これからみんなで赤坂サカス行く?」なんて言って(笑)、空気をほぐそうと頑張ってくれていました。
しかしそれでも、やっぱり見る側も緊張してしまっているのがすごくわかった。自分自身もそうでしたし。
なので、これ初めのブロックの人達はキツいだろうなぁと思ってしまいました。
そうしたら、その後に紹介された初めのブロックに、ライスの名前がありました……。

なんで、なんでどうして、こんなに早い出番なんだって思ってしまいました。
こんな始めの方のブロックじゃ、笑い取れないんじゃないかって。
でも、いざネタが始まってみると。
すごく盛り上がりました。
キメなければいけないところちゃんときまっていて、拍手も来ていました。
4番目で、まだ客席もしっかり温まっていない状況だけど、でもここまで出来たんだ。
ネタの最後、「え~、以上でネタの方終了となりますが、舞台上の清掃のためしばらくお待ちください――」と言っていた関町さんも、
そしてその言葉で、バッグを広げながらひょこひょこ出てきた田所さんも、
キラキラした、眩しいくらいの笑顔でした。
例えはたから見て不利な状況でも、やりきったんだなぁっていうのがわかって。
暗転したあと、一気に力が抜けて、ちょっと泣きそうになってしまいました。
正直、もう少し出番が後の方だったらどうだったんだろうと、ずっと考えてしまいます。
それだったら、本当に決勝も夢ではなかったんじゃないかって。
でも、この出番だったからこそ感じられたこともあった気がする。
こんな大きな舞台で輝いているライスを見れたことが、本当に嬉しかった。
とても、とても誇らしかったです。
好きになってよかった。
ファンでいてよかった。

私は、賞レースに出ていない芸人さんのことを、逃げていると言うつもりはありません。
出ないという選択をしたからって、逃げているわけではないと思う。
賞レースじゃなくたって、お笑いの場はいつだって勝負だと思うから。
一つひとつの舞台は、前回はウケていても今回ウケるかどうかわからないものだから。
でもその中で、やはり賞レースが一番、ハイリスクハイリターンな場であることは間違いないと思います。
実は今回、正直なことを言わせて頂くと、ライスにはもうエントリーしないでもらいたいと思っていた時期が少しありました。
例え栄光を手にする可能性があったとしても、去年みたいにあんなにつらい思いをしてしまう可能性もあるのなら、もう出なくてもいいよ、今のままでも十分だよって。
けれど、ご本人たちはその道を選ばなかった。
彼らが決勝進出者のみなさんを見て、羨ましいと、味わいたいと思うなら、
また会いに来ると言ってくれたなら。
こちらはもう応援するしかないね。

私は今回、なかなか予選を見に行けなくて、やっと行けたのが準決勝だけでした。
その舞台は限りなく大きく、そして広くて、まるで雰囲気に飲まれてしまいそうでした。
そんな中で堂々とやりきったお二人は、とっても輝いていたと思います。
今までは3回戦で、って言っていたけど、もういいよね。
来年も、準決勝で会いましょう。










――「楽しければそれでいい」と考えた時期は、なかったんでしょうか。チュートリアルは2002年から2004年まで、ことM-1に関しては厳しい時期があった。M-1に出ないという選択肢は、なかったんですか?
徳井 あったな?
福田 あった。2004年。ちょっと投げやりになってもうて、漫才じゃ他のコンビに勝てない、もうM-1に出るのやめようかって。
――なぜ、出続けたのでしょう?
徳井 「M-1に出ない」=「逃げてる」というのが自分らのなかでどうしてもあったから。
    あそこで逃げていたら、一生、競うことから逃げていたと思います。

                                           (マンスリーよしもと 2007年2月号より)
 



「調子乗ってる」 8月16日 ライストークライブ『耳愛撫』

2011-08-25 23:27:46 | ライブ感想♪
幸せでした。とにかく幸せな1時間でした。
感想を書こうと思っても、胸がいっぱいになってなかなか言葉が出てきませんでした。
なにかを残したい、今感じていることを残したいのに、全然言葉が出てこない。どう表現したらいいのかわからない。
こんなこと初めてです。
そんな中、なんとか言葉を無理やり紡ぎ出して、今思ってることを書いてみました。
ざくっと全体の流れ、最後に感想。



・登場したお二人に大きな拍手。みんな待ってましたよ!
 200人くらい入り、満席に近い状態を見て、
 田所「こんなにライスファンの方いたんですね」(笑)

・久しぶりのトークライブだよねぇ、というお話。
 関町「シチサン以来ですからねぇ」
 田所「そうですねぇ」
 ……とか言いながら会話が止まる(笑)
 関町「開始1分で無言になるなんて!!」(笑)
 せっかくの久々のトークなのに(笑)

・やっぱりこの話題でしょう!
 関町さんが「キングオブコントね…」と言っただけで、もう拍手が鳴りやまない会場。
 関町「いやー、やっとですね!!みなさん、すみませんね。今まで、肩身の狭い思いをさせてきちゃって」

・関町「準決勝行ったら、あれでしょ?テレビ出れるんでしょ?」
 田所「もう素人みたいな言い方じゃん」(笑)

・3回戦の前日、神保町花月支配人のお宅でバーベキューに参加していた田所さん。
 夜遅い時間になって、明日もあるので…という感じで帰ろうとしたところ、LLR福田さんに
 福田『へぇ~、そういう理由で帰っちゃうんだぁ~』
 とか言われたそう。めんどくさいなぁ(笑)
 田所さんは、『あんたみたいになりたくないんで』とか言って(笑)、その日はそのまま帰った。
 そして、3回戦通過したという発表があった後に、福田さんから電話が。
 『何受かってんだよ』とか、『お前らもそういう風になっちゃったんだな』みたいに、色々意地悪なことを言った末に、
 福田『まぁ、でも、よかったじゃん』
 田所『ふ、福ちゃん……』(笑)
 ツンデレ全開の福田さん!
 関町「オレにも、全く同じ流れの電話来たよ」(笑)

・福田さんからはそんな感じの電話が来ていたのに、一方アームの栗さんは、田所さんへのメールで、
 『明日スロットどうする?』
 田所「『え~!?』って。あの人、3回戦の当日の朝からスロット行こうとしてる!!」(笑)
 関町「多分、色んな栗さんがいるんだよ」
 田所「スロット行く栗さんと、3回戦行く栗さんって?」(笑)

・そこから、3回戦での裏話へ。
 舞台袖の一方は出番を待つ人の列、もう一方の袖は出番が終わった人がハケる方だったそうで、
 ライスの出番前、関町さんは出番を待つ方の袖にいたけれど、田所さんは小道具のセッティングがあるため、ハケる方の袖にいた。
 すると、そこに出番を終えてハケてくるゆったり感が。
 出番の時、まぁちょっとやらかしちゃっていたらしいゆったり感。
 田所さんが中村さんに「お前らやらかしたな」と冗談っぽく言うと、
 中村「ばかやろ。お前らがやりやすいように、わざとスベッてやったんだよ」(笑)

・関町「ゆったり感、シュールだった。誰よりもシュールだったんじゃない?」
 あんなに芸人さんがいる中で(笑)
 ゆったり感は、普通にコントやっても仕方ない、どうせだったら、ということでだいぶ攻めたネタをぶちこんできたそう。
 関町「それが、全く功を奏してなかった」

・裏話は続く。
 バナナのネタをやったそうで、いつもこのネタをやるときにバナナを買いに行く係は関町さんなんだけども、
 今回お盆で、どこの八百屋さんも閉まっていたそうで!
 自転車を漕いで、汗だくになりながらバナナを探して走り回ったと(笑)
 そしてようやく見つけたんだけど、いつものあのキレイなバナナではなく、なんだかちょっと時間が経ってしまったもののようで、
 つい「これしかないですか?」と言ってしまった関町さん(笑)
 田所さんも
 田所「わかる!そうなの!いいバナナの見極めがつくようになってきた」
 プロになりつつある二人(笑)
 ネタの中で、札束に見立てたバナナをカバンの中から「ほ~ら!」と言って両手で抱えるようにしながら取り出すところがあるのですが、
 そこで持ち上げた瞬間、バナナが一本ポロっと房からとれて、コロコロ転がってしまったそう。
 関町「オレ、飛んでったバナナ思い出したもん。ばななんばななんば~な~な~♪」
 懐かしすぎる歌!!(笑)
 そこで田所さんは、「もったいないことすんなよ」というアドリブでうまく乗り切ったのに、その後の関町さんが
 「活きのいい札束だぜ」とわけわからないことを言ってしまったそう(笑)
 田所「意味がわからない!」
 関町「フォローになってないもんね」

・3回戦で何か思うところがあったらしく、
 関町「他事務所にも面白い芸人さんいっぱいいるんだねぇ~」
 いまさらそんな当たり前のことを(笑) 脱力する田所さん(笑)
 そして、例として関町さんが挙げた名前が!
 関町「うしろシティとかね」
 ……この時私はもう、あと一歩で椅子から滑り落ちてしまうんじゃないかというくらい驚きました。
 まさか、関町さんの口から「うしろシティ」って言葉が聞けるなんて!
 関町「あいつら面白いなぁ」
 そして、あいつらと言ってしまってから、先輩か後輩か気になりだす(笑)
 袖のスタッフさんが「多分だいたい同期」と答えると、
 関町「同期かぁ、じゃあ仲よくしておいた方がいいなぁ」
 何その基準(笑)
 いやでも、本当になんとかして、ここのつながりが出来てくれないものでしょうか。
 自分の好きな芸人さん同士の絡みが見れるのって嬉しいもんなぁ。
 事務所が違って、交流する機会がないなら尚更。

・舞台裏では、カメラを持ったスタッフさんが色々なところにいて、密着VTRみたいな感じで、出場者の裏の顔を撮っている。
 しかし、ライスのところに全然来ないので、
 関町「オレ、ずっとジャルジャルさんの隣にいてやったよ!!」
 田所さん爆笑(笑)
 田所「だから、ずっとあんな変なところにいたのか!!」
 ジャルジャルさんがネタ合わせしてる後ろにいた関町さん、多分VTRを見た人は「あいつ誰だ?」という状況になるんじゃないかと。
 関町「Q10で学んだ映り込む術を使って!」(笑)

・舞台裏で、押見さんと関町さんは、
 「オレら、いい歳して青春やってんなぁ!」と言い合っていたそう。
 それを聞いて、冷やかな目で関町さんをみつめる田所さん(笑)
 関町「でもそうでしょう?言ったら、甲子園みたいなものなんだから。この歳で、こんなにドキドキできることってないでしょ?」
 田所「確かにそうだけどさぁ、それを押見さんとお前が言ってたっていうのが…」(笑)
 本筋とは全く関係ないのですが、お二人から「ドキドキ」という言葉がたくさん聞けて、宇宙でクロールを思い出して胸がきゅっとなったのは、きっと私だけではないはず。

・とにかく浮ついていて嬉しそうな二人。
 関町「どうします?決勝行っちゃったら」
 笑う客席に対し、でも今年いけそうなジンクスがあるんだと。
 マキシマムパーパーサム長澤さんに教えてもらったそうですが、ライスのKOC戦績は、笑い飯のM-1戦績と一緒だそうで。(1回戦落ち→2回戦落ち→2回戦落ち→決勝進出)
 だからその通り行けば、今年決勝進出あるんじゃないかと。米つながり(笑)
 関町「よしもとが、もう何年も前から、この計画を立てるために動いていたんだよ!!」(笑)
 田所「だから今まで、わざと落とされてたのか!!」
 ……だといいですねぇ(棒読み)

・そして、決勝の舞台でしずると戦ってみたいという話も。
 田所「しずると戦うって、ライバル対決みたいで、テレビ的にも面白いよね!?」
 関町「テレビ的には面白くねーよ!舞台のお客さんは面白いかもしれないけどさぁ」(笑)
 でも田所さんは続けて、どうせ全くの無名を上げるんだったら、しずると同期でライバル関係の自分達を上げれば……と言い出し、
 そして客席に向かって
 田所「まぁね、いやらしい話ですよ?」←この言い方~!!
 文字にしても全く伝わらないことはわかっていますが、茶番スイッチがカチっと入ったのがわかって面白くて(笑)
 ストーリー性があってテレビ的にも面白いんじゃないかとか、なんだかんだ言ったところで、
 田所「あ~れ?オレら調子乗ってるなぁ」
 乗ってますね^^
 でも本当に、決勝の舞台でこのライバル対決を見たいなぁ。

・準決勝は4分。何のネタをやるかまだ決まっていないそう。
 田所「なにやりましょうかねぇ?」
 4分ネタいっぱいある、と。今まで出来なかったから。
 (そうですよねぇ、本当にそうですよね。去年2回戦で落ちた時は3分ネタだったので、4分だったらもっと色々あるのにと何度思ったことか…)
 関町「じゃあ、そういうネタ全部混ぜてやる?」(笑)
 田所「衣装どうすんの?」
 関町「いろんな部分部分でつぎはぎして」
 それはもうそういうネタがあります(笑)

・KOCの話は一段落して、夏っぽいことした?という話に。
 田所さんは、栗さんたちと一度バーベキューした。
 関町「けどそれも結局スロットでしょ?」
 深夜にバーベキューの後、朝からスロット打ちに行ったそう(笑)
 一方関町さんは海へ。
 メンバーは関町さんと、カナリアボンさん・囲碁将棋太一くん・2700ツネ・トレンディエンジェルたかし。
 田所「なんでそんなメンバーで行ったの?全然海が似合わない」(笑)
 海で楽しく遊んでいたのに、帰り際、若い男の子たちのグループに絡まれてしまったそう。
 ボンさんが顔を指されて、「カナリアじゃん。なんか面白いことやってよ!!」と、めんどくさい状況に。
 絡んだらややこしいことになるので、「いいよ、行こう行こう」とみんな無視していたんだけれども、すると「何もできねぇのかよ。面白くねぇな」みたいなことを言い出した。
とうとう我慢できなくなった太一君が振り返って、
 『お前らなぁ、ボンさんがつまんねぇとか言うなよ!!ボンさんだって一生懸命やってんだよ!!』
 関町「なんか、ボンさんが本当に面白くない人みたいな風になっちゃって…」(笑)


・ここからは企画に。
 まずはそのきっかけとなった、一通のファンレターを紹介。
 愛知に住んでいる子で、ライスが好きなんだけれども、遠いからなかなかライブに行けないし、お金もなくて泊まるところを探すのが大変だと。
 ということで、その子の参考になるように、東京で泊まれる一番安い宿を探してみた。
 そして実際にライス二人で泊まってみて、どんなところか検証してみようというVTR。そのお値段、なんと1泊1700円!!
 関町「なんなら、1700円でもちょっと高かったよ。オレ途中から腹立ってきた」(笑)
 ここからはその内容を、箇条書きでざくっといきます。


・場所は南千住。駅から徒歩15分。
 幹線道路に面していて女性でも安心。

・宿の入り口の植木は伸び放題

・宿に入り、おかみさんと話をしているときに、横に開くような受付の小窓のドアをバタンと閉じる関町さん

・廊下には冷暖房付きだが、部屋は扇風機(田所「普通逆じゃない…?」)

・泊まる部屋の名前は「竹」。
 2畳しかない。
 ライス二人で入ってみるが、天井に頭がついてしまう。普通に立てない。

・田所「宿と言えば、景色でしょう!」と言って窓を開けるも、そこには壁と給湯器

・部屋に入るドアを、右にスライドさせると、二人が今いる「竹」の部屋になるが、
 左にスライドさせると階段が出てきて、その上はロフトになっており、他の人が泊まっている!
 関町「これ、上に入ってみてもいいですか?」
 おかみ「うん、人が泊まってるけど、今帰ってこないからいいわよ」
 田所「いいの!?」

・一応廊下に給水機もあるが、コップがない
 おかみさんに言うと、普通におかみさんと息子さんが普段使っているコップが出てくる
 水もなんだかくさい(関町さん談)
 飲んでいるフリをして全部こぼす田所さん

・トイレの貼り紙には、「侵入者がいるとみられます。気を付けてください」みたいなことが。

・部屋に入って寝てみるも、足を真っすぐ伸ばしたらおさまらないので、Lの字になって寝る田所さん
 
・あとから入ってきた関町さん、「これは……何の字になればいいの??」
 結局、田所さんの足の上に空いているスペースに、身をかがめて入り込む関町さん

・最後に案内してくれたおかみさんと別れる時に、なぜかハグする関町さん
 田所「すいませんね、こいつ、テンションあがるとこういうことやっちゃうんですよ」
 おかみ「そうなの?でも、私はこういうの大嫌いだから」(笑)


 おかみさんがかわいらしくて、つい色々いたずらしたくなっちゃった関町さん(笑)
 田所「まぁこれでね、みなさん東京で泊まる時に参考になるかと思いますから」
 関町「時々侵入者もいるみたいですけどね、にぎやかでいいんじゃないですか」(笑)


・そして最後にプレゼント。
 前回の単独で、せっかく作ったのになぜか販売されなかった、単独Tシャツとリフレクターを、それぞれ35人に、
 そして外れてしまった人には、ロケの写真をプレゼント。
 全員に何かしら提供してくれる心意気が嬉しかったです。

・そして終演。次回は未定ですが、もしあったらぜひ来てくださいという感じで。
 関町「26日、頑張りますんで。期待しててください」
 しびれるような心強い言葉を残して、舞台は暗転したのでした。





こんなライスを見るのは、初めてかもしれない。
そう思うくらい、心底二人が楽しそうで、嬉しそうで。
今までだったら、自虐っぽさで笑いをとっていたけれど、そうではない。
「決勝行っちゃったらどうしようか?」なんて言ってきゃっきゃ笑っていたけれど、それは自虐のニュアンスではなくて、本当にそうなったら嬉しいという、もはや夢物語ではないところまで近づいてきているということが感じられました。
今改めて思うと、去年はやはり、無理していたところが多かったのではないかなと。
去年、2回戦で落ちてしまった後、彼らは色々な自虐ネタをおっしゃっておりました。
「僕らは漫才師ですから」とか、「本当は出ていない」とか、「ライスは落ちてカレーは受かった」とか……。
ボケであることはもちろんわかっていますが、はっきり言って全然面白くなかったし(すいません・笑)、本当はこんなところで終わるはずの人達じゃないのに。
そして今回、やっぱり当たり前のことだけど、去年より今年の方が心底楽しそうで、同じ笑顔でも全然違って。
芸人さんだから、結局何でも笑いにしなければいけないけれど、やっぱり去年は難しかったんだろうなあということを、今になって改めて感じました。
そして私自身も。
去年の京橋単独の後、こう書いてしまいました。
 「こんなこと言ったら怒られてしまうかもしれませんが…。
  KOCで評価されなくたって、別にいいじゃないですか。」
この気持ちが、まるっきり嘘だとまでは言いません。どこで評価されるされないにかかわらず、彼らの面白さは変わらないと思っているので。
でもやっぱり、評価してくれる人が多いに越したことはない。それほど嬉しいことはない。
本当は評価されてほしかった。本当は悔しかった。
本当は、なんでこんなにすごいコントをする人達が落とされてしまったんだって思ってた。
その気持ちに必死で蓋をして、悔しさを閉じ込めて、がんばってがんばって、見ないように、忘れるようにしてきた。
今回、やっとその複雑な気持ちから解放されたような気がしました。

私はどうしても、関町さんが最初におっしゃった言葉が頭から離れません。
「みなさん、すみませんね。今まで肩身の狭い思いをさせてきちゃって」
……今まで、ライスを好きになって、悔しいことや悲しいことはたくさんありました。
でも、肩身の狭い思いをしたことはありません。
昔も今も、この人達がずっと大好きです。
ライスのこと、好きでいてよかった。



星座占い

2011-08-10 23:56:46 | Weblog
何をやっても上手くいかない。
何をやっても自信がないし、全く前に進んでない、空回りしているような気がして。
こんな状況ではいけないと思ってはいるのですが、どうしたらいいのかわからない。

そんな状況の中、何気なく開いた、しずる単独ツアーのパンフレット。
うれしいことに結構なボリュームがあるので、一気には読み切れず、ちょこちょこと読んでいました。
様々なコーナーの中の一つ、星座占いのページ。
これは、かの天才池田様が、何の根拠もなく勝手に書き綴った星座占いが書かれているページです(笑)
自分の星座のところを見てみたら、こんな風に書いてあった。

 まず恥じるのをやめましょう。
 あなたはその傾向にあるので、やめましょう。
 そうすれば、今月・来月辺りはいい方向に向かいそうです!
 再来月からは何をやってもてんでダメです!

これを読んで、なんだか涙があふれてきてしまいました。
そうなんですよね。
いつも「自分なんか」って言って、自分に自信がなくて、恥じてばっかり。
それでいい結果が出るように改善できるならいいけれど、そうではなくてただ落ち込むだけで終わってしまう。
この傾向をやめなきゃ、いい結果は出てこないのかもしれないなって。
……いいように捉えすぎでしょうか?(笑)
ただ、これで自分の悪い部分が改めて見えて、頑張らなきゃって気持ちにさせてもらったのは事実。
さすがは天才池田様。ありがとうございます。
ただ、再来月がてんでダメらしいので、今のうち頑張ります(笑)
このカオスなコーナー以外にも(笑)、ツアーパンフレットは盛りだくさんの内容でした。
しずるのお二人それぞれへのロングインタビューに、池田様のカオスなクイズコーナーに、村上さんの酒癖の悪さを検証しようという名目の9期生飲み会レポートだったり、まだまだ他にも。
正直、1500円ってちょっと高いなと一瞬買う時に迷ってしまったのですが、このボリュームなら大満足!買ってよかったです。
しずるや9期生が好きなら、買って損はないと思いますよ。
何だか回し者みたいになってしまいましたが(笑)、肝心な単独の感想はまた後日じっくり書かせて頂きます。

さて、ついに明日は運命の日。
1年前の雪辱を晴らす日。
きっと大丈夫だって思っているよ。
本当は、一抹の不安があります。
去年のあのTEPCOホールでのことが、どうしても頭から離れない。
絶対大丈夫だって思ったほどの受け具合。
それなのに、合格者発表の時、彼らの名前は飛ばされた。
信じられなくて、悔しくて、体が震えて立ち上がれなかった。
あの時のことがどうしても忘れられない。
ただそれも、今日のばちーんで色々と吹っ切れました。
よく、前日に、去年落とされたネタをやるよなぁ(笑)
なんだかこれで、少し安心しました。
なぜ去年これで落としたんだと言わんばかりの、最強のアンチテーゼのような気がして。
あるいは、今日これを持ってきてウケることで、去年の悪夢をふっ切ろうとしているのかなって。
……そんなんでもなんでもなくて、ただただやりたかっただけなら、なんかすみません(笑)
明日、私は観に行けません。
でもきっと大丈夫。
3回戦で会いましょう。
これを言うのも、3年目です。
今年こそ、3度目の正直になりますように。

最後に、ライスのお二人の運勢を、池田様の星座占いで見てみることにします。


10/24-11/22 蠍座 (田所さん 10/28生まれ)

 私の姉と同じ星座です。
 姉は2人いますが、2人共、蠍座です。
 1つ上の姉と3つ上の姉がとても仲良しです。
 最近、1つ上の姉が結婚しました。



2/20-3/21 魚座 (関町さん 3/2生まれ)

 すみません。
 あなたの星座を最後に占っていたこともあり、疲れて寝てしまいました。

「ウケたがりMC」 7月31日 若手コーナーライブ needs

2011-08-04 01:11:10 | ライブ感想♪
13~15期のメンバーが出演するコーナーライブ、needsに行ってきました。
すごく楽しかったし、すごくパワフルだったし、すごく笑ったけど、
なんかもう、疲れた…(笑)
もうみんながみんな張り切ってわやくちゃしていたので、本当に疲れました(笑)
全部書いていきたいところなのですが、文字にすると伝わらないところもあると思うので、MCのライスのワードを中心に拾っていきます。
ほとんど自分のためのメモ書きなので、わけわからないところもあると思います。
あと、あまりにも人が多かったので、誰が言ったかとか所々わからなくなっていますが、ごりょうしょうください。



・今回の対戦は、田畑藤本チームvs少年感覚チーム。
 幕が開いて、みんなが出てきた瞬間、あまりの人数の多さに私ちょっと引く(笑)
 少年感覚チームのメメ高橋さんが、関町さんにやたらなれなれしい。
 高橋「堀ちゃん(相方)に似てるから~」
 田所「いや、どっちかっていうとお前の方が関町に似てるよ」
 シチサンがなくなっちゃったからねぇ。この2組を一緒に見るのも久々すぎる。

・田畑藤本チームは意気込みを聞かれて、
 藤本「excelでばちーんライブの得点を入れて計算したら、こっちのメンバーの方が勝ってますから」
 田畑さんを見た関町さん、
 関町「あ~今日も、元プロ野球選手で今は解説者みたいな出で立ちで~」

・少年感覚チームは、
 向坂「本当だったら、ボーイフレンドとかにっ、呼っびっごえがかかるかと思うんですけど…」なぜかカミカミ。
 田所「『よっびっごっえっ』って全部ちいさい『っ』が入ってるみたいだったよ」

・少年感覚チームの気合を入れる第一声を任されたのは、北京ダックスというコンビの小谷津さん。すごくかわいらしいメガネ女子。
 小谷津「みんな行くよ~?」
 これに田所さん崩れ落ちて笑う。
 田所「高校の文化祭じゃないですよね?」

・ともくんとしんぺいのともくんを見た関町さん、
 関町「カラテカ入江さんの幼少期みたい」

・最初のコーナーは、踊って止まってポーズしましょう(みたいな感じの名前)
 音楽が流れて、止まった時に、関町さんに指示された番号のポーズをしないとだめ。
 誰かのギャグをそのポーズにしようということになり、まずたばふじチームの一人が(名前忘れちゃった)。
 「つっこみまっせ~」というギャグをやったのだけど、
 田所「これやるくらいなら死んだ方がいい」
 しかし、このコンビの毎ネタのつかみになっているそう。

・しょうかんチームの代表はともくん。
 「ファイヤー」というギャグで、
 関町「ヒップホップおおにたあつし?」

・最初の曲はリンダリンダ。
 曲が流れ始めると、なぜかザ・忍者の大久保さんが出てきて、
 大久保「こんな曲じゃ乗れないっすよ!みんな行こう」
 と、みんな帰り始める……
 けど、サビのところで出てきて飛び跳ねて大騒ぎ。
 向坂さんはベルトを振り回す。
 関町「ちょっとストップストップ!!」
 田所「『忍者』ってしのばなきゃいけないのに、何で前に出てきちゃうんだよ!」
 大久保さんと関町さんが並んだら似てる。
 関町「僕のなんかでしょ?親戚とかなんか」
 向坂さんのベルトが女物っぽい感じで、
 田所「これ、お母さんのワンピースについてくるやつじゃない?」

・次の曲では、LAFUの二人が踊りだす。
 かっこよく決めポーズをするところに、関係ないヒダリウマ新崎さんも入ってくる。
 関町「LAFUはかっこいいグループなんだから、マネしちゃダメだよ!
    していいのは、ライスだけ!!」
 全員「いやいやいや!!」
 関町「気持ちいい~^^」
 楽しそうなMC。

・しばらくして全く同じ流れになり、
 関町「だから、LAFUはかっこいいんだから、マネしちゃダメだよ!
    いいのは、ライスだけ!!」
 全員「ちょっとちょっと!!」
 楽しそうな関町さんに対し、
 田所「……あのさぁ、言い始めからドヤ顔すんのやめてくれない?」

・たまたまスパイク松浦さんと、西日暮里倶楽部たえこさんが隣になった時に、
 田所「チャラい姉と、まじめな妹」

・次のコーナーは、タイマン特技バトル。
 一人ひとり色々な特技を披露していく。
 水戸キャップは、素晴らしいボイスパーカッションを披露!
 しかしそれを利用して、自分のボケを繰り広げる関町さんに対し、
 久松「関町さん、needs史上、一番ウケたがりのMCですよ!!」
   「他の先輩はみんな、こっち側のこと立ててくれるのに!!」

・背中に人を乗せて腕立て伏せができる、という「いぬ」というコンビの特技で、上に乗ったのはざしきわらし田中さん。
 みんな「アゴがささるんじゃない?」「アゴ大丈夫?」
 田中さんが体重を言った後に、
 田畑「そのうちアゴが20kgあんの?」

・せっかく披露したのに
 「見えなかったからもう一回やって!」と言い出すフラッパー☆のゆっちゃん。
 そう言うので、結局ゆっちゃんを乗っけてもう一度やってみることに。見事成功。
 終わったのを見て、
 関町「なんか…ちっちゃくなってない?」

・デニスゆきおちゃんが登場したときに、
 関町「ケバブ作るっていう特技?」
 もちろんそんなのではなく、本当の特技は「どんなケンカも大声を出して止められる」というもの。
 そこからしばし茶番が繰り広げられた後、久松さんが突然黙って右手を挙げる。
 久松「ロシアンモンキーさんに、一つくだりが終わったら手挙げろっていわれました!」

・そこで声をやってしまったらしく、
 ゆきお「もう今季絶望です」

・スパイク松浦さんが披露した特技は、目隠しをしてマージャンパイを舌でなめ、何のパイか当てるというもの。
 田所「……欲求不満なの?なんでそんなことやろうと思ったの?」
 実際やってみると、結構な確率で当てていくんだけど、
 あちらこちらからあがる「キモい」「気持ちわるっ」の声。
 松浦「(目隠ししたままなので)ちょっとー!!今気持ち悪いって言ったのだれー!?」
 田所「みんなだよ」

・対するダイスさんの特技がすごすぎる!!
 まず、1~50までの数字を頭に思い浮かべてもらう。
 そして、数字がたくさん書かれている紙を6枚めくっていくので、その中に自分の思い浮かべた数字があるかないかだけ言っていく。
 これだけで、なんの数字を思い浮かべたか当てるというもの。
 3回やって、見事全部的中!
 全員「ダイス~!!」と言いながら手を振る。大人気。
 松浦「私の身にもなってよ!せっかく披露したのに気持ち悪い気持ち悪いって言われてさー!!」

・次のコーナーは、ランキングベスト3(みたいな感じのタイトル)
 テーマに沿ったランキングを選び、それが何のランキングなのか当てる。
 答えをまとめるまでの質問は8回まで。
 
 たばふじチームのお題は、「マザコンっぽそうな人」
 ベスト3が選ばれて、色々質問していく。
 藤本「じゃあ、この舞台上の座標をXとした時の、Yの……」
 全員「いやいや!!」「わかんないだろ!!」
 藤本「すいません、じゃあわかりやすく言うと、逆の1位を選ぶとしたら誰ですか?」
 田所「今、絶対そんな質問じゃなかっただろ!」
 ということで、「一番マザコンっぽくなさそうな人」に選ばれたのは、ベイビーギャング北見さん。

・松浦「北見君に質問なんですけど~、私とデートに連れて行ってくれるとしたらどこですかぁ?」←質問のムダ使い
 北見「ギリシャ」
 田所「ギリシャって……(笑)」崩れ落ちて大笑い
 藤本「今、ギリシャはユーロ破綻で経済が――」
 全員「いやいやいや」

・答えが出て、マザコンっぽい人ってちょっと~!となる中、
 ヒダリウマ山添「ちょっとちょっと!僕もマザコンですよ!」
 関町「お前らコンビ名、マザコンに変えろ!」

・しょうかんチームのお題は、「実はネクラそうな人」
 ベスト3を選んだのは横沢夏子さん。
 その人選が素晴らしい!
 3位ざしきわらし田中、2位少年感覚向坂、1位0.03秒ニコラス。
 そして、「相手チームの1位を選ぶとしたら?」という質問に、
 横澤さんが選んだのは、スパイク松浦さん。
 この人選に田所さん絶賛!
 膝から崩れ落ちて大笑い。
 田所「素晴らしい!リアルだな~!!普段こう見せといて実はっていうね!!」←大笑いしながら言っている

・久松「もうわかりました。核心に迫る質問します。
 薬物に関係ありますか!!」←ダメ

・最後のコーナーはしりとりジェスチャー。
 この時点で、大差をつけられてしまっていた田畑藤本チーム。
 田所「1問正解するごとに10ポイントになります」
 関町「本来はそうだけど、さあ仁、それが何ポイントになっちゃうのっ?」
 田所「……え?」
 せっかくのフリが。

・田所「じゃあ、こうしましょう。1問正解するごとに、11ポイント!!」
 全員ズコーッ。
 田所「気持ちいい~^^」
 ウケたがりMC。

・結局1問正解するごとに20ポイントになり、ジェスチャースタート。
 たばふじチームは、ぽっちゃりさんが集まったチーム。
 縛っているわけではないのに、なぜか全部食べ物に関することでつなげていきました。

・そして少年感覚チームは…
 久松「お待たせしました。Needsと言えば、あのチームの登場です!」
 と言って登場したのは、モノマネチーム。
 さわほまれ選手、ロッチコカドさん、鳩山兄弟、おざわまじゅ、
 そして全身金ピカの衣装を着たざしきわらしサスケは、
 「昔のコロッケさんです」

・おざわまじゅの仕上がりを見た関町さん、
 関町「全然似てないよ!これ、ガリチュウ福島さんだろ!!」

・結局、モノマネチームは全員ふざけすぎたため、マイナス80ポイント。
 こうして、大逆転で田畑藤本チームの勝利。

・サスケ「ちょっと!マイナス80ポイントってどういうことですか!この衣装、1万4千円かかってるんですよ!!」
 久松「勝って(ギャラ2倍になって)も、元とれないだろ!!」

・笑いすぎてちょっと涙目の向坂さん、
 向坂「いやーモノマネチーム面白かった!きっと今日、都内で一番面白かったですよ!」
 ということで終了。


あー!笑いつかれた(笑)
実はこれでも相当カットしているので、本当はもっとわちゃわちゃカオスな状態が繰り広げられておりました。
狂乱の…まさに狂乱の2時間半でした(笑)

この中にいても、やはり目立つ人とか、キャラが立っている人、前に出てきやすい人っていうのは決まってきてしまっていて。
今回おそらく、一言も発していないひともいる。
さらに言うと、この舞台に出るまでだって、他の同期の中から選ばれているんですもんね。
すごくシビアな世界だなぁと思ってしまいました。
あと、最近思っていたのですが、よしもとってなんだかんだでやっぱり未だに年功序列的なところが大きいなと。
ちょっと不公平なんじゃないかと思うこともありましたが、見ててその理由がわかった気がします。
やっぱり芸歴って大きいんですね。
今回が13期がトップになって初めてのneedsだったそうなんですが、13期の安定感とか安心感って、群を抜いていました。
特に、田畑藤本と少年感覚はすごいな!
堂々としてて、ちゃんと後輩の見せ場も作れるし、ワードで刺せるし、そして先輩もいじれるし(笑)
少年感覚は、神保町でライスと一緒にやってたという安心感もあったかもしれない。
ともくんとしんぺいや、メメ、KBBYもそれぞれに見せどころがあって、なんか、13期いいなぁ。
あー、ほら、こうやってまた守備範囲が広がっていく(笑)
ちょっと前までは、「10期が限界です」なんて言っていた私が(笑)

そして、ライスさんのMC。
最初こそこの人数をさばけるのか?と不安になってしまいましたが、ところどころわやくちゃしていたものの、とてもいい雰囲気できていたと思います。
できるだけ多くの後輩をいじっていたし、ワードも光っていたし、自分たちもたのしそうだったし(笑)
関町さんは、久松さんから怒られるほどのボケたがり(笑)
でも、もちろんのことですが、出演者のみんなを邪魔しない程度にバランスをとっていました。
そして田所さんは、みんなの発言に膝から崩れ落ちたり、つっぷしたりしながら笑っていて、全体を通してこの人が一番笑っていたんじゃないかと思うくらいでした(笑)
淡々と捌き、淡々と進めるMCもいると思う。
それが悪いわけではありませんが、やはり愛があると感じられ、そして自分たちも楽しんでいるんだということが伝わってくるMCの方が、私は好きです。
もっと見ていきたいな。
そして、ネタやってる時と同じくらい、MCやってる時のライスが好きだと言える日が来たらいいな。

すっごく楽しかった。
ただ、すっごく疲れました……(笑)